2021/07/04

フルポジでリスク回避は一理ある

株式投資に暴落は付き物ですが、暴落中には如何にして投げずに耐えられるか、が非常に大事です。

机上の空論的には「一旦売って株が下がってから買いなおせばいいじゃない、そして暴落後の金融相場初期ターンで大きく戻るところだけ頂きたい」となりますが大抵は上手くいきません。

これは凄く大事なことで、確かに暴落後の金融相場初期ターンは大きく育ちますが、問題はそこよりその前のいかにホールドするかの方が大事なのです。

なぜなら投げなければ自動的に金融相場初期ターンをとれますが、いったん投げてしまうと損失確定で終わりになる可能性が非常に高いからです。

大事なところなのでまだいいますけど、暴落中は多くの人が下がりきってから買おうなどと考えますが、底値で買い直すことはまず無理です。ただ単に損失確定だけして、せっかくの底値からの稲妻のような戻しは取れずに終わります。

さらに下がるの分かってるんだからドテンしてショートで取ればいいじゃん?とか言ってると、もれなく往復ビンタくらって死にます。

難易度順に並べると以下のような感じです(右にいくほど高難度)。

恐怖で損切り<<<<<<暴落に耐えながらホールド<<底値付近で一括投資

今回のコロナショックで僕は綺麗に底値一括が決まりましたけど、次回も上手く行くとは限りません。そもそも上手く行ったと言っても、僕の場合その前のグレート機会損失分を取り返したにすぎないです。5年前に相場から出ずに持ちっぱなしにしていれば、暴落をまともにくらっていても同じくらいでした。

<参考:僕のここ15年の投資履歴>



だから大事なのはこれと決めた銘柄をいかに鬼ホールドできるかにかかっているわけです。

その為にはどうやって何があってもホールドできる銘柄を見つけるか、と言う事になりますが、それこそが普段の株の勉強の賜物です。

僕は株の勉強の意味は何があってもホールドできる自信を自分につけるためだけ、いわば握力をつける為だけの物とさえ思ってます。イナゴがダメなのはこの暴落中の恐怖に耐えられないからです。とすると僕の場合の銘柄は必然的にETFかそれと同等物になります。

とにかく株のその1は、ホールド!ホールド!ホールド!鬼ホールド!!その2はホールド出来る銘柄は何かを探す!これに尽きる

ある調査では投資成績で1番優秀だったのは死者、次が投資を忘れてた者、と出てました。ツイッターでもよく現金はゴミ、と言われてますけど、それの真の意味は株のリスクで最も大きいのは機会損失のリスクという意味なのです。



0 件のコメント:

コメントを投稿

注: コメントを投稿できるのは、このブログのメンバーだけです。