2007/12/28

元本保証という幻想

日本人は、特に高齢者の方は、金融商品への投資の際「元本保障」に強いこだわりがあって、ちょっとでも「この商品は元本を保証するものではありません」という記述でもあろうものなら即座に「ダメ!」という具合に拒絶反応を起こすそうです(ホントかどうかは未確認)。

さらには、説明書にちゃんと「元本を保証しない」と書いてある商品を自分で買っておいて、いざ元本割れすると「担当者が言わなかった!」とクレームをつける人までいるし、挙句の果てに国がそのクレームの肩を持つありさまです。
そういう人はきっと戦場に行って後ろから撃たれたら「後ろから撃つなんて卑怯だ!今のは無しだ!」と思いながら死んでいくのでしょうか。

ところで、そもそも「元本保障」を謳っている金融商品で本当に「元本保障」だったものに私は出会ったことはありません。

例えば「元本保障」の代表である銀行の定期預金。
銀行の言う「元本保証」とは「額面」の保障であって「価値」の保障ではありません。

物価は定期預金とは無関係に上がり(=インフレ)ますから、同じ額面のお金で交換できるモノが減ります。こうなるとお金の「価値」が元本割れしているので実質的には全然「元本保障」じゃないわけです。

その上、円相場というのもあります。あれはまさに円の価値が刻一刻と変化している証拠でもあります。
つまり「元本保障」を重視して全額円預金している人は「円」の一点買い投資をしている状態です。
私はそんなことは怖くて出来ません。

つまり資本主義社会に生きる以上、誰にとっても投資と無関係ではいられません。
それに気付いてしまったので、仕方なしに私は投資の勉強をしている次第です。。。


2007/12/25

小康月間

大納会まではまだ少しあるけど、年末は東京に帰るので集計。






今月は資産もっこり復活。



内訳は残してた中国株がまたまた上昇し始めたのと、腐れ米ドルの小戻しによるHKDの評価額増大で約100万。ドル円115円になったら、今度こそHKD全額円転してやるー( ゚Д゚)・:、ゴルァ



残りは冬ボー+年末調整のリーマンパワーが炸裂!!
12月だけは1年で唯一リーマンでよかった*:.。..。.:*・゜(n‘∀‘)η゚・*:.。. .。.:*と思える月。



というわけで、年間通しての投資収益は2,476,931円でした。



微妙に計画未達。残念。


今年はいろいろなショックがあったし、本当に難しい年でした。あと近年感じるのがボラティリティが昔より高くなっている点。



昔と比べ、インターネットで情報が末端まで届くのが早くなったからでしょうか。
投資方法についても軸はぶらさないが、枝に関しては時代に合わて少しずつ変化させなくてはいけませんね。




さて先日、注文しといたQ先生の実務手帳が届きました。



Q



買った理由の半分は、Q先生の私財持ち出しで毎日面白いブログを読ませてもらってることに対するカンパ的な理由だけど、もう半分はこのページが見たかったのが理由・・・


Qumai


「Q先生のすすめるうまい店」



なんせ80年も美味しいものにこだわり続けてきたQ先生がすすめる店だから、本当に美味いと思われる・・・。
死ぬまでにこのリストの店は全制覇したい!



しかし!



寿司や蕎麦はいいとして、フランス料理やイタリアンなんかは相方いないと行きづらいよ・・・(´-ω-`)
とは言っても、Q先生が行くような店だから予算2,3万は下らないに違いない。



この価格になると奢りは厳しいし、同じ趣味の相方見つけないと。


それとも阿部寛ばりに単身行くか!と、ちらっと思うもヘタレな自分にそんな勇気なし。



やっぱ機会ある毎に地道に制覇していこう。人生は長いですから(´ー`)



2007/12/24

少数検索

このアメブロでは、このブログにたどり着いた検索ワードが見られるのですが、それによると最近「FX 悲惨」というキーワードでよく検索されているらしい。

あんまりしょっちゅう見かけるので試しにググってみると・・・

103,000 件中 3位・・・・。

この記事「FXの悲惨な想い出」 が大人気。

大損も捨てたモンじゃないなえへへ…


2007/12/19

商品投資と株式投資

最近ロバート・キヨサキのエッセーをヤフーで発見して読んでます!→ココ
ロバート・キヨサキの本は「金持ち父さん」しか読んでないけど、こっちのエッセーの方が面白い(゚∀゚)!

彼の投資思考は一流で合理的。しかもすごい説得力。思わず引き込まれてしまいます。
エッセー読んでたら、彼は最近2~3年、商品、特に銀・原油に注目していたらしい。いうまでもなく、最近商品は暴騰しました。さすがです。

一方、彼は株や債券はお嫌いらしい。私、好きなんですがガクリ
まぁ人よって投資対象の好みはありますからね・・・汗

ところで、商品投資と株式投資、チャートも同じ形式だし似ているかと思いきや、この2つは本質的にはまったく別の投資です。

まず、商品には妥当な価格というのは無いです。
普通に生活している時のコップ1杯の水の価値と、砂漠で死にそうになっている時のコップ1杯の水の価値がまるで違うのを考えれば明白。

しかし株は本質的には、今のお金を出して将来のお金を買うという、いわば出すのも「お金」、買うのも「お金」ですから、妥当な価格の「範囲」はあります。

そして最も大きな違いは、商品投資・不動産投資はモノへの投資であるのに対し、株式投資はヒトへの投資です。

ヒトへの投資とモノへの投資の違いは「モノは考えないが、ヒトは考える」点です。

だから、例えば輸出企業で為替が円高になったり、原材料が上がると短期的には株はそれに応じて上げ下げしますが、そんな危機が訪れると、ヒトは考えます。
そして長期的には優秀な企業はそれを乗り越えていきます。

例えばここ30年で為替は1ドル350円から1ドル100円になりました。ですがトヨタの企業価値&株価は下がったでしょうか?逆に激しく上がっています。つまり、そういうことです。

私は株のそんな所が好きなので、このご時勢だと言うのに、いまだ株やってるわけです・・・。

でも、ロバート・キヨサキみたいに要領のいい人は、きっとまた株がいい時期になったらしっかり株に来るんだろうな。
先見の明とはそういうところを言うのでしょう。

その辺、ホント自分は不器用だと思います(´・ω・`)

それでもやっぱモノよりヒトへ投資したいと思います。
「金を残すは下、事業を残すは中、人を残すは上」といいますし。
��↑ちょっとこの記事と意味違うか!?)

P.S.
しかし、ロバート・キヨサキの写真初めてみたけど、こんなプロテインのCMに出てきそうなおっさんだったとは知らんかった(笑)。


2007/12/16

セミナー終了

12/15に大阪セミナーを行いました。

来ていただいた皆様ありがとうございました!!

セミナーでも少しお話しましたが、株は人と違うことをしないと成功しないとよくいわれます。

今みたいに相場が良くないときに、勉強しようとする意思のある皆さんは、かなり投資で成功するセンスをお持ちだと思います。

次の大相場の時にしっかり実がなるように、今はじっくりと知識を蓄えましょう。(←自分も含めて)



2007/12/08

週末の徒然



【PTS】
最近、PTSで夜でも昼と同じように株取引できるようになりました。
マネックスナイターと違って値動きがあって面白いので電車の待ち時間とかにちょっとのぞいたりするのですが、当たり前だけどメジャー参加者がいないので板が薄い。
そのため東証の後場終了後に円高とかになってたりすると、大型株なのに結構値が飛んだりします。
つまりボラティリティが高い。
これを見て思った・・・これって裁定余地あるんじゃ!?

というわけで、何かいい方法があるような気がするんだけど・・・何か無いかなんか無いか・・と考えるもいまだ思いつかず。
同じこと考えてる人いないかなぁ。

【Google先生】
このブログは冒頭にも書いてある通り、私が目にした情報の中から琴線に触れたことを、自分の理解のために自分なりの言葉でまとめて書いています。
ところで、このアメブロではどんな検索ワードでこのブログにたどり着いたのか見れるのですが、試しにそのキーワードで検索してみると、ありえない上位に表示されることがあって驚愕( ゚Д゚)。

ひどいときなんか、元ネタのページよりも上位になってたりして(/・ω・\) ハズカシイというか申し訳ないというか。。。

【韓国が来るかも!】
といううわさを聞きつけて研究開始しました!
が!中国の比ではないくらい情報が少ないっすよ!
ただ、韓国総合株価指数の予想PERは2007/12/7現在14.70倍。
まだ初動っぽい。

とりあえずPOSCOと現代重工業は監視しとく?
どっかに日米中韓の企業ごちゃ混ぜにウォッチリスト登録できるサービスないかなぁ・・・。
と思ったらiGoogleでそれっぽいことができるみたい!





ということで、セミナー資料作ろっとφ(・_・")。。


2007/11/29

DCFって使えねぇよな!


企業価値算出においてエンタープライズDCF(以下DCF)は標準的な手法です。

そう世間で認められている一方で、「DCFはまったく使えない机上の空論」という意見もよく耳にします。
そしてそう言われる理由もまったくもって筋が通っていたりします。

その意見の根拠をかいつまんで書くとこうです。

DCFを勉強していくとすぐに大きな問題に気付きます。それはDCFでは企業価値=非事業用価値+事業価値としていますが、これを実際に計算していくと、大抵の企業は企業価値の6~9割位は事業価値に依存していることが分ります。

その事業価値はどう求めるかと言うと、将来フリーキャッシュフロー(以下将来CF)とそれを現在価値に割り引く際の割引率により決定します。将来CFとはまさに将来のその企業の業績そのものですから、正確な数字など誰にもわかりません。社長だって分るはずが無いものを外から見ているだけの私達が分るはずもありません。

また、割引率にしたって、数万人の株主のそれぞれが、その企業にどれだけのリターンを求めているかなど、正確に知ることなど到底不可能。そこで便宜上、ざっくりと求める手法があるわけですが、あくまでざっくりです。

ところが問題なのがこれをほんの1%変えるだけで、結果となる企業価値は激しく上下するのです。つまり、結果に強烈なインパクトを持つパラメータを正確に求めることができないのです・・・。

結果、それを使って出した理論株価はごくイイカゲンな値となり、こんなのまったく信用出来ねぇ~・・・ということになり「DCFで出した理論株価なんて絵に描いた餅」と言われるわけです。

この見事なDCFの完全否定意見、まったく突っ込みどころはありません。
が、ちょっとまった!

