2018/04/27

太陽光事業に興味7-想定外のCFのブレ要因を洗い出す

ここまではあえて業者から提供された数字を前提にしてきた。それは評価の途中で私見を混ぜるとニュートラルポイントが見えづらくなるからだ。
しかし冒頭でも少し述べたが、業者の数字自体に突っ込みどころもあると思う。

そこで今回はその点も考慮に入れ、より自分向けの実践的なシミュレーションをしてみたいと思う。

まずここまで使った数字に対し自分的にCFがブレそうと思うプラス・マイナス両面を挙げてみたい。

プラス面
  • 売電収入の上振れ
  • 消費税の還付
  • 経費による節税

マイナス面
  • パワコン交換
  • 法人運営費
  • 20年後撤収費

【売電収入】
プラス面の売電収入は、シミュレーションよりCFが増えるかもしれない。これは業者が投資家からのクレーム対策として少しマージンを見ていることがあるからだ。
ただし、予想のど真ん中で提案してくる業者もいるので、あまり期待しすぎるのは禁物だ。ここは自分でも計算できるように勉強するべきだ。
言うまでもないが現地で陰になる木や建物がないか確認するのは必須だろう。

【消費税】
申告すれば発電所を買うときに払った消費税が還付される場合がある。例えば2000万の物件なら160万の消費税を払うが、まあ少なくとも100万は手元に返ってくる。

また発電事業は電気を電力会社に売っているので、電力会社からは消費税込みで売上があがる。この税分はまるまる懐に入れることも可能。現在消費税は8%なのでこれが10%になれば寝ててもCFが増えることになる。

【節税】
法人にした場合、償却資産税の減免や所得の控除など様々な手法がありそうだ。


次にマイナス面。

【パワコン】
安全のため150万くらいは見ておけば足は出ないだろう。
それより悩ましいのがパネルよりパワコンの方が先にダメになる点。

例えば15年目にパワコンが逝った場合、更新には再度15年間この事業を続けるか?という判断が必要だろう。年齢などから事業主は難しい判断を迫られそうだ。

【法人運営費】
税金や税理士費用など、MAX年30万くらいは見といた方がよさそうだ。個人なら税理士費用で10万くらいか。

【撤収費】
事業をやめる場合はもとより、やめなくてもパネルの更新時には廃棄費用として必要になるだろう。費用は工事費込みで一基物件価格の10%程度とのこと。



プラスマイナス入り乱れているが、自分のイメージとしてはプラス面が300万+α、マイナス面が900万+αと予想する。
実際投資した場合は、このマイナス面を企業努力で下げていくことになる。

また当物件では保険・遠隔監視・除草等がフルサポートで含まれており、これが20年で400万もあるので、これは半分くらいまでなら圧縮できそうだ。
金利も借り換えで低減していけるだろう。

ここまで考えると後はやってみないと分からないが、努力次第で想定外のCFブレはトータルでプラマイゼロくらいまでは持っていけるのでは?という印象だ。

ということで結局、企業努力するという前提で、この業者の数字まんまで見ておけば、なんとかなりそうだ。

以上で自分的には全ての材料は検討した。
この結果をもって、次回はいよいよ投資判断してみたい。

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