2023/12/09

数万字の文章を完成させる方法

今般、書籍を出版するという貴重な経験が出来たので、私の場合の文の書き方をシェアしたいと思います。

これが正しいという訳ではないですが、ひとまずこれで数万字の文章を完成させることは出来たので、長い文を書く際には参考になるかと思います。

それではいってみましょう。

思いついたらすぐメモ

散歩中でも食事中でも、なにかフワッと思いついたらすぐにスマホにメモします。iPhoneで音声メモを取るのも良いでしょう。

目次から書く

メモを参考に書きたい内容をテーマごとに箇条書きで書いていきます。これは他人が見ても意味不明の短文の羅列になると思いますが、書く人にとってはそれがトリガーになって内容を思い出せるようなレベルの物になります。

詳細を書く

テーマごとにPCの前に座ってガッツリ書く時は午前中に書くようにします。夜に書いたものなぜか大抵は自己ボツになります(笑) なんででしょうね。

書く時は調子の良い時に、記憶だけに基づいて裏を取らずに一気に書きます。ここでいちいち調べていると書きたいことがすっかり頭から飛んでしまいます。この一番集中してる時に嫁さんに邪魔されるのは正直つらい。。。

打ち込むのが面倒なときはiPhoneのメモで音声入力を利用します。あっという間に大量の文字が生産されますが結構変換ミスなどが入るので、一区切りついたら忘れないうちに修正しておきます。
後から直そうとすると喋った本人が見ても何を言っているのか分かりません(笑) プログラミングの世界で言われる「1ヶ月前に自分が書いたコードは既に他人のコード」という格言(?)と同じです。

書いてから2、3日はふとしたはずみに追記修正点などを思いつく事が多いのですぐ公開せずに少し放置熟成しましょう。

校正する

裏を取る必要がある部分については、ここでググるなりして調査していきます。根拠になる証拠は専用のフォルダにまとめて保存しておきましょう。たまにこの段階で自分の思い込みだったことが発覚し、テーマごとボツになることもあります(涙)

Wordを利用すると単純な誤字や打ち間違いは赤線が付くので機械的に直していきます。

テーマごとに移動や入れ替えも行い構成を直します。

表記の揺れを発見したときは置換機能で単語ごとに作業を完了させます。途中で作業を止めるとそのまま発見されにくくなり危険です。

(ブログ等ではここまでしなくても良いかと思いますが)ミスは全部音読すると見つけやすくなります。

削る

無駄や冗長な部分を見つけ次第、徹底的に削ります。

必然性のない過激な表現は丸めます。


以上、それほど長くないブログ記事を書くのにも同じように使えるかと思います。

実際、簡略的にですがこの記事も同じように書いています。見出し部分が最初のメモで、その中の詳細を肉付けしていっています。