僕はそれには半分同意しますが、もう半分は同意しません。

なぜならDCF自体は理論的にはどう考えても正しい

��CFを使えなくしているのは、主に将来の不確定要素です。その証拠に将来CFの確定している債券などは、毎日キッチリ理論どおりの価格になっています(ていうか、債券価格で金利が決まる)。

とすると、もし将来CFがわりと予想範囲に収まりそうな安定企業の場合はかなり使える方法ではあると言えます。

具体的には電力会社等のキャッシュフローが安定してるインフラ系だとか、10年以上、業績予想をキチンと守ってきたような信用のある会社の場合は、その予想業績を使用してDCFを使うのはかなり有効のはず。実際、このような会社をバリュエーションすると、通常時は理論株価からほぼ20%程度の範囲に株価は位置しています。これは確かにDCFの理論が正しいことを証明していると思います。

そんな会社が市場全体の暴落などで、万一その範囲外に至ってまで安くなっていた場面では、DCFを知ってればかなり安心して買えます。

また、一般的にはDCFが使えない成長企業の場合は、こんな利用方法はどうでしょうか。

企業の一般的な成長過程は創業ステージ→成長ステージ→安定ステージですが、自分が目をつけた成長企業が今後どの程度の利益で安定化するか?を予想します。これは個人の単なる予想ですから、思い込みでかまわないと思います。いわゆる「アート」の領域です。

そして、その企業がその利益水準で安定ステージに入った場合、いくらの株価が妥当なのかを計算します。これは「技術・理論」です。

もし、今市場で付けられている株価が自分の描いた将来の業績での理論株価以上ならば、それは「自分の予想した未来」になってもまだ割高だということが言えるので、投資をやめればいいわけです。

逆に今市場で付けられている株価が自分の計算した理論株価以下なら、現在の利益水準では多少割高でも「自分の予想した未来」が当たれば大幅に株価は上昇する余地がある訳で「自分にとっては割安」なので買うという判断ができます。割安かどうかの判断にPER等が役に立たないのはこのような理由もあります。

もうひとつオマケとして、「自分の予想した未来」と現実が違ってきたら、即「損切り」のジャッジがためらい無く出来るというメリットもあります。

もしDCFを知らなかったら、もしかしたら今の株価が「自分の予想した未来」以上の業績まで織り込んでいるかもしれませんが、それに気付かず買ってしまうかも知れません。

つまり、自分の予想は当たってたのに損した・・・という事態が発生してしまいます。
これはDCFを知っていれば避けることが可能です。

以上のように、将来業績の予想という「アート」とDCFという「技術」の両方をバランスよく使うと投資はますます面白くなってきます。

でもその時にはきっと私と同じく株中毒になってると思うけど(;´へ`)・・・

このような理由で、私は頭ごなしにDCFを否定せずに、使えるところだけ有効につかったらいいんじゃないかと思います。


2007/11/25

ダイエット月間




ちょっと早いけど最終週末なので集計。


今月はた~っぷりダイエットしました!資産がですが・・・ガクリ

空売り&ノーポジ組みの皆さん、おめでとうございました(;´Д`)


株の値下がりも痛いけど、一番痛いのが実は円/HKDレート下落による評価損。HKDはドルペッグ制なので腐れ米ドルの下落がもろ直撃。かんべんして~・・・(>_<)

先月売った中国株の代金をそのままHKDで持ってたのでこれだけで数十万の評価損。


ベンチマークは日経▲10%、NYダウ▲7%、香港ハンセン指数▲13%、残高は▲5.4%でした。
はやく下げ止まって欲しいものですが、半年くらいはダメそうな雰囲気だな・・・。


さて、今月は何やったか思い出すと、また日本株300万円も買ってしまいました。このご時世に日本株喜んで買う阿呆(笑)。


だって安いんだもん。


とは言ってもさすがに日本株はおなか一杯になってきたので、この辺でぼちぼち買いは収束。冬眠モード発動。


中国株はやっと下がって来たので、ずっと買いたかった中国人寿とインフラ系を毎日見てるけど、下がったと言ってもまだまだ買いたい値段ははるか下。あと2~3ヶ月くらい今のような状態が続かないと買えないなぁ。。。それはそれで困るし、ん~ジレンマ。




ところで、街はもうクリスマスクリスマスツリー


ツリーの周りはカップルでいっぱいですが、最近よく見かけるのがショートパンツの女の子。こんなの↓


ショーパン


これ、寒くないのかな!?



2年くらい前に知り合いの看護士さんがはいてて、カワイイなーと思ってたら、最近もしかして流行ってる?



だとすると、あの子は相当トレンドを予見する才能があったと見た。



上がりそうな株聞いときゃよかった・・・(´・ω・`)


2007/11/23

チャートだけで株投資に成功する方法

のっけから安っぽい情報商材みたいなタイトルですいません。。。
こんなウリ文句の情報商材に3万円払うより、今日のこの記事のほうが価値があるかもしれません。しかもタダだし!(゚∀゚)。


さて、その方法の前に理由から書いてみます。


ファンダメンタル重視派は株価は長期では企業価値に収斂するので、チャートよりもまずは価値に着目することが肝要である、という考えの方が多いと思います。
一方、テクニカル派は、全ての材料は価格(チャート)に織り込まれているので、チャートを真面目に分析することが成功の近道であると訴えます。


僕はどちらかというとファンダ重視派ですが(為替はテクニカル派・・・(;^_^A)、チャートだけでも投資に成功できるのでは?と最近思います。


なぜなら、ファンダ重視派がいうように「株価は長期では企業価値に収斂する」なら、月足もしくは年足チャートくらいの長期になると、そのチャートは企業価値を表しているはずなので、それなら長期チャートが継続的に上がり続けているような銘柄を買えばいいことになります。


つまり、長期間に渡って継続的に上昇し続けるチャートとは、その会社が継続的に企業価値を増大している優秀さを表している訳で、チャートだけ見てやる投資も、実は理論的にも裏付けがあるのではと思います。
その結果、投資はチャートだけ見ててもOKと思うのです。


ちなみに「長期間に渡って継続的に上昇し続けるチャート」とは具体的にはこんな感じ↓です。
http://finance.yahoo.com/q/bc?s=BRK-A&t=my&l=off&z=m&q=c&c=%5EDJI 


ただし、注意点が2つほどあります。


1つは、くどいようですが、必ず長期チャートを見るということです。日足以下の短期チャートは誰かが大人買いしただけで作れてしまいます。
これではその企業の価値を反映しているとは言えませんので、ただのギャンブルになってしまいます。
偉大なる投機家ギャンもトレンドをつかむのに日足見るな、月足、年足見ろと言っています。ギャンは投機の神様なのに、経験則から自然と投資のキモも心得てたんですかねー。


2つ目は、いくらチャートだけでOKとは言っても、その会社の事業が時代に合わなくなっていないかは見る必要があります。社会は常に変化しているのであって、例えば今からレコードプレイヤーの会社に投資する人はいないでしょう。そんな会社のチャートがいくら過去30年にわたって上昇してても、買うには値しません。


そんなわけで、昔は分足~日足のチャートばかり見ていた私ですが、最近はもっぱら月足以上のチャートを重視しています。



おまけ。ギャン理論のページ見つけました↓

http://www.forex-traders.net/gann.html 




2007/11/20

日本マネー動く?



先日こんなニュースが出ていました。

半期の経常黒字、年度半期ベースで最高更新
 財務省が12日発表した2007年度上半期(4~9月)の国際収支(速報)によると、海外とのモノやサービスなどの取引状況を示す経常収支の黒字は、前年同期比34・1%増の12兆4241億円で、年度の半期ベースで最高を更新した。




 このうち、日本の企業や個人が過去に行った海外投資の配当や金利収入などを示す所得収支は、海外債券の利子収入などが増え、22・5%増の8兆2085億円の黒字となり、半期ベースで最高だった。
 一方、海外とのモノの取引を示す貿易黒字は、自動車輸出などの増加で40・9%増の6兆3213億円の黒字と大幅に増えたが、5期連続で所得の黒字を下回った。日本が工業製品などの輸出よりも、海外への投資で稼ぐ傾向が鮮明になった。

いつの間にか、日本マネーが外に動き始めてたのか・・・。経済がグローバル化していく流れは止まらない。

今はまさに時代の変わり目で、10数年後にみんなが時代の変化を認めざるを得なくなった時、この変化に先に気付いてた人とそうでない人とでは、埋めきれない差が付いているかもしれません。

まさにアメリカ型格差社会。

ちょっと怖いですね。


2007/11/17

セミナーコンテンツ作成中です

最近冒頭でお知らせしていますが、何とこの私ごときが、この度セミナーでお話させて頂くことになりました!

パチパチパチ・・・

で、何やんの?とお思いになるのはごもっとも。

そこで内容を少々詳しく紹介しておこうと思います。
セミナーで話す内容は投資での常識、いわば投資の「運転免許」のような話にしようと思っています。

例えば、次の質問によどみなく答えられますか?
「満期まで後2年、表面利率1.75%、額面100万円、市場金利4.0%。この国債の現在の価格はいくらか」もし、大体分ってるけど「これでいいのかな・・・」と少しでも思ったら、このセミナーはうってつけです。

実はこの質問を解くのに必要な知識は僕だけが知っていることでは無く、一部の投資家とプロの人はみんな知ってます。私達は市場においてそうした人達ともわたりあっていかなくてはいけませんが、そんな時、相手が何を考えて投資行動をとっているのか?を少しでも理解していた方が有利ですよね。

また、この知識は投資においては最も重要な概念であり、不動産、債券、株式、企業買収にいたるまで、ほとんど全ての投資へ応用できるのもポイントです。

逆に、それだけみんなが知ってることですから、もしも自分だけこの知識を知らずに、又はぁやふゃなまま投資をしているとしたら、それはクルマで言えば無免許運転と同じような状態で危険です。
免許が無くてもクルマは動かせます(=売買はできます)が、そのうち必ず事故ります。

そしてクルマと投資の「事故」の違いは、投資では自分の事故は他人の利益になることです。
自分の事故で他人を笑顔にするのは悔しいですよね。

そんな市場の肥やしになるのだけはゴメンだ!と思われる方はこの機会に是非いらしてください。

以上のような極めてオーソドックスな知識をお伝えした上で、その知識をもって私が実際に自分のお金のほとんど全部を市場に突っ込んで、感じたことも含めてお話しようと思っています。
↑これがCPAとかMBAの人の話を聞くのとちょっと違う所ですね。

それでは皆様にお会いできるのを楽しみにしています!


2007/11/10

消去法

株式市場にはいろんな人がいて、誰もが日々、他人を出し抜くことに精を出しています。そのため、みんな少しでも自分が他人より有利な投資戦略で戦おうと常に考えています。
すると、投資戦略にはいろいろありますが、人がある投資戦略を選ぶ理由は自分はその戦略なら他人を出し抜ける!と考えているからなので、自然とその戦略はそれを得意とする玄人同士の主戦場となってきます。

従って、自分の優位性を何も考えずに、適当な投資戦略で投資するのは、ライオン同士が戦っている檻の中に1匹だけ羊が紛れ込むようなものですから、そりゃあ、あっという間に食われてしまいます。

そうならない為にも、自分の優位性を考えて少しでも有利、少なくとも不利でない(=フェアな)投資戦略を投資前に良く考える事は大事だと思います。

そこで代表的な投資戦略である投資スパンについて、デイトレ、スイング、中期、長期で、一体どんな人が有利な立場にいて、普通の個人はどの投資スパンで戦うのがベストなのか!?を自分なりに考えてみました。

まずはデイトレ。これは昔はディーラーがメインプレイヤーでしたが、2~3年前からネット証券のリアルタイム株価更新ツールが出てきて個人でもやる人が増えました。しかもコレでうまく凌いだ人が本とか出版したので、結構もうかるイメージはあります。

しかし、色々な情報を集めるとプロが使うツールと個人が使っているツールではかなり違いがあるらしいのです。
まず、プロが使う東証直結の端末は個人の使うリアルタイム株価更新ツールより「板乗り」が1~2秒ほど早いらしいです。

自分も半年くらいデイトレしたけど、とにかくスピードが要求されるデイトレで1秒は大きい。特に損切り時はこれは重大なハンデとなります。
さらに、個人のツールでは見れない上から下まで全注文の板が見れるというオマケまであるそうです。

一方個人が有利な点を探すと、ディーラーは取引が厳しくチェックされていて、自由度は個人の方が高い時もあるそうですが、取引額が大きくなったらどうせ個人でもマークされるだろうし、あんまり変わんないかも?と思います。

ということでトータルで考えると、僕はデイトレはイマイチ個人に優しくないなぁと思いました。

※ちなみにそんな逆境をものともせず勝ち続けるひろ師匠 は純粋にスゴイと思います。

では次。スイング。

一泊二日~数日で取引を完結する「スイング」。これはどうかというと、これはデイトレのような分りやすい不利さは特に思いつきませんでした。が、ヘッジファンド、外人とか、BNFとか(笑)の資金の多いプレイヤーがやや有利かと思われます。なぜなら、ある程度自分達の売買で相場を握れる立場にあるので、降りどころは把握しやすい。
一方、個人だから有利という点も・・・同じく特に思いつかないので、自分みたいなゴミ投資家にとっては「微妙に不利」な戦略?なのでこれも僕的にはパス。

※ちなみにそんな逆境から財をなしたスイングトレーダー・ひろっぴ師匠 とBNFはやっぱり凄いと思います。

じゃあ、中期(ポジショントレード)はどうか。

1年程度の投資スパンで業界や会社を分析し、よさそうな所に投資するという、まさに投資の王道のようなこの戦略。メインプレイヤーは投信などのいわゆる投資のプロになると思います。この領域で個人で戦う合理的な理由は果たしてあるのか?

