2017/06/18

インデックス投資がもっと流行ってほしい理由

私は株式投資で下の二つは正しいと思っています。
  • インデックス投資
  • 人は株が上がると買いたくなり、下がると怖くなって売る
ひとつひとつは割と納得いく話だと思うのですが、この二つともが正しいとすると、実際に起こる事はこの二つの相乗効果になります。

それは優良株のボラティリティの上昇じゃないでしょうか。

というのも、今や機関も個人も取引量の半分くらいがインデックス絡みの売買と聞いていますが、そうすると相場過熱時は実力以上に優良株が買い上げられ、悲観になるとその逆になりやしないでしょうか。まさにニフティフィフティの再来。

そう考えると個別株投資家にとっては優良株が捨て値で買えるチャンスが増えますので、インデックス投資はもっと流行ってもらいたいものですね。

本当にこうなるかという点ですが、例えばインデックス投資ブログでは超大御所の梅屋敷商店街のランダムウォーカーさんという老舗ブログがありまして、私も一時期フォローしていました。そのブログで一度、ためになった記事がありました。

それはリーマンショック時の話で、それまで管理人と一緒になって「インデックス投資は最も賢い投資ですよね!」「私もほったらかし長期積立投資していきます!」と言っていた読者たち。

それが株が下がったとたん豹変し、うろ覚えですいませんが「詐欺師!」「死ね!」みたいな罵倒がワンサカ来たそうです。中には名前は違うのに同じIPアドレスだった人もいたそうです。
そして当時多くのインデックスブログが閉鎖または更新停止となりました。

リーマンショック以前の投資家がアホで、それ以降の投資家が急に賢くなるなんてことは万に一つもないので、単なるリセッションでさえ、また同じことが起こるだろうと私は見ています。

インデックスに限らずFXや外国株においても似たり寄ったりだと思うので、私はあまりコダワリは持たないようにしています。

私はBRKに負けたらBRKを買うし、インデックスに負けたらインデックス買うし、日本の労働規制が撤廃されたら日本株に戻るかもしれないし、要はお金がラクに効率よく儲かりそうな所にいたいと思っています。

日本に生まれただけで全人類中でかなりのイージーモードなのに、さらにベリーイージーモードがいいなんて、我ながらとんでもない奴だとは思いますけどね。


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