FIREを達成した管理人による思考の備忘録。著書『投資で「3億円FIRE」したぼくがすすめるたった2つのこと』
2014/12/24
会員制リゾートホテルに興味
ついこの間、東京ベイコートクラブという会員制リゾートホテルを知りました。
会員権を持ってる人から聞いて初めて知ったのですが、会員の紹介があればゲストとして利用できるそうです。会員のみじゃないんですね。
気になる費用はリンク先のGUEST価格になるのですが、ミドルランクのラグジュアリースイートでサービス料込の総額4万円もあれば泊まれそうです。
お台場の他のホテルではホテル日航東京の60㎡位のスイートが確か一泊20万程度でしたので、90㎡だと普通に泊まれば一泊30万はするでしょう。それが4万ですから、これは安いんじゃないでしょうか。
まあ会員制リゾートホテルは最初に会員権を買って、さらに年会費を数十万も払うので当たり前っちゃ当たり前なんですけどね。
ちなみに会員制リゾートホテルと言えば、以前にヒルトンのセールスを受けたことがありました。いつの間にか個室に監禁されるという流れで、宗教の勧誘みたいで怖かったです(笑)あんな怖い目にあったのは横浜でエウリアンと対峙した時以来です。
内容は確か700万くらいの会員権を買うと世界のヒルトンに年12泊くらいできるという感じだったと記憶しています。
でも単にヒルトンのランチ無料券(1万円相当)が貰えるということで、乞食のように話を聞きに行っただけでしたので、購入はしませんでした。
その時は興味無しでしたが今回は少し気になったので、ベイコートの会員権の取引相場を調べてみたところ、最高ランクのロイヤルスイートの12泊タイプが900万くらいで売りに出ていました。売出し価格の4割強といったとこですね。
その他に仲介業者に払う手数料と名義書き換え手数料で多分100万くらいかかると思いますので、総額だと1000万くらいでしょうか。
会員になると東京ベイコート以外にも全国にあるエクシブという会員制リゾートホテルも利用できるので、まあ頑張れば元は取れるかもしれません。
一泊20万として、12泊で年240万。残存期間10年で2400万円分の宿泊権に対し、追い銭が一泊3万x12泊x10年で360万プラス年会費が10年で200万~300万の合計700万程度。差引き1700万くらいの価値は有りでしょうか?
相当旅行が好きならなんとか・・・という感じです。
しかしゲストなら(GUEST価格はMEMBER価格の1.5倍とはいえ)固定費が一切なしで単発で利用できるのですから、結局ゲストが最強でしょう。持つべきものは友達です!
2014/12/17
幸福感を得て過ごす秘訣とは
私は次の二つの事から「40歳までは上を見て、それより後は下を見て過ごす」のがいいと思っています。
その根拠の一つ目は、以前30億円稼いだ方の話を聞いた時のことです。
「10億円手に入れたら、どう思うと思う?」とその人は切り出し、続けて言いました「100億欲しくなるんだよ」と。
ああ、なるほど。常に上を見て生きなきゃ30億なんて稼げないんだな、と私は思いました。これは一つ真理だと思います。
でも、これではいつになっても満足感は得られません。結局死ぬまで不幸感・不足感でいっぱいじゃないでしょうか。
二つ目は、ある本で読んだ話です。52年間ほぼ全盲だった人が最新の手術で視力が40倍になり普通の生活には困らないほどに回復したそうです。その人が言うには、皿洗いの時に虹色に光る泡を見たり、ふわふわの泡を手で掬ったりして遊ぶのにいつも心がウキウキするそうです。
そう考えると自分などは両目も見えるし両手両足もあるし髪もまだあるし、すごい財産持ちだな、とも思うわけです。
手に入らないことを嘆くのではなく、持っているものを評価する方がずっと人は幸福に感じるそうです。これも一つの真理だと思います。
しかしながら、若い時から上昇志向を全くもたず、ただ今あるものに満足して超草食系で生きていたら、何も成さず、結局死ぬまで貧乏で底辺を這いずり回る人生じゃないでしょうか。
結局私が思うには、どちらかだけでは駄目で、ある年齢になったら考え方を180度変える必要があるということです。人生の前半では上昇志向を持ち、その後は今までの自分をかなぐり捨てるという生き方です。
でも、人は歳を取ればとるほど頭が固くなり、途中で自分の考えを変えることができません。それは今までの人生を自分で全否定することなるからです。
その結果、世の中のほとんどの人は不幸な金持ちか、陽気だがしょぼい人生に終わる貧乏人のどちらかに見えます。
要は幸福に生きたいなら自分の半生を「損切り」する勇気が必要だということです。
いやあ、株には人生の全てが詰まってますね。
ラベル:
FIRE・セミリタイア,
想
2014/12/10
預金額1千万以上でも全額保護
銀行に万一の時があった場合、普通預金は1千万までしか保護されません。それ以上は社債のように資産状況に応じて配当されますが、まず返ってはこないでしょう。
これは銀行ごとに名寄せされて処理され、例えば三井住友銀行の東京支店と大阪支店で各1千万ずつ預金してても、両支店合わせて1千万(とその利息)までしか保護されません。
しかし実は、銀行には預金保険制度で全額保護される種類の口座もあります。
①無利息
②要求払い
③決済サービスが可能
の3要件を備えた当座預金や決済用普通預金口座などです。私は今日ハタと思いつき、試しに銀行に行って「今の口座を決済用普通預金口座にしたいんですけど」と言ったら、やってもらえました。
私は資産はほとんど外貨預金で持っているので、全く意味はないんですけどね(外貨預金はそもそも保護対象外)
資金が3、4千万程度とかある人でしたら都市銀行のいくつかに口座を開いて1千万ずつ分散して預けてもいいですが、1億とかになってきたらさすがに面倒なので、1つ位はそういう口座を作っておくのもいいかもしれません。
なお、この口座のデメリットとしては要件①の「無利息」というのがありますが、どうせきょうび普通預金なんて1千万預けても1600円しか利息なんてつかないし、保険料だと思っておけばよいでしょう。
それにもし将来に日本で普通預金の金利が5%とかになる時が来るとすれば、それは恐らく日本の経済的敗戦と言っていいような事態のはずですから、まさにこの口座の価値が発揮される時でしょうしね。
その他で、随時出し入れ可能口座で全額保護にする方法として、FX会社の証拠金などにしておくという手もあります。
でもFX会社がちゃんとしてなかったら全く意味がありませんので、大銀行のほうが安心でしょう。
ハッキリ言って銀行の破綻リスクより、FX会社のコンプライアンスリスクのほうが私なら怖いです。
さらに心配性な方で
「いやいやそれでも心配だ!日本は過去に預金封鎖をして最大90%の預金税をとったじゃないか!」
という方は、シンガポールか香港かスイスに行くという手もあります。(2023.6追記:いまならアメリカの方がいいかな・・・)
もっとも昨今は国際的に租税条約が進んでおり、結局無駄な努力になると思いますけどね。