これも僕はパス。だって勝てる気がしないもん!

ココには、僕より優秀な頭脳を持つ人間が明らかに多数存在。その上そいつらが集団になって、僕より時間を掛け、特定のセクターだけを深く数年間も研究し続け、時にはその立場を利用して経営者と直接対談の機会も持ち、そして出したコンセンサスに勝てるかというと・・・無理無理┐ (´・ω・`) ┌。

じゃあこいつらが運用する投信買えばいいんじゃね?と思うも、実際の運用利益に対し、彼らがもらう給料等の経費や会社の儲け分比率が異常に高いのが投信の罠。彼らは優秀でよく働くけど、報酬もしっかり貰います。
その前に彼らは運用で損しても、投信はフィービジネスですから彼らは絶対損しません。手数料2%と一口に言っても、1億運用したら、毎年200万円が手数料ですよ・・・ちょっとな。

というわけで、コレもイマイチ気がすすまない・・・

最後に残った長期投資。

バフェットやQ先生をはじめ、偉大な投資家も多く居るコレはどうか。

ここにはいわゆる1年区切りでの結果を求められるような「プロ」はあまりいません。1年で結果出さなきゃいけないのに、2~3年後のことなんて考えても仕方ないし、そして何よりも、

「そんな先のこと誰にもわかんねぇよヽ(´ー`)ノ」

というのが大きな理由だと思います。彼らは基本的に「技術的に」自分たちが有利な戦略でしか戦いませんから、不確定要素の高いこの戦略は好まないです。

一方この戦略において個人が有利な点はあるのだろうか?

先のことが分らないのは個人にとっても同じなので特に有利ということは無い。
しいて言えば、1年単位での利益確保を強制されないので落ち着いて投資できることと、このくらい長い時間になると、その間に企業自身が創造する価値の増大分(=プラスサム)の恩恵にあやかれることくらいですが、別にこれは個人に限ったことではない。

かといって、この戦略には不利な点があるかと言うと、それも思いつかない。
結局この戦略はプロも個人も有利不利ない(=フェア)と思います。
ということは他の戦略には不利な点が見られるだけにコレが一番マシなのだろうか?

しかしこの戦略で儲けるためには、数年後の社会はどうなっているのか?という、誰にも分らない未来を想像し、当てることが必要。これは理論・学問・技術のどれでもなく、もはや「アート」の世界と言える。
結局、投資とは未来というキャンバスに絵を描くアートなんでしょうか。

もちろん、個人でも不利を承知でいろいろな戦略を取るのは「有り」だと思います。あえて逆境の中に飛び込んで勝つのはドラマとしても面白い。けど、投資でそれをやるのは資金が増えれば増えるほど代償が大きいと感じるので、僕はそういう欲求は他で安く満たして、投資では止めておこうかな・・・と思いました。







2007/11/03

市場参加者のコンセンサス

株価は時価総額を発行株式数で割ったものですが、その時価総額を担保しているのは何かというと、その企業の株主価値です。

そのため、株主価値算定のやり方を覚えると、その企業のおおよその「理論株価」を求められます。

株主価値の算定方法を正確に書けば

「当該企業が保有する非事業用資産-有利子負債+当該企業の将来キャッシュフローの現在価値の総和」

ですが、意味わかんねぇよ!ヽ(`Д´)ノという声が聞こえてきそうなので普通の言葉で言い直すと

「今もってるお金-借金+将来稼ぐお金の現在価値」

です。ちなみに現在価値の求め方はコチラ

式だけだとイメージわかないので、具体的な例を挙げて1つやってみます。
以下のような財務状況のA社があったとします。

現金 100万円
負債 50万円
純利益 20万円

A社は成熟企業だとして、この業績が当面続くと考えた投資家にとってのA社の株主価値はどうなるか計算してみます。すると、

今もってるお金=現金-負債=50万円

将来稼ぐお金の現在価値=
1年後 20万円→18.6万円
2年後 20万円→17.4万円

20年後 20万円→5.1万円
(20年後以降は現在価値が小さくなり、影響が小さいので略)
1年目から20年目までの小計=211万円

となり、合計するとA社の株主価値は50+211=「261万円」ということになります。

A社の発行株式数がもし1株だったらA社の妥当な株価は261万円ということになり、もし市場価格が261万円より高ければ売ればいいし、安ければ買うのが合理的な投資行動といえます。

こうやって、スケールを縮めて考えると、意外に単純明瞭。概念の理解目的で書いてるので大分簡略化してますが、考え方はこれで合ってるはずです。

さて、株主価値を算定する目的はこうして理論株価を求めて、自分の投資判断の一助にするのが普通の使い方ですが、別の使い方も出来ます。

それは、特定の銘柄についての上記の計算式をエクセルに入れておき、市場が付けている時価総額に合うように利益をいじってみます。
すると今現在、市場参加者がこの会社の利益が将来どうなると思っているか?が分かります。市場参加者のコンセンサス利益水準ですね。

これが分かると、どんないい事があるのかというと、出たニュースがポジティブなのかネガティブなのか自分で判断できるようになるんですよ(´ー`)。

私が株を始めてから10年以上、つい最近まで誤解していたことがありました。
それはあるニュース、例えば「20%増収増益」というニュースが出た時、ある時は素直に暴騰し、またある時は「織り込み済み」とかで片付けられて株価は無反応、ひどい時は「材料出尽くし」ということで下がることがあるなど、株価がどうなるかなんて全然分からない、と思っていました。

これは上記の理屈を知っていて、株価がどれだけ成長性を織り込んでいるかを把握していれば、どうなるかは予想できるのですが、当時の私はそれを知らなかったので、ものすごく謎でした。

こういう謎をもって、よく「株は難しい」といわれますが、仕組みを理解してくると、株は難しいのではなく、奥が深いんだな、と思います。

また、この仕組みを知ったことが、FXメインだった私が株メインに変わった1つの理由でもありました。株の値動きはFXよりは納得できる部分が多いのです(あくまで一部分だけですが)

為替は出来高の9割が投機資金で実需は1割程度らしいですが、株はおそらくファンダメンタルを基にした投資資金のほうが多いのがその理由だと思います。
為替も株も同じ形式のチャートで表されますが、値動きはまったく別物と感じます。


P.S.
ちなみに、アホみたいに買われてる銘柄、最近だったらミクシィとか任天堂とかについて、市場参加者のコンセンサス利益水準を計算すると「ありえねぇー!」って数字が出てきて面白いですにこにこ。みんなの脳みそってバラ色なんだろなーって感じで微笑ましい(笑)。(ていうか、そんなこと考えないで買ってる人も多そうですけど。)


2007/10/27

むずむず月間

月初1週間で50万円くらいプラスになり、おおっこれで今月もふえふえ~ニコニコと思うも月末のサブプライム雪崩に巻き込まれ、気付いたらへりへり~('A`)・・・。


難しい。


しっかしサブプライムサブプライムってみんなビビリすぎっすよ(>_<)!米国が危うい
のは20年前から変わってないだろ・・・その度に何とかしちゃう国なんですよ米国という国は。。。


米国がこんなふうになるたびに米国没落を予想して債券売りで大勝負して玉砕したトレーダーが出てきたけど、また今回も出るんだろうな・・・


しかもサブプライムなんて今まで米国がなんとかしてきた危機に比べれば全然マイルド。


まあ今回もいつものように何とかしてくれるでしょう。僕は米国のそんな能力を信頼していますヽ(´ー`)ノ


さて、バフェット信者のおいらはペトロを売ったバフェットに習って中国からぼちぼちオンリ。もはやポートフォリオの25%を切ってしまいました。残ってるのは配当利回りだけでも満足行くレベルの株のみ。ここまで売ればどんなに下がっても150万程度の損失で済みそう。


替わっていま最も注目してるのはなんと日本株。辛めに見ても今の日本株は割安なものが散見されます。


その中の一つを調子に乗って買ってたら、1銘柄で450万も買ってしもた!ちょっと買いすぎ?

しかもすぐあがるとも思えないので数ヶ月は冬眠かな・・・




ところでこの前、近所の浜を散歩してきました。




浜



誰もいない浜辺の公園。夏の間はさぞ賑やかだったろうに。



写真の得点盤も夏の間はたくさん活躍したに違いない。



そして今年の秋は短い予感。



来年の今頃はどうなっているのかな(´-ω-`)


2007/10/25

こんなことが現実に起きるなんて!

最近知った株関係の話の中で最もアツい話題・・・それは「ファットテール理論」。もう最近1ヶ月くらい、頭の中はファットテールでもちきりです(・v・)

ファットテールについて考える際には正規分布について少し触れる必要があります。

正規分布の分かりやすい例は学生時代によく見た偏差値のグラフですね。50近辺の真ん中に山があって中央から離れた30とか80くらいになると、確率がほとんど0になるというアレですね。
自然界においては、多くのことについて正規分布が当てはまることが知られています。

株価変動の分布についても、感覚的に正規分布が当てはまるような気がします。
例えば日経平均の1日ごとの価格変動は2%以内とかの小動きの日が圧倒的に多くて、たまーに5%位動くと「お~今日は動いたなぁ」と、8%とか動くと「うはっマジ?」という感覚は株をやっている人ならわかると思います。

というわけで、これまでのファイナンス理論でも価格変動は正規分布になることを前提にして作られてきました。しかしどうやらこれが
 ま ち が っ て る ら し いということが最近になってわかってきたのだ。

というのは、過去の暴落等の回数と変動幅を調べると確率的には数十億年に1回しか起きないことが、現実には20~30年くらいのスパンで普通に発生しているのです。これは、数十億年に1回しか起きないことがたまたま最近起こったという考え方もできますが(←特に学者はそう言うかもしれませんが)、身銭を切って実際に投資している私たちからすれば「ホントか~?理論が間違ってんじゃねーのか?」と疑うのがスジ。

株価変動が正規分布でないとすると、これがファイナンスの世界でどれくらいのインパクトがあるのかというと、トランプの大貧民ゲームでいえば「革命」レベルの大事件で、数学で言えば「1+1は2じゃないことが分かりました!」というくらいの大ちゃぶ台返しです。
なにしろ、CAPMもブラックショールズも株価変動が正規分布であることを前提にしているので、前提が崩れたら台無しです。

じゃあ実際の株価変動は正規分布とどう違うのか、は大雑把に、

・滅多に起きそうにないこと(大暴落など)は正規分布よりも起きやすい。
・しょっちゅう起きそうなこと(2%以内の変動など)も正規分布よりも起きやすい。
・たまに起きそうなこと(5%程度の変動など)は正規分布よりも起きにくい。

ということらしいのです。これをグラフにすると、正規分布で確率がほぼ0になるような所が太いのでファットテール=「太い尻尾」といわれているようです。

これが正しいと考えると、ブラックマンデーの大暴落もLTCMの破綻も、キレイに説明がつく。大暴落は起きるべくして起きたわけだし、LTCMは「理論」に溺れたおじさん達が「理論的にまず起き得ない」リスクを無視してレバレッジをかけすぎた結果みごとに「起き得ない」ことが「起きて」ちーん!というだけの話。
最近起きたこれ↓もファットテールぽいですね。

boardgif


で、頭がもちきりなのはここからで、どうやら既存のファイナンス理論はイマイチらしいことは分かったけど、それでもプロ(相場に影響力のある資金を動かす人たち)は使い続けるしかないということ。

なぜなら、ファンドマネージャーもサラリーマンだから。ボスに言い訳できないといけないから。
言い訳するには、根拠が必要です。ファットテールを前提にした新しい理論が出来るまでは、替わるものがない以上、既存の理論を使わざるを得ません。

ボスに「なんでこの株にこの値段で投資するんだ」と言われたとき「CAPMで計算しました」と言えばお咎め無しですが、「いや~僕はあがる気がしたんですよ~」なんて言ったらどうなるか考えれば自明の理。

しかし、現実にはファットテールで、大暴落は起こる。そんなときプロはどうするか?というと、想定外の事態が起きた時はおそらく一旦ポジションを切るルールになっているのではないか?そしてそれがさらに下げを呼ぶ。
しかし、一旦引っ込めたお金をそのままにしておくことは許されないはずなので、相場が落ち着いたら、また既存の理論をもとにした理由で相場に入ってくる。

結果、株価は大暴落→大暴騰ということがおきやすい。ここにチャンスを感じます。つまり暴落時はかなりの確率で買いが有効なのでは?
そしてこれは自己責任で投資できる個人投資家しか実行できない。

そう考えると、私が経験的に今のところ最善なのでは?と思っているこれ(思考のたな卸し」)は、実は理論的にも裏付けがあるのでは?と最近思ってならないのです。


2007/10/13

割安に見える株③

今回も割安そうに見える株の安い「ワケ」です。



低PER&低PBRでかつ、数年間2桁の増収増益を繰り返し業績は好調。ROE20%、ROA10%等、十分に利益率も高い。なのになぜか指標は安い。これはお宝株(゚∀゚)?と思ってふと四季報を見てみると、過去数年分の営業キャッシュフローがマイナスでがっかり('A`)・・・なんていうことがあります。なんでがっかりするかというと、こういう「増収増益・キャッシュフローマイナス株」は数あるワケあり割安株の中でも最も危険な割安株だからです。

なぜキャッシュフローを見るのか?。

企業では普通、「商品・サービスは先に渡して、支払いは後で」という取引がなされています。いわゆる「ツケ」です(売掛ですね)。
きちんと事業が回っている会社は時期が来たらツケを回収するので、普通はそこで営業キャッシュフローがプラスになります。たまたま時期的にツケが貯まっている時もあるので、そういう時は一時的にマイナスになることもありますが、数年間に渡って営業キャッシュフローマイナスということは明らかにツケの回収がなんらかの理由で滞っていると言えます。いったい何が起きているのか?

