2018/04/25

太陽光事業に興味5-ローン利用時の注意点2つ

前回は少し寄り道して本案件の実際の利回りが表面利回りから大きく減少するメカニズムについて考えた。

今回は本来の評価に戻り、太陽光は不動産に似て融資を引けるのでレバレッジも効くため、この利用法を考えてみたい。

その前に、自分はここで述べた通り現金を投入する気はないが、諸般の事情で現金を入れざるをえないケースに備え、どこまでなら入れていいのか確認しておく。

まず、期待利回りが5.87%なので資本コストをこれ未満するのは絶対だ。
現在は仮に金利が高い信販で借りても2.6%程度なので、フルローンだと資本コストは2.6%となる。
スプレッドは3.27%のプラスでこの投資は合理的だ。このケースが最も資本効率が良い。

次に最悪ケースを考える。現金の資本コストを7%と仮定して計算したところ、総額の1/4を借り入れたところで資本コスト=期待利回りになった。
すなわち1/4以上は借りないと現金が腐ることになる。

一応計算したが、まあよほどの理由が無い限りフルローン一択なので以降はフルローンのケースのみ考える。
 
※余談だがアプラスでローン組むとローン額の200円につきTポイントが1ポイント付くらしい。2000万借りたら10万ポイントだ。これは地味に嬉しい。


ではフルローンの場合、毎月の支払額はいかほどになるだろうか。

ローンシミュレータを使って返済期間20年と15年の元利均等支払ケースで試算してみたところ、20年で毎月11万、15年で13.9万の支払となった。

売電額が年平均210万円ほどなので月平均17.4万円。すると返済比率は20年ローンで63%、15年ローンで79%になり、太陽光事業者のローン返済比率は6~7割という話と合致するので、これも現実的な数字と思われる。

冬場には月のCFが一時的にマイナスになるだろうが、注意して経営していけばまあ大丈夫ではないか。



今回はここまでにして、次回はいよいよ全ての諸費用込で毎年どのくらいのFCFが出るのか、返済期間20年と15年のケースで試算してみる。
(関連記事を読むには下の「ラベル:」の「太陽光発電事業」をクリックしてください)


<参考>http://solar-zeirishi.com/?p=651
<参考>http://www.smbc.co.jp/kojin/jutaku_loan/ganri_sim.html

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