FIREを達成した管理人による思考の備忘録。著書『投資で「3億円FIRE」したぼくがすすめるたった2つのこと』
2017/11/13
投資は危険物
投資はある意味、危険物です。クルマのようなものだと思います。
クルマはうまく使えば早く目的地に着きますが、予備知識なしに運転すれば事故ります。
そのためクルマの運転には免許が必要ですが、自己資金の運用には必要ありません。
それで予備知識なしで投資して致命的なダメージを被るチャレンジャーが続出するので、身近でそういうのを見た人は「投資=危険」という固い信念が出来上がります。
結果的に世の中はクルマという便利なモノがあるのに、頑として自分では運転しない人だらけのような事になるわけです。
でも、それだけならタクシーやバスを利用すれば文明によるベネフィットにはあやかれます。
しかし日本においては投資におけるタクシーやバスにあたる「投資信託」は、ユーザーが受け取るベネフィットとほぼ同等の手数料を要求してくるので、ユーザー側にあまりメリットが無いのです。
そのため一旦は投資に興味を持った人でも大体この辺までの経験すると「やっぱり投資はやめよう」となってしまうのではないでしょうか。
インデックス投資家はそこを乗り越えて、手数料<ベネフィットとなるバスを見つけた人でしょうか。
個別株投資家はもっとマニアックで、改造車を作って自分でレースに出て喜んでいるようなクルマオタクですかね。
文明の利器を頑なに拒んで歩くもよし、ぶらりバスの旅を楽しんでもよし、改造車で事故ってもよし、です。
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