考えられるのは支払い能力が無い相手に売ってしまったとか、元々その会社のビジネスモデル自体が回収までの期間が長いなどですが、どちらにしても最悪、回収不能の危険があります。

また、会計上の「増収増益」はいろいろな会計上のテクニックで「作る」ことが可能なので、増収増益なのにキャッシュフローが数年間もマイナスなのは「作ってんじゃねーか?」という疑いが沸いてきます。「粉飾」の2文字が頭をよぎります。

ここまでだけでも十分ヤバイですが、もっとヤバイのが税金。
税金は会計上の利益に対してかかるルールになっています。うっかり会計上の利益を出してしまうと、税金は待ってはくれません。キャッシュフローがマイナスなのに、会計上増収増益なので税金支払い用の現金は必要・・・。

とすると、企業はどうするか?

必然的に財務キャッシュフローで補うことになります。それは銀行からの借り入れとか、市場から調達するという意味ですが、そもそも営業キャッシュフローがず~っとマイナスの企業に銀行はなかなか貸してくれないので、主に株式での調達ということになります。

「株式での調達」イコール・・・

「増資」とか「MSCB」とか・・・!(゚д゚lll)

これを食らう可能性が格段に高まる。

増収増益という甘い数字で個人投資家をおびき寄せ、MSCBで殺す・・・。
このように「増収増益・キャッシュフローマイナス株」は市場の食虫植物のような最も危険な株です。

誰だってそんな目に会いたくないので、分ってる人はそんな株には近寄りません。そのため割安状態になっているというワケです。

このような企業の財布になりたくなければ、キャッシュフローだけは忘れずチェック!です。


2007/10/10

○ ○ 小金持ち ○ ○

マネックス証券のFX、マネックスFX口座で1万㌦のロングポジションを持ってます。


もともとマネックスの証券口座にIPO抽選用として数十万円程度入金してました。


けど今年に入ってからIPO公募割れ続出してオワタ\(^o^)/!!というわけで、この資金でスワップでもマターリ貰う?と思ってこれをFXに持って行って、1万㌦買ったのでございます。


そしてこの口座・・・


忘れてた(;^ω^)


サブプライムショック中もこの口座のことすっかり忘れてて、円売りしてるやつ終了?とか思ってたという・・・(←自分じゃんorz)


で、思い出したので久しぶりにログインしてみることにする・・・



ろぐいん 


ドキドキ・・・




ほっ、とりあえず口座生きてたー(゚∀゚)




残高を見ると・・・



こうざ 


-4万弱。



微妙・・・('A`)



どうやら、強制ロスカットにはならずに生き残ってたみたい。


そんなことはどうでもよくて、僕は思った。


(´ー`) 。 o ○ (数十万円入りの口座ここまで忘れるなんて、オレってもしかして小金持ちになったのかな!?)





2007/10/07

割安に見える株②

一見割安そうなのに、なぜか放置されている株があります。そういう株はなぜ放置されるのか、そのワケを考える2回目です。

今回は「価値破壊系企業」です。「価値破壊系企業」は会社の投資額の割にはどうも恒久的に利益が少ない、カンタンに言うとここ何年も損もしてないけど、儲かってもないよなぁ、という会社です。指標で言うとPER、PBRは割安っぽくて、ROAとROEが過去数年間2%で安定、というような企業です。

そういう会社を探すと、意外と私達の生活で馴染み深い商品を作ってる会社だったりすることも多いです。
だから主婦の人が、一応ちゃんと利益出てるし、身近な会社だし株買ってみよっかな♪・・・なんて思って、実際に投資行動に出るのも分る。でも、こういう会社は顧客として付き合うのは良いと思いますが、株主として付き合うのはどうかなぁと思います。

なぜか?ものごとを理解するには極端な例か、スケールダウンして考えるのが有効。今回はスケールダウンして考えてみます。

例えば、ある人がパン屋を始めるために、あなたに1000万円の出資を頼んだとします。聞けばパン屋は1000万円あれば毎年20万円程度は純利益(売上から原料、給料、家賃などの費用を引いた後の手取り利益です)が出るという。でも、他の地域にはもうパン屋はたくさんあるので1000万円だけ調達して、この場所でずーっと営業を行うのが最適だそうです。

さて、あなたはこのパン屋に出資するか?と言われれば、しないでしょう。なぜなら出資する側(株主)にとっては、他に投資したほうが断然いいからです。同じ2%程度儲けたいなら、ビジネスリスクがあるこの案件よりも、リスク無しで流動性もあって安全安心確実に約2%増える国債(←一般論。私はリスクを感じてますが・・・('A`))に投資した方がどう考えてもいい。

パン屋は堅い商売とはいっても、肝心のパンがまずくて店が閑古鳥とか、食中毒や原料高などのリスクは明らかに存在する。だから大抵の投資家は「リスクがあるんだから、最低でも7%(米国株式のここ100年の平均利回り)程度儲かるようにビジネスを考え直してから、もういっぺん言いに来いや!」と言うでしょう。

ところで、もしこれが上場企業だったら、株主はどうするでしょうか?答えは簡単ですよね「売る」という行為に出ます。売られて売られて、上のパン屋だったら時価総額で300万近辺まで売られれば、20万円の利益でも6%程度の利回りになりますから、んじゃ買ってみる?という投資家も現れます。こうして株価は投資家の納得できる水準で安定します。
さて、このときこのパン屋の指標はどうなっているでしょうか。おそらくPER15倍、PBR0.3倍くらいではないでしょうか。指標だけ見れば割安ですよね。見かけだけの割安株の出来上がりです。

実際の株式市場を見ると、投下資本に対して2%程度しか儲けてないビジネスを延々と行ってる企業はあります。こういう企業がどうしてこうなったのかを見てみると、安定した利益が出る商売を30年間続けてきたのに、配当をケチってきたせいで、利益剰余金が積みあがり、結果的に投下資本がふくらみ利益率が下がっている、という構図が多いです。つまり儲け(分子)は一定なのに投下資本(分母)が毎年大きくなったため、利益率が下がってしまったのです。古い体質の会社にありがちです。

本来はこうなる前に、こういう余った利益は正しく株主に配当などで返すべきですが、企業価値に対して無知だったり、そもそも確信的に株主をナメている経営者によりそれが行われてこなかったようです。

ただこういう株主をナメきった資本政策と怠慢経営を続けた代償は高くつきます。アクティビスト系ファンドなどから見れば、資産があって経営効率が悪いのがバレバレですから、いのいちに買収対象になります。実際に狙われてから大慌てしてた会社もありました。買収されれば怠慢経営を続けた本人はクビ+溜め込んできた資産は根こそぎ奪われてしまいます(自業自得ですけど)。

こんなワケで、こういう会社は社会的には存在価値はあっても、株主の立場からすると「まったく存在価値が無い会社」ということで、安値放置されるのです。

だから、株を買う前に投下資本利益率だけは必ずチェックです。


2007/10/01

ブログ効果

このブログ、あんまりアクセス数はないんですけど、細々と続けてきました。

そもそも最初はいろんなブログや本など読んで、いいなと思ったエッセンスの備忘録として始めたんです。そして実際やりはじめると、そのエッセンスを自分の言葉にして文章にまとめるには、それなりに書く内容について深く理解していないと出来ないことに気付きました。

実際に書いてみると自分の理解が不完全なところをすごく自覚できるんです。なのでブログでひとつ記事を書き終えれれば、自動的に書いたことを深く理解できた確認になります。

また、そうやって一生懸命書いてると少しずつ書く内容が変化してきます。それらを後から見ると「あちゃー、このころは分ってなかったんだなー」なんてふうに自分の成長を感じられます。まあ中には内容がひど過ぎて思わず消してしまいたくなるエントリもありますが・・・。

公開することで得られるメリットもあります。書いたことに間違いがあったとき、コメントとかでツッコミが入って、間違いに気付く。

また、書いたら一旦忘れてしまってもOK!。後で「あれ?これどう考えてこうなったんだっけ?」と思ったら、インターネットが見れる場所ならどこでもその結論に至った過程を見れますから、また思い出して記憶の定着に役立ちます。

日記みたいにコソコソ自分だけでやってたら、これは無い。

ブログには、こんなメリットがあるのでお勧めです(´ー`)。


2007/09/29

ふえふえ月間

今月はなんと900,000以上もふえふえ♪しました!(´ ▽`)わーい!
また、今年の投資収益合計が260万円に達しました。実はこれは自分にとって意味深い数字。
というのも、今年のお正月に「今年は20%増やそう!」と決心したんだけど、その時の資産が1300万くらいだったので目標が260万円だったのだ。


思えば、世界的には上海ショックとかサブプライムショック。
個人的にはペッパー事件でマイナス70万( ゚Д゚)・:、ゴルァとか、建設銀行売った瞬間に株価2倍で涙目(´Д⊂、中国人寿の押し目待ってたら押し目無しで株価4倍・・・・・ウッキー!!ヽ(`д´;)/などなど・・・

いろいろあったけど、達成できたのは嬉しい(´ー`)。


まー残り3ヶ月で大損する可能性も多分にあるわけだが・・・('A`)


ところで今月最も気になったのがこのニュース


巨額の外貨準備を運用=28日に会社設立-中国

19日付の中国経済紙・第一財経日報は、中国の巨額の外貨準備を海外で本格運用する国有投資会社「中国投資有限公司」が今月28日に設立されると伝えた。トップの董事長には、前財政次官の楼継偉国務院副秘書長が就任するという。
 中国は今年6月末で1兆3000億ドル強に達した世界最大の外貨準備の一部を株式市場などで運用するため、投資会社の設立準備を急いでいた。運用原資は、財政省が特別国債を発行して、人民銀行(中央銀行)が保有する外貨と交換して調達している。 



1兆3000億ドル・・・日本円で約150兆円。トヨタ+任天堂+キャノンの時価総額全部足しても40兆円程度の現状を考えると、極端な話、これらの優良企業を丸ごとお買い上げされてもおかしくない。他にも日本にはボルトとかスプリングとかの単品商売をしているものの、その分野で世界一の技術力を持つ企業が多数あるが、そういう企業の時価総額はせいぜい数百億円。これは今の中国にとってかなり魅力的に写るのではないか。

