自分は将来タワマンには住まないことにしました!
理由はいろいろありますが、まず心理的なもので中高層階は災害時に怖いし、中低層階は自分の頭上に100mもコンクリートの塊があると思うと気分が悪いからです。
1年も住んでそこ?って感じですが、そうです、そこですw
次に経済的な理由ですが、タワマン以外でもタワマン同等の便利さを持つマンションがもっと安くであるからです。
結局、私がタワマンで便利と思ったベスト3は
3位「駐車場」
2位「駅直結」
1位「ゴミ捨て」
でした。
「駐車場」は、冷暖房の効いた所で呼び出して屋根のある場所で乗降できるのが便利なのですがタワマンでなくてもそういう物件はあります。
「駅直結」は濡れずにさまざまな商業施設に行けるのが重宝するのですが、実際行くのはスーパーとセブンがほとんどでした。
とすると、スーパー隣接マンションや、1Fにコンビニがあるマンションなどでも同様のメリットがあります。
それにコンビニは大抵のコンシェルジュよりもハイグレードなサービス施設です。
「ゴミ捨て」はタワマンでは各階の冷暖房効いた内廊下内で出来るので、雪の日も雨の日も暑い日も、楽勝で15秒ぐらいで捨てに行けます。
これ特に魚を焼いた日とか、すぐにゴミとバイバイしたいときに最高でした。
でもこれも玄関の前に放置しておけば管理人が持って行ってくれるサービスのついたマンションもありますし、なにもタワマンにこだわる必要もない。
良いタワマンは以上の条件を備えてはいるのですが、逆に言えば駅から少々離れた低層マンションでも条件に合うものを探して安く買えばいいのです。
眺望についてはよくメリットに挙げられるのですが、私はそれに何千万も払うなら、ヒルトンやベイコートクラブのような大衆的なリゾート会員権を買うか、いろいろな高層ホテルのクラブフロアに出かけた方がコスパが高いと思います。
あと、タワマンならではのデメリットもキツイです。
その筆頭が修繕工事でしょう。不動産は基本的に一点ものですが、タワマンはそれに輪をかけて一棟ごとに「作品」とも言うべきもので、テンプレの修繕工事はありません。こんなの30年後どうなるんでしょうか。
さらに住民の属性の幅が広すぎて、これじゃあ意見の収拾がつかないでしょう。中国人、投資家、老人、怪しい中年など、一般のマンション以上に揉めそうです。
管理費一つとっても、高額でも手厚いサービスにより資産価値を維持したい高層階住民と、コスト優先の低層階住民でのバトルがあったと、以前内覧したハイグレード物件の管理人から聞きました。
戸数も多いからなおさらです。これはもう関連法規の拡充を願うばかりです。
そして、住んで感じた意外なデメリットとしては「快適すぎる」という点。
もはや価値観の根本的なdisりになるのですが、こんな暑くも寒くもなく雨でも傘もいらないところで暮らしていると、人間まずボケます。
私なんか1年住んでただけで、「俺本当に生きてんの?」という気がしてきました。これはヤバい。絶対ヤバい。人間、冬は寒くて夏は暑いのが当たり前なんです。
なお、よく「タワマンはエレベーターが来ない」という話を聞きますが、私の住んでいる物件ではそんなことは全くありません。大抵は10秒くらい、長くても30秒以内には来るので、イライラしたことは一度もありません。
そんなこんなで、まあまあ面白い1年でしたがタワマンはもう満腹なので、最近3~4千万くらいのテキトーな普通の低層マンションを買いまして、竣工する再来年に引っ越す予定です。
ということで、タワマンの住み心地をレポートするこのシリーズは終了です。
0 件のコメント:
コメントを投稿
注: コメントを投稿できるのは、このブログのメンバーだけです。