2015/04/24

米株定量分析:Microsoft Corporation(NASDAQ:MSFT)

米株を始めて半年が経過しました。少しずつ馴染みの銘柄も増えてきましたので、時間を見つけて分析していこうと思います。今回はマイクロソフトを取り上げます。


企業概要


マイクロソフトはハイテク企業です。製品としてはWindowsが有名ですが現在はそれだけでは無く、サーバー・クラウド・ビジネス・ゲームの5事業部門から成っています。ダウ平均株価、S&P500のダブル採用銘柄です。

評価結果


安定配当および安定業績を好む投資家視線で評価すれば、マイクロソフトは良好な投資対象という印象です。

財務分析


■PL

売上は順調に成長しています。営業利益率は若干下がり気味ながらも非常に高く、過去4年間30%程度となっています。これらから利益は横ばいながら高いレベルが続いています。
増配余力は問題ありません。今後も順調に配当は成長すると思います。


■BS

緩やかに負債比率が上がっていますが、同セクター他社と比較しても特段高くもなく問題ないレベルでしょう。


■CF

極めて健全な状態です。投資家から見て最も理想的なポジションを維持しています

株価と関連指標



直近4年の PER 履歴 10.19倍 → 14.74倍 → 12.34倍 → 17.05倍


直近5年の株価動向については、上昇率は同セクターで比較するとではAppleには遠く及びませんがIBMには勝っています。
ダウに負けていますが、景気サイクル的にはこれからがハイテクの時期なので今後に期待したいですね。

<参考:景気サイクルと注目セクター>

総評


マイクロソフト株は著名投資家ビル・ミラーのポートフォリオ構成比率で第2位となっています(第1位はCITIグループ)。ビル・ミラーはウォーレン・バフェットやピーター・リンチと並ぶ三大投資家のひとりで、S&P500を15年連続で上回った実績を持ち、IT株にも投資する新世代バリュー投資家です。

マイクロソフトと聞くと旬が過ぎた印象を持っていましたが、意外と侮れないな、と思いました。
Apple、Google、Oracle、IBMといった有名企業と比較しても全く遜色ないでしょう。
Googleよりは成長率は劣りますが営業利益率は勝りますし、あのAppleと比較しても総合的に見れば同等レベルという印象すら持ちます(規模は別として)。IBMよりは現時点では総合的に優良だと思います。

ただ、現在の株価は割高かもしれません。過去数年の平均PERと比べると若干高いので、いつ買うか?今でしょ!という訳にはいきません。
しかし「高い株ほどよく上がる」とはQ先生もよく仰っていましたし、今ノーポジならとりあえず半分だけ買っておいて相場が暴落したらガッツリ買う、というスタンスがいいんじゃないでしょうか。

総合すると、マイクロソフトは十分に主力銘柄候補の1つとなりうる株であり、投資対象としては良好のど真ん中、という評価です。

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