中国に株を握られると今までは


日本企業が中国人働かす



日本企業が出来た製品を世界中で売る



日本人(゚Д゚)ウマー


だったのが


日本企業が中国人働かす



日本企業が出来た製品を世界中で売る



日本人従業員の所得向上無く利益は株主へ



中国人(゚Д゚)ウマー


となる。さらに買収まですれば、多数の特許(知的財産)と真面目で質素でよく働く従業員付き。これは魅力的だろう。

中国に世界の工業に続いて金融力も牛耳られたら、いよいよたまらない。その上中国は核も持っています。


近い将来、日本人は中国人の軍門に降るのだろうか。その時日本は・・・などいろいろ考えさせられるニュースでした。
世界の覇権がスーパーパワー米国から米中欧の3つに分割されていく時代の変り目に自分が生きているということを、まざまざと感じました。


まあ、僕らにできる事といえば、そういう狙われそうな株を先に買っておいて、少しでも恩恵にあやかることくらいですね。


2007/09/24

割安に見える株①

以前のブログで通常時には本当の割安株なんてまず無く、割安そうに見えるのはほぼ間違いなく「ワケあり株」であると書きました(→参考記事 )。

ちなみに一般に割安と言われるのは、だいたいPER10倍以下&PBR1倍以下の株です。
PBR1倍とはつまり、今企業が「仕事や~めた」と言って解散し、全ての資産を清算して投資家に返したら、株価と同じ額が返ってくるということです。
なおかつPER10倍ということは、企業があなたに変わってお金を毎年10%増やしてくれるということですから、株式に求められるリスク認識(→参考記事 )も余裕でクリアしていると言えます。
両方あわせて「元本保証で毎年10%増えるなら、どう考えてもオイシイでしょ!」と普通は誰でも思います。

それなのにいつ低PER&低PBRでスクリーニングしても、そういう株はたくさん見つかります。
なぜみんな買わないのか・・・
それは安いのにはいろいろな「ワケ」があるからです。それらがどんな「ワケ」で安いのか?をこれから何回かに分けて書いてみようと思います。

まず最初は単純なものから・・・【単に指標だけ割安になってる株】

スクリーニングするとPER5倍、PBR0.5倍とかありえないくらい安い株が出てくることがあります。
企業は「法人」といいますし、これを「人」に例えてみると、これは年収100万円、貯金1000万円の人が500万円で売りに出されている(人身売買)のと同じ。

買って貯金だけ取り上げてすぐにホッポリ出しても(乗っ取り→解体)即座に2倍儲かるし、そうしなくても数年持ってるだけで十分に元がとれます。
誰でも「おっと、これは安くね?」と思います。
しかし少し詳しく見るだけで、大抵は次のような事実がザクザク出てきます・・・。

1、単にスクリーニング用データが古い場合
たとえば株式分割。3分割して株価は既に1/3になっているのに、スクリーニングに使うデータが分割前のデータだったりすれば、実質はPER15倍、PBR1.5倍なので、これはまったく普通の価格。
証券会社のスクリーニングツールもリアルタイムに情報が更新されているわけではないので、これはよく起こります。(そのたびに「使えね~」とつぶやいてしまう・・・)

2、大幅な下方修正などのニュースが出ていた場合
大幅赤字の下方修正などが出れば、株価は当然下がり、時価総額も下がります。
ところでPERは時価総額が「純利益」の何倍なのかというのを表す指標ですが、これも1、と似ているのですが、その計算に使う「純利益」が去年のものであれば、ある一定期間、見せ掛けだけPERは下がります。つまり実質のPERはもっと高いものであったりします。

3、前期に大きな特別利益がある場合
分割もしてないし、変なニュースも出ていないのに、指標は割安という株もあります。
で、よく見ると、前期に大きい特別利益が計上されていたりします。
PERは時価総額が「純利益」の何倍なのかというのをあらわす指標でしたが、その「純利益」は経常利益+特別利益-税金で計算されます。
「経常利益」は事業を続ける限り、毎年入ってくることが期待できる収入ですけど、「特別利益」は例えば土地を売ったりして得たその年だけの臨時収入です。当然、市場の人は「特別利益なんて来年もあるわけじゃないし」と
いうわけで、無いものとして考えます。そして、前期純利益から特別利益にあたる額を差し引いて考えると、実質のPERはもっと高いことが多いです。

というわけで、スクリーニングで低PER&低PBRの株を見つけて、

「なんでこんなオイシイ株をみんな買わねぇの?みんなアホじゃね?」
と思って即座に買うと、しばらくたって
「アホは俺だった・・・ガクリ
ということになる可能性が高いです。

だから、株を買うときは最低でも四季報を読んで最新ニュースをチェックすること程度は欠かせないです。
また、業績や指標は1期だけ見ても何の意味もありません。最低でも3年分は見る必要があります。
このレベルのことは、デイトレでさえ必要です。(→有名デイトレーダーもニュース見てなかったばっかりにこんなこと に・・・)



2007/09/21

投資って事業みたい?

株を買うと、定期的に「事業報告書」が送られてきます。
これを見ると、使用者とか使用人とかいう言葉が出てきます。

「使用者」は事業主のことで「使用人」とはサラリーマンのことですけど「使用人」てなんか嫌な響きですね...ガクリ
それはさておき「使用者」と「使用人」にもいい点、悪い点があります。

使用人の場合・・・
仕事は選べず、自分で何も決定できず、そして自分が生み出した価値は他人に搾取されまくりで不満いっぱい。だけど、来月、来年の給料はほぼ予想できるし、保険とかも考えると(リストラ等の心配はあるものの)割と不安は少ないので「サラリーマンは不安はないが不満でいっぱい」

一方、使用者(事業主)の場合・・・
全て自分に決定権があり、やりたいことをやりたいようにやれるので不満はない。けど、まさに一寸先は闇。そして使用人に対する責任の重圧。事業の見通しも景気や消費者の嗜好の変化など、不確定要素だらけで常に感じる危機感。というわけで「事業主は不満は無いが不安でいっぱい」

投資はやってみると誰でも分ると思いますが使用者に近いです。何にどれだけ投資するも見限るも完全に自分の裁量で決定できるし、成功すれば成果は全て自分の物となり、失敗すれば全て自己責任。
今年うまくいっても来年またうまくいく保障などまったく無いのもの事業と同じ。

サラリーマンを長くやってると、いいところは見えなくなり不満の部分ばかり感じてしまうことがありますが、そんな時は少し投資をしてみると、使用人側の辛さも体感できて結果的に不満がうまく中和してバランスが取れるかもしれません。

サラリーマンも捨てたモンじゃないかなと(´ー`)。


2007/09/18

お金の現在価値

別のこと書こうとしたら、先にこれを書かないと説明できなくなったので、今回はお金の現在価値について書こうと思います。


現在価値の概念はファイナンスの基本中の基本ですが、一般にはあまり知られていません。
別に難しいことは何もないので、多くの人が考えたことが無いだけというのが実態だと思います。


お金の現在価値の結論を言うと、将来手に入る金額の今現在の価値は、その金額より少なくなるということです。
例えば1年後に手に入る100万円は今日現在では100万円の価値はないですよ、ということです。


ちょっと分りにくいですね。


こういう時は、極端な例を想定するとか、スケールを小さくしてシンプルにして考えると理解しやすいです。
ここでは極端な例として、銀行の普通預金の金利が50%だとします。


このとき1年後に100万円もらえる権利があったとして、これを今買うとしたらいくらで買うのが妥当でしょうか。
どうせ1年後に確実に100万円貰えるからといって、100万円払う人はいないでしょう。
だって今日100万円を銀行に預ければ、1年後には確実に150万円になるわけだから、この権利は100万円より安く買わなくては損だと直感的に分ります。
ではいくらで買うのが妥当かというと、1年経って100万円になる金額ですからそれをxとすると以下の式が成り立ちます。


x*(150%)=100


このxを求めるために変形すると


x=100/(150%)


となり、xは66万6千円になります。この値段で買えば妥当。これ以下で買えれば儲かった!といえます。この値段が1年後の100万円の現在価値です。


試しに66万6千円の50%増しを計算してみてください。大体100万円になるはずです。

同じように2年後に100万円もらえる権利があったとして、これをいくらで買うのが妥当かというのは、2年後に100万円になる金額ですから、


x*(150%)*(150%)=100 → x*(150%)^2=100


となります。変形してxを求めると


x=100/(150%^2)
x=44.444...


となり44万4千円になります。これも試しに銀行に2年間放っておいたと考えて計算してみてください。
2年後に大体100万円になるはずです。

同じようにn年後に100万円もらえる権利の値段は


x=100/(150%^n)


となります。


このように将来手に入るお金の今現在の価値をお金の現在価値といいます。
この計算をすることを「現在価値に割引く」といい、上の例の50%を「割引率」といいます。


どんな金利が低くても確実にこの理論は成り立っています。
そんなに難しくはないですよね。


しかし、実際には普段私達の接している金利があまりにも低いので、この考え方ができなくなってしまっている人が多いです。
ここにつけこんで、世間ではボッタクリが横行しています。


分りやすい例をひとつあげると収益不動産のセールストーク・・・。


「この物件は1室2000万円なんですが、収益は年100万円もあるんですよ!」


「しかもこの立地なら、10年後に1500万円での売却は堅いですよ!」


「もし10年だけ投資して売却しても、100万円x10年+売却金1500万円で2500万円ですから500万円お得ですよ!」


「仮に10室運用すれば、10年後には合計5000万円利益ですよ!」


「引き合いも多いので今お決めにならないと、恐らく手に入らなくなるかと思いますが・・・どうなさいます!?」
 ↑不動産屋の往年の必殺定番トーク(笑)



これの収益性を現在価値の概念を使って検証してみましょう。
収益は毎年100万円で、10年目は1500万で売却するとして1600万円にします。
割引率は空室になるリスクや、不確定な維持費などを考えて7%とします(→参考記事
すると・・・



ふどうさん


この物件の現在価値は1464万円!これを2000万で買ったらなんと500万円以上損してしまうではないか!
セールスマンの口車に乗せられて10室も買った日には・・・(恐)
現在価値の概念を知らずに”べた計算”をするといかに危険か分ると思います。
結論としてこの場合には、不動産屋にこう言うのが正解です。


「1000万なら買う。でなきゃ買いません」

(↑といっとけば、最終的には1400万くらいで締結するでしょう)


しかしながら、本当に儲かる不動産なんていうのは、自分が誰よりも土地勘のある地域で、しかも売主にどうしても売らざるを得ない理由が発生し、それを運よく誰よりも早く聞きつけてやっと手に入るものです。


儲かるものを見ず知らずの自分に一生懸命働きかけて売ってくれるなんてことがあるはずがない。もしそんな売り込みに会ったら、まず嵌め込まれているのではと疑ってかかるべき。
「15分ポーカーをやって誰がカモか分からなければあなたがカモなのだ」(by ウォーレン・バフェット)

というように、取引の利害関係を完全に理解せずに手を出したら、出した人がカモになる可能性が高いです。


他にもボーナス付き生命保険とかも、よくよく考えるとトクどころかソンじゃんか!というようなこともあります。
知識が無いと、世間に跋扈するあなたの財布に手を伸ばす連中に、あなた自ら財布を開いてお金を渡してしまうことになります。

知識が有ってもやられるのが相場の世界です。それなのに自分から進んで渡すお金などあるはずもありません。



2007/09/15

○ ○ ○ 衝動買い ○ ○ ○ 

僕は衝動買いはしません。

何か買うときは熟考してから買う方です。

株も気になる銘柄を発見しても、すぐ買い注文をだすことはありません。

買うには指標を見て、決算短信を確認し、BS/PLをざっと見て、有報を流し読みして、それで気に入っても1日くらい考えて、やっと少し買うか、という具合です。


ところで先日、伊勢丹を歩いてたら、
これはちょっといいかも・・・という服を発見(゚∀゚)!

しかし僕は何か買うときは熟考してから買う方です。

これも一応その場では買わず、家に帰って同じものがネットで安く売ってないかとか、今持ってる服と混ぜて着れるかなぁとかいろいろ考えて、やっぱ買おうと思い、また伊勢丹に行きました。


すると・・・






なくなってるよ・・・(;´Д`)ノ





服は衝動買いが正解みたいです… orz。


2007/09/11

歴史は繰り返す

 第2次世界大戦後、米国は経済力、政治力、軍事力で圧倒的に世界をリードしてきました。
 しかし1960年代の後半になり、質が高くてコストも安い労働力を持つ日本に「ものづくり」で勝ちめがなくなって来ると、米国はさっさと「ものづくり」は日本に任せて、自分達はそれを安く買ってきて国内で高く売るということに手を染めるようになりました。
 しかしこんなことを続けていては貿易赤字は増える一方です。しかも当時ドルは金本位制で金と一定の割合で交換できたので、このままでは米国の金がカラッポになってしまいます。

 これはマズイ、ということで米国はドルの金本位制を電撃的に廃止しました(ニクソンショック)
 これでドルをいくら印刷しても金が出て行く心配の無くなった米国は貿易代金はドルをガンガン印刷して払いました。しかしこれではそのうちドルは暴落してしまうので、今度は日本に米国債を買わせて渡したドルを国内に戻すことでそれを阻止しました。

 日本としても、稼いだドルは世界で最も安全な資産で運用するのが合理的です。当時世界で最も安全そうなのは、経済的、軍事的にもやっぱり米国債だったし、米国からの脅し(買わなきゃ米国内の日本資産凍結するぞ(゚Д゚)ゴルァ!と言われたらしい)もあって、これで運用することになりました。
 米国側から見れば「もしドルが下がれば米国債を購入した日本も損するので、日本が米国債を売るようなこともしないだろう」という目論見もあり、ここにだまし絵のような妙なバランスが出来上がりました。

 米国としては債権発行による利払いで財政赤字は増えてしまいますが、その赤字もまた日本に米国債を売って調達すればOKです。どうせ日本は買った債券売れませんから、こりゃいい財布を手に入れたというところでしょう。これで兎にも角にも急場はしのげます。

 ところが、この急場しのぎをその後なんと30年も維持して続けてきてしまったのが現在の米国なのです。
 ですから米国の「双子の赤字」はかなり構造的な問題で解決が困難なのです。
 1997年6月、当時の橋本龍太郎首相が「米国債を売りたい衝動に駆られたことがある」とぽろっと言ったら、米国債が急落してアメリカにこっぴどく怒られました。それはこのバランスを崩す発言だったからです。

 しかし誰が考えたって、こんな騙し絵みたいな仕組みがいつまでも続くわけがありません。
 各国も「いいかげんドルってヤバくね?」と思いつつ、ドルに変わる信用ある通貨もないので仕方なくそれを続ける一方で、ドルに対抗できる通貨としてユーロを登場させました。
 待ってましたと言わんばかりに早速、アメリカ嫌いの中東の国が「んじゃこれからはオイル代金はユーロ建てでヨロシク♪」と言い出したら、なんと米国は(他にも理由があるにせよ)因縁を付けて空母とミサイルを出してあっという間にその国をボコボコにしてしまいました。

 「ドルを裏切った奴はどうなるか見たろ?」と言われたも同然の各国は、米国に逆らってどんな嫌がらせを受けるか分らないので手持ちの米国債を売るに売れずイヤイヤ保持している、というのが現状です。
 本当はユーロ比率をもっと上げたいのに・・・。
 ほとんど、世界はアメリカを組長にした暴力団のような状態になってしまっています。

さて、ここで2007年の日本・・・

 ユニクロを始め「ものづくり」で中国に勝ち目が無いことが分ってきた企業はさっさと「ものづくり」は中国に任せて自分達はそれを安く買ってきて国内で高く売るということに手を染めるようになりました。
・・・ってこのエントリの最初に戻ってしまった!

 となると結論をまた書くまでもないでしょう。

 ひとつ過去と違うのはアメリカは組長ですから貿易赤字に転落しても舎弟の日本に国債を押し付けることができましたが、日本はそういう立場にありません。
 では誰に国債を嵌め込むか・・・これはもう、より立場の弱い者(国民)に押し付けると考えるのが自然。
 具体的には郵便局や銀行を通し、預金しっぱなしの人が間接的に保有することになります。

 しかし、預金額には限界があります。発行する国債が消化できなくなった時、いったい何が起きるのか。
 なにしろ国の借金の債権者がほぼ国民で占められているという事態は過去に例がないのです。アルゼンチンの例は参考になりません。

 いろいろやり方はあると思います。郵便局にたらふく国債食わせてデフォルトさせるとか、インフレ誘導するとか・・・。

 いずれにしろ、せっせと預金に励んでいる人が最大の被害者になることは容易に想像できます。

 つまり皮肉にも、投資のリスクを嫌って預金に頼る人ほどリスクが高い割りに低利率の日本国債へ全額投資をしていることになります。

 こうなると、もはや投資と無関係な人はいなくなります。
 やはりファイナンシャルリテラシーなしにこれからの日本を生きるのは難しい気がします。


2007/09/08

ベトナム投資は時期尚早哉。

 飛行機乗りの間では「魔の11分間」という言葉があります。
 世界の航空機事故を調べるとその約7割が、離陸後3分間と着陸前8分間に集中しているのでこう言われています。

 自分も飛行機のクラブに入っていて、飛行機乗りのはしくれだけど、確かに離陸時の数十秒は緊張します。
 その数十秒とは主に上昇開始から安全高度に達するまでですが、なぜこのタイミングが怖いのかというと、この間にエンジンが止まるとかのトラブルが起きると、対処方法が無いのです。

 例えば上昇開始直後に何か起きても、この時点で既に残り滑走距離が少なく止まれないので離陸するしかありません。
 そして、そのまま上昇しても高度が無いので安全なところを見つける余裕も無く、木や建造物にぶつかる危険が高いです。
 この状態は高度300フィートの安全高度に達するまでの数十秒続きます。

従って、このタイミングで何か起きた場合は即座に

「上手に墜落するぜ(゚∀゚)!」

と頭を切り替えます(←この「(゚∀゚)」は結構大事(笑)。慌てると助かるものも助からないので)

 上手な墜落とは、人は無傷で機体だけ壊す墜落です。自動車事故と同じですね。
 下手なのはその逆ですが、特に死ぬと事件になって警察とか報道とかワンサカやってきて面倒なことになります。さらに地上の人を巻き込んだ場合はもっと最悪です。
 そんなワケで、運悪くそういう目にあったら絶対に「上手に墜落」しなくてはいけませんが、どう転んでも墜落には変わりありません。

 新興国の経済発展も同じようなものだと思います。成長が離陸して軌道にのるまでに世界的な不況等のトラブルが発生してしまうと投資が止まり墜落してしまいます。そう考えると今やっと上昇を開始したばかりのベトナムはまだ安全高度には達しておらずリスクが高いと思います。

 対して中国は、既に外資が工場建設など大量に投資をしてきました。ここで何かトラブルが起きても投資した以上それは使われ続けますので、成長が停止してしまうことはなさそうです。中国はここ1~2年で安全高度に達したと感じています。

 もちろん何も起きなければ、現時点の高度から巡航高度までの差はベトナムの方が大きいのでうまみも大きいですが、リスクを考えると、トータルでは今は中国の方がいいかな、と思います。

P.S.
普通の人が乗るような旅客機はエンジンが複数ついていて、半分止まっても全然余裕で飛べるので、安心して乗ってください。


2007/09/05

思考のたな卸し

本格的に株投資やろう!と一念発起したのが約3年前。本、ブログ、セミナー・・・ありとあらゆる情報を求め取捨選択し、膨大なそれらの情報を咀嚼して、現時点でこれが答えか?と思っている事を書きます。

なぜ書くのかと言うと書くと頭が整理されるんですよ(´ー`)。
それに、最近頭がいっぱいになって、ここらでいっぺん頭の中のものを書き出して、空っぽにしないと新しいことが考えられなくなってしまったのだ。

それではつらつらと書き綴りたいと思います。長文注意。。。

【結論】
ずばり、株は以下の2点に集約される。
  1. 何を買うか?
  2. いくらで買うか?

「1、何を買うか?」は以下の条件による。
  • 成長している市場で(パイの広がっている市場で)
  • 堀の深い、継続性のあるビジネスで(シェアを高めている) 
  • 効率の良い経営を行う企業(社長に価値を高めるリテラシーがある)
(さらに以下に該当すればなおGood)
  • 成長している国の(国自体のパイが広がっている)
  • 高い配当性向の企業

そして「2、いくらで買うか?」は以下の手順で目処をつける。
  1. その企業の持つ資産を調べ
  2. 将来稼ぐであろうキャッシュフローを自分で予想し
  3. それらの現在価値を合計し
  4. 1株当たりのフェアバリューを求め
  5. 少なくともフェアバリュー、できればそれ以下で買う

【通常時にすること】
この条件を満たすものを通常時に探しても、はっきりいって「無い」。

それもそのはず、市場にはたくさんのプロがいて、彼らはいつでも割安な、ミスプライスされた株を探しています。そんな美味しい価格を自分ごときが発見するまで放って置いてはくれません。自分で発見できた気になったら、それはほぼ間違いなく「ワケあり株」です。手を出すとカモにされます。注意!

【嵐を待て!】
唯一、通常時に割安な株があるとすれば、それは「自分の目で見た、感じた情報」により割安と考えられる場合のみです。公式リリースされた情報は市場に即座に織り込まれます。突然出る買い材料を先回りすることも、また悪材料を避けることも不可能と考えていいです。

従って通常時にやること言えば、働いて得たキャッシュと持ち株が生む配当をプールすること、これはという企業を見つけてウォッチリストに入れておき、いくらなら買いたいか、の当たりをつけておくことくらいです。
それ以外は持ち株の業績とオペレーションが極端におかしくなってないかをたまに見るくらいでいいです。

それではどういう時ならこの条件を満たすかというと、主に2つある。

1つはずばり「パニック相場」。
これを「ミスターマーケットが鬱になった」と言うとちょっと通ぶれます。

ミスターマーケットかどうかは、その時の相場を見て「これは信用で買ってる奴全員逝ったな」と思えたら、おそらくそれはミスターマーケットです(彼はだいたい1年に1~2回は鬱になるようです)

そして、ミスターマーケットが来たら、まず冷静になります。深呼吸を1、2回くらいしても東証は15時まで閉まりません(ライブドアショックでは閉まったけど)。
落ち着いたらミスターマーケットの要因を調べ、ファンダメンタルを大きく毀損する要因でないことを確認します。

そしてウォッチ銘柄の価格をチェックして、狙った価格まで降りていたら迷わず全額突撃し、そうでなければ1/4ほど試し買いをします。その後下がったら1/4づつ買い下がっていきます。ちなみにこれ、読むとなんてことないですが実際やるとかなり怖いです。しかし、ここが投資家と投機家の分かれ目です。

2つめは、マクロ経済的に最悪な時で、企業業績の減益などが続出してる時。
このくらいのセンチメント最悪な時にならないと、いい株は安くなってくれないものです。

景気が悪くなる時のパターンはまず先行指標が怪しくなって株価が下がりだして市場の雰囲気が悪くなり、実際に減益などが続出するころに大底を迎えることが多いです。

なので、先行指標が怪しくなった時はまだ買うには早くて、実際に減益などが続出するころまで待つ必要があります。

【いつ売るか?】
売りは、他にもっと魅力的な投資対象が現れた時のみ、売ってその売却代金を投資原資にします。

騰がったら売る、というのはイケてない売り方です。なぜなら騰がった株を売ると手元にはまだ騰がってない株が残ります。これを繰り返して行くと手元にはボロ株ばかりが残り、最後にはボロ株コレクターになってしまいます(おまけにその時、売った株は大抵もっと騰がってます)。

従って通常時は暴落時に買った株と、それが生み出す配当を現金で持つことが多いです。

不況等で持ち株が全部下ったらどうする!という問いに対する答えは「気にしない」。着実に売上げと利益を伸ばす企業の株価は、それほど時間をかけなくても元の居場所に戻り、さらには将来性まで織り込んでいきます。そう信じます。儲けるとは「信」じる「者」と書きます。

そもそも、好況のうちに売っておいて、不況になったら買い戻そう、なんて戦略は無理です。景気が悪くなるときは気が付いたら悪くなってるものなのです。相場では自分だけうまく逃げよう、なんてまず無理です。なぜならそんなことが出来るならみんなそうするに決まってますから。

従って不況の時にやることといえば、全部下がった持ち株の中からイマイチになったと思うものと買い増ししたいと思っていた株とを入れ替えることくらいです。

つまり、買った後はインデックスやマクロ経済については気にせず、その企業の数字だけを注視していればよいです。マクロ経済は買うときにだけ見てればいいです。

【まとめ】
・・・というのが散々考えた結論ですが、ここでふとバフェットのシンプルな言葉を思い出した・・・

「優秀な企業を、株価の方から訴えてくるくらいの割安の時に買いなさい」

(;゚ Д゚) … 結局これと同じではないか!

最初この言葉を知ったとき、「そんなの当たり前じゃん」と少し憤りを感じていました。
しかし散々考えまくった今、この言葉の裏の(真の)意味がよーく理解できるようになりました。
この言葉の真の意味とは・・・

「めったに投資チャンスというものは訪れません。だからこそ、訪れた時は思い切って投資するべきです。」

「それ以外の時は我慢できなければいけません」
(↑実はこれが一番難しい・・・)


こういうことだったのか・・・!

そういえばバフェットは「一生のうち投資するのは20回までにするべきだ」と言っています。
バフェットの場合は自分よりもっとガマンして、数年に1回しか投資しないわけですね。
「株の儲けの90%はガマン料」とはQ先生もいつも言ってるけど、これも今となっては腑に落ちて理解できます・・・。

「自分で考える」ことは確かに大事だけど、結局、結論はバフェットの言う通りになってしまいました。
なら少し疑問に感じてもバフェットの言うことを鵜呑みにするのも、こと投資に関しては悪くない戦略のようです。
やはり100万円を4兆円に増やした人間の言うことは伊達じゃない。

思ってたことをアウトプットして頭のバッファが空いたので、これでまた新しいこと考えられる(゚∀゚)!

P.S.「1、何を買うか?」で配当性向を挙げましたが、成長企業の配当は企業価値の取り崩しであるから、ファイナンス理論的にはあまりよくないという考え方もあります。しかしあえて配当性向を求めるのは以下の理由からです。
  • 配当をプールしてミスターマーケット時に新たに買い増す資金にするため
  • 高配当株は経験上、ミスターマーケット時に明らかに下落ストッパーとして機能する。下落率が小さければウォッチ銘柄と入れ替えたい時、取得株数を増やすことができる。


2007/09/01

バランス

警視庁立川署のストーカー巡査長(40)がオキニのキャバ嬢を貸与された拳銃で射殺後に自殺・・・これはひどい・゚・(ノД`)。

風俗って歳取ってからハマるとヤバい。

自殺巡査もおそらくこれまで勉強→仕事の一辺倒で、なんかの拍子にこの歳でキャバにハマっちゃったのでは。

それにしてもここまでやる奴の出現は予想外。
やっぱ遊びも仕事も若いうちから広く浅くバランスよくやっておかないとね。


投資のブログなので投資の話をすると、以前に複利のパワーを知ってしまったA君(20)と飲みながら話してたら、とにかく株以外に金を使う気がないみたいなんです。

そりゃたかが1万円でも複利効果でこうなる(→参考記事 )のを知っちゃったら、せっせと株に励む気持ちは分る。

でも、若い時にデート代までケチるのはどうかと思いますよ・・と思って「若い時に使ったデート代1万円は70歳での100億円入り証券口座より価値ある!!」と言っといたけど、A君にその声が届いたかはいまだ不明(笑)。

投資、恋愛、仕事、消費もやっぱりバランスです。


2007/08/28

株式市場の存在感

「NYダウが落ち着いたことを好感して外国為替市場でドルが買われています・・・」少し前にWBSの解説聞いてたら、こんなコメントがあって、ちょっと ん?と思いました。

日本で日経が上がったから円が買われた、という話は(少なくともここ20年は)聞いた記憶が無いだけになんか新鮮な感じ目

日本の場合はいつも円高→株安だ!円安→株高だ!という為替相場→株式相場の一方通行の関係ですからね・・・。

しかし本来、株式市場が為替市場に影響を及ぼすのは正しい姿であるはず。

通貨価値を担保してるのは、資源とか軍事力もあるけど、本来はその国の「人」が生み出す価値であるはずで、ほとんどの人は企業で価値創造をしている以上、株式市場→為替市場の関係にあってしてしかるべき。

それが正しく機能しているところを見ると、「腐ってもドル」だなと思うのです。

アメリカはもう20年もダメになりそうでなかなかダメにならない国ですが、これを含めたいくつかの根本的な市場原理が機能し続けてるところがしぶとさの秘訣なのかもしれません。


2007/08/25

今月の残高は・・・?

ちょっと早いけど、最終週なので集計。
今月はなんといってもサブプライムショック!!!


あー集計すんの怖ぇー(´ロ`;)と思いながらやってみると・・・



何とふえふえしてますよ!!(;゚ Д゚)



資産は日中株とか香港ドルとかごちゃまぜなので、いつも正確には把握できないけど、確かサブプライム初期の時にざっくりマイナス100万位だったから、その後のトドメ暴落の時にはおそらくマイナス150万~180万くらいは逝っていたはず。



ということはその後に全部取り返しておつりが来たということか・・・。



あれから1週間しかたってないというのに、なんですかこれは。


特に騒動の最中にドル円109円逝くとか言ってたテレビの解説員とか・・・ったくえ~っ



インデックスを見ると先月から日経-6%、NYダウ+0.8%、ハンセン+1.5%という環境の中、自分のポートフォリオは+1.7%でした。
自分のポートフォリオには日本株が半分くらい入っていることを考えると、この数字って結構すごいかも・・・



自分の戦略は、今回は一時的調整(参考記事
��と見て日本株は基本放置(微妙に買い増し)。


キャッシュは中国へ突撃。なので主に中国株の戻し×香港ドルの戻しが効いたと思われる。



それにしてもインデックスだけ見てもやっぱり日本終了・・・。それに対して最近の中国はプレゼンスが明らかに上がっているし、Qさんやジムロジャースの言う通り、流れはやはりこっちか。



まだ相場は完全に落ち着いたわけじゃないけれど、少なくとも今の自分のやり方は続ける価値がある、と少し自信持てた月でした。



2007/08/24

投資ルールを作ろう!

どうにか相場は一旦落ち着いたみたいっすね 。┐ (´・ω・`) ┌ ヤレヤレ。


しかし先週はエグかったなあ。頭痛くて寝転んでたら、そのままスライム化してペッタンコになるような感覚がしてました・・・ショック!
アゲインストポジションを持ったことのある人はこの感覚分かると思います。。。


それにしても何でこんなに頭痛いのかと言うと、「アゲインストなポジションを作った自分」が「自分」に怒られているのでした。


社会に出ると普通は常に他人に怒られる立場にあります。


バイトは社員に怒られる


社員は上司に怒られる


上司は役員に怒られる


役員は社長に怒られる


社長は?というと、株主に怒られます。それもボロクソに(笑)。

株主総会に行くと、セレブ社長が汚い(失礼!)1株株主に支離滅裂なイチャモン付けられて、それでもキレずに「貴重なご意見ありがとうございます」とか模範解答してますけど、あれは内心キレてるんじゃないだろうか・・・。


しかし株主(投資家)に怒る人はいません。
「資本主義」はその名の通り資本を出す人が最高峰だからです。
でも実際は上記のように「自分」に怒られるんです。しかもこれが結構キツイ。


他人に怒られるなら、飲み屋で悪口でも言えば少しは発散できますが、自分に怒られるとそれも出来ませんからね・・・。すると頭の中で自責の念がぐるぐる渦巻いて、頭が痛くなるのです。


相場で損はつきものですから、本質的にはこれは避けようがないです。

しかし、自分のルールを作り、実行することで苦痛が少し和らぐ気がします。


僕は、

1、ポジションを建てた「理由」を覚えておく
��、そして、その後の相場環境の変化等で、その「理由」が消滅したと感じた時は機械的にクローズする。

というルールを作っています。


もし、相場が自分の考えと逆方向に行き、これを実行して損するハメになっても、自分のルールを守った結果の損は不思議とあまりつらくないのです。


しかし、ルールを作ったにもかかわらず、それを守れずに損すると2倍つらいですよ。。。(経験者談)


作ったルールは厳守しませう!!



2007/08/17

なんという・・・


boardgif

昨晩の驚愕のプライスボード画像。

見ててぞっとしたのが、レートチェンジの点滅がぴたっとやむ時があって、15秒くらいたった後にクロス円全ペア一斉に安値更新。1ティックで50銭も動いてたりして、もはやメルトダウン。

これは樹海逝きの人も多数出たと思われる・・・。この画像は今後の戒めとして保存しとこう・・・。

さて自分はというと、現在までの被弾額約110万円。

被弾しながら、なけなしのキャッシュポジションを中国に持って行って買いまくり。

買うそばからどんどん下がって行く様は、銃弾を受けながら持ち弾を打ち込む兵士の如く。

それでもやっぱり相場が好き。夢があるから。
絶対生き残って、すごい投資家になるぞー(`・ω・´)シャキーン


2007/08/15

何この相場・・・?

みなさん生きてまつか(´ロ`;)・・・退場した人もちらほら見受けられるようですが・・・
特にキウイとか何これ・・・。
今回の下げ相場て後から何て言われるんかな?サブプライムショック??

それにしても、サブプライムってこれほど大騒ぎすることなのか(?_?)

そもそもサブプライムって、とどのつまりこういうことですよね・・・。

「住宅ローンバンバン貸し出してもっと儲けてやるぜ!でももう貸す奴いなくなっちゃったしなー・・後は金持ってなさそうな奴ばっかだし・・・こいつらを客にできないかな!?与信さえ出来れば貸し出して手数料GETできるんだが・・・」

「そうだ!最近、家の値段上がってるし、担保さえ上がってくれれば、後で返せなくなっても担保取り上げればいいしな!今なら家を担保にして与信できるな!」

「金利も低めに設定してと・・・2年後から変動だけどね(笑)。後で金利上がったら借りた奴地獄になるけど、どうせ借りる奴バカだし気付かねぇだろ!」

「そして債権は証券化してカモに押し付けてと・・・これで自分はノーリスクで手数料GETじゃん?」

「ようし、がんばって貸し出して手数料稼いじゃうよ!」

というのが、2年~3年前の話で、それから「がんばって貸し出した」結果、今になって当初の計画通り(?)焦げ付いて大騒ぎしているわけです・・・。(まーヒドイ話ではありますが、J-REITも似たような構図だったりします)

これは担保の清算価値と貸出手数料の収益だけを目当てにして、借手の返済能力を考えてないわけです。
そのため「略奪的貸出※」と言われて、保護を求める動きが連邦議会で起きました。
(※日本で、よく電柱に貼ってある「車で融資!乗ったままでOK!」ってやつとまったく同じ。)

それにしても、これがどれだけ他に影響を及ぼすのか。

そう思ってサブプライムの残高を調べてみると、サブプライム残高は意外に少なく米国の住宅ローン残高の7%程度しかない。さらにその中で不良顕在化しているのが直近のデータで約35%。つまり、不良化しているのは、米国の住宅ローン残高のたったの2%強しかない。

これを見ると、今後さらに不良債権率が上昇したとしても、それはメリルリンチとかゴールドマンサックスとかの大手投資銀行の収益に大した影響はないということなる。つまり、騒ぎの割には金融システムに与える影響は少ないのでは?

もちろん、これはポジティブ材料でないし、今後この問題が米国の個人消費支出の低下などに表れてくるようだと、いよいよ米国景気のトレンド転換になるかもしれないし、実際みんなそう思って狼狽しているわけです。

でも、これだけ相場が下落したということは、そのシナリオをかなり織り込んだといえる。とすると、ここは買い場である可能性が高い。

なぜなら、今買いポジを取ったとして、本当に今後雇用とか個人消費支出の低下が具現化したとしても、その時はすでにサプライズは無いので下げ幅はたかが知れているので、その時損切り→退却すればよし。

逆に、この問題が落ち着き、雇用とか消費にそれほど影響が出なかった場合はポジティブサプライズとして受け止められて相場は暴騰する可能性が高い。

それに中国とヨーロッパの景気は相変わらず堅調なのも安心感がある。


こう思って、トレンド転換より一時的調整の可能性の方が高いと判断。
下がるたびに少しづつ買いを入れていくうち、今、株の比率が資産の30%→45%までが上がりました。
今現在ドル円が117円を切っていて、もう一押しありそうなので、そうなったら日米中株からドル、ユーロ、キウイまでいろいろ全額突撃してみます・・・。
(本当に景気の曲がり角だったらただの阿呆だな・・・汗





2007/08/09

投資というおしごと

日本では成人後に労働者になるのを前提にした教育を受け、実際ほとんどの人が労働者になるわけですが、社会が労働者だけで成り立つはずも無く、当然、経営者や投資家もいます。

大部分の経営者、投資家も同じ教育を受けて育ったことを考えると、起業して経営者になろうなんて人はちょっとひねくれた人で、もっとひねくれると投資家になるのでしょうか。

しかし実際はほとんどの人は国家の謀略(?)通り労働者になるので国民の間では必然的に「額に汗して働くことが一番正しい」(←この言葉僕キラーイ)という「労働者賛美思想」が主流になります。

そんな国民性ですから、村上ファンドやライブドア堀江のような「濡れ手に粟の大金持ち」に映るプレイヤーが登場すると、すぐにアレルギー症状を発症し、妬みやっかみの混じった非難轟々を浴びて袋叩きにされてしまいます。

堀江サンや村上サンのしたことが正しいのかという点はアレな所があるとは思いますが、それはさておき、社会を豊かにするには労働者はもちろんのこと、経営者、投資家も絶対に必要で、この三者は誰が偉いとかケシカランとかの差別なんて無く、全員立派に社会貢献しているのです。

単純にして考えて見ます。

働きたいと言う人ばっかり大勢いても、事業を始める人がいなかったら、そもそも職場が無いわけだから成り立ちません。

また、事業を作りたいという、やる気に溢れた人がせっかく居たとしても、その事業を始めるお金を出してくれる人がいなかったら、開業資金を自分で働いて貯めますか?という話になってしまいます。

これでは実際に事業が始まるのは20年後になってしまうかもしれません。

つまり現代のように社会を豊かにするサービスや、モノを作る事業をハイスピードで立ち上げていけるのは、リスクを取って出資する投資家が存在するおかげ。

なので「額に汗して働くことが一番正しい」と言う労働者も実は投資家、経営者が社会貢献した恩恵をたっぷり受けている訳です。

江戸時代の日本では、商人はモノを作らず横流しするだけで儲ける卑しい仕事と(一応)言われていたそうですが、今ではそんなこと言う人に会ったことはありません。

もう少し時間が経ったら、投資家に対する世間の見方も同じよう変わるのかな。


2007/08/04

エビ養殖詐欺で思う年率100%のリスク

少し古いニュースになりますが、エビ養殖投資で詐欺事件がありました。
なにやら「フィリピンのエビ養殖事業に投資すれば1年で2倍(利回り100%!)になる」という名目で全国の約4万人が600億円もやられちゃった痛い詐欺事件。

毎度良くある話ですが、きっとこういう詐欺にやられちゃう人って、実はその人自身は長年凄くまじめに仕事をしてきた誠実な人なんだろうなーと思います。

おそらく自分自身が、誠実に仕事を何十年も続けてきたから、他人もそうして当然、仕事とはそういうもの、という固定意識をお持ちなんじゃないでしょうか。だからこのエビ業者もきっと約束を守ってくれると思い込んだと。
つまり「年率100%」という利回りに対するリスクを自己のバイアスで低く見間違えたというわけです。

では「年率100%」リスクというのは、実際どの程度のリスクなのか?

例えばあなたが次の二人から100万円を貸してくれと頼まれたとします。
一人は、信用の有る開業医の「有子」さん
一方はイマイチ信用の無い年収200万円のフリーター「梨実」さん

二人とも「一年後に105万円にして返す」と言っています。
あなたは手持ちが100万円しかなく、どちらか一方にしか貸せないとします。どちらに貸しますか。
もちろん「有子」さんですね。当然です。
同じ利回りなら信用の有る方に貸すのが常識。

しかしここで、「梨実」さんが「それなら私は110万円にして返すから私に貸して」と言い出したらどうでしょうか?
貸すべきか貸さないべきか?これは少し迷います。
が、答えは「貸さないべき」です。

なぜか・・・

実は「梨実」さんのスペックは典型的な消費者金融にお金を借りに来る女性のスペック。ちなみに借りた金はブランドバックなどの消費に使われることが多いそうです。
消費者金融の利率は約30%です。つまり消費者金融会社は「こんな信用の無い奴に金貸すなら30%は貰わないとやってらんないよね」というわけです。

これは暴利というわけではなく、消費者金融会社も過去に実際に貸し倒れを食らってその貸し倒れ率から「梨実さんくらいのスペックなら30%が妥当」というわけです。

こうやってリスクとリターンのバランスが取れているのが金融の世界です。
つまり、梨実さんの言う「110万円にして返す」程度では、リスクとリターンがつり合ってないので「貸せません」が正解ということになります。
もし梨実さんがどうしてもお金を借りたかったら、相手のリスクにあったリターンである年率30%を提示する必要があるわけです。

ちなみに消費者金融の利率は最近少し下がりましたが、以上の理屈から会社はその分貸し出し基準を厳しくするので、その結果いままで借りれてた人が明日から借りれなくなるだけです。

するとそういう人はどうするか・・・より高金利なヤミ金に行くことになるわけです。
消費者金融の利率低下が 破産・自殺等の社会問題解決にならないと言われるゆえんです。
いままで消費者金融に通っていた人の金利がそのまま下がる訳では無いのです。世の中そんなに甘くないのでこれは当然です。

話はエビに戻って、じゃあ利率100%のリスクはどのくらいかと言うと、上記の梨実さんの3倍以上のリスク・・・ということになります。

この領域になると、投資というか、理念、事業に対する熱い想いを持って当たるべきです。
「オレはフィリピンのエビで世界中の人に笑顔を与えるんだ!金なんて返ってこなくてもいい!」というような。(←エビにそんな入魂してる人いるかどうか分りませんが)

決して、1年経って配当と元金もらったらほなサイナラ、なんていう低意識ではなく「この仕事に協力できて幸せだぁ!」くらいの熱い想いが必要ですね。

今回被害に遭われた人にこんな想いがあったのか?無いでしょう。
今回の事件は単にあり得そうなことが普通に現実になった、というだけで意外でもなんでもない。

かといって、被害者が自業自得、と簡単に片付けてしまうのはちょっと違う気がします。
最初に書いたように、誠実に仕事に取り組んで来た人ほどこの手の詐欺に会う確率が上がるし、そして失った金はまた新たな犯罪を生む種となり、結局その他の人も迷惑することになるからです。
自業自得で片付けて、そんな社会を黙認していい訳は無い。

この手の犯罪を根絶するには結局騙される人を減らすしかないのでは?と思います。エサが無くなればそれを捕食している動物がいなくなるのと同じで、騙す方が行き詰ってしまうからです。
そうでなく、騙す方を厳しく取り締まっても、上手くいかないでしょう。カモがいると騙す方はいくらでも湧いて出ますので、これではこの手の詐欺は無くならないでしょう。

じゃあ騙される人を減らすにはどうすればいいのか?
これはもう、全体のファイナンシャルリテラシーを上げるしかないと思います。
自分で判断出来る力がないと、敵が違う手口で来た時に対応できないからです。
結局は教育の問題なのでしょうが、そういった知識の重要性が理解できてない人は教育しても逆に迷惑がられるでしょうし、難しい問題です。



P.S.
ちなみに上記の「これにお金を投資するならこのくらい貰わないとやってらんないよね」とみんなが思う平均利回りを「期待利回り(=割引率、またはリスク認識)」といいます。

過去のデータから日本においては、一番低いのがリスクフリーレート(=リスク無し)の国債で2%程度。株は5%~6%、不動産は5%~7%程度です。

このリスクフリーレートとの差を「リスクプレミアム」といい、株だったら値下がりしたり、不動産だったら空室や地震損壊などのリスクをここに込めるわけですね。


2007/07/29

今月の残高は・・・?

先月から、資産は1,400,000ほどふえふえ♪ニコニコしました!

しかーし!!

内訳を見ると単に夏ボー全額入金して増えただけで、投資では10万ちょっとしか増えてなかったりします・・・ガクリ


働いて貯めた金で資産増えても達成感ねぇっヽ(`Д´)ノ

(↑ってやっぱ投資中毒?)


それでもまあ月末の荒れっぷりを考えると、投資収益微増ならまあまあじゃね?っていう声も聞こえてきそうですが・・・実はその投資収益の内容もかなり微妙・・・。


というのも主な収益がなんとデイトレ。っていうか、別にデイトレしようとしたわけではなく、NTTドコモの下げがエグかったので、配当狙いで15株くらい買ってみたら、3時間位したら配当分くらい上がったので、じゃー売ってみる?、というのを2、3回繰り返した結果の収益。


後でチャート見たらよくこの場面で利益出たなと我ながら感心。
配当狙いで、下がったらホールドすればいいや、くらいの欲の無さが吉と出た?


しかしこんなトレードに継続性があるわけ無く、当然もやもや気分。


その他の日本株はラウンドワン@207000x10株が暴騰。

一時プラス90万でキタ━━━━(゚∀゚)━━━━!!と歓喜するものの、自分はまだ割安と判断してガマン。
すると息切れしてプラス50万くらいまで下落 ┐ (´・ω・`) ┌ ヤレヤレ。


そしてその評価益を4310DIが削った結果、先月からの含み益の増減ほぼゼロ。何かなー。


中国H株の方はというと、調整というものを知らないのだろうか・・・。

そういえば、この前上海が少し調整したとき、H株も下がるかと思ったら逆に上がりました。
この理由が上海の調整を見越してファンドがH株をヘッジ目的で売っていたものの、いざ上海が調整したらH株が意外に下がらないので慌てて買い戻したらしい。


私も上海を警戒してH株のポジションをはずしてて、調整後にまた入ろうかなと思っていたので、ファンドと同じ行動をしてしもた!悔しい~。こんなことをしてたら勝てません。


でも中国株は下がる時はエグイですよ~。2割、3割当たり前です。今だったらH株指数が22000位だから17000とかまで下がることも十分考えられます。


月末に始まった調整がいつ終わるかは分らないけど、打診買いをするにしても19000台Lowまでは手を出さずガマン。そこまで行かなきゃ買わない。

この戦略が可能なことが個人投資家メリット。常に相場に入る義務が無いのはプロには出来ない個人特有のアドバンテージ




そして、為替ですがクロス円、どのペアもエグイことに・・・('A`)。


おいらはと言うと、以前HKDのヘッジ目的で買った5万ドルは実は123.30で思い余って売ってしまってました・・。
当初の目的と完全に違った売買で反省していたのですが、そのおかげで運良くノーポジでしたので、119.13でまた5万ロングしました。


ただ買ったあと118.00円まであった後118ミドルで値動きが止まったので少し買うの早かったかも。

このトレードで為替は落下中に買うのはイケてないのを再確認。

株はストップ安の翌日にストップ高とかよくあるから、落下中に買うのもしかたない時があるけど、為替みたいな流動性の超高いものは必ず止まってから上か下に動くので、止まるまで待つべきでした。


というわけで、結果オーライだったものの、これまたこんなトレードに継続性があるわけ無く、当然もやもや気分
今月のような自分を見失った取引にならないようにふえふえ♪ニコニコしていきたいものです。


2007/07/21

成長しないなら配当しろ!

突然ですが・・・

・個人投資家が好む株→小型大型、成長株
・機関投資家が好む株→大型、   成長株・安定株

ここで忘れ去られているもの・・・それは「小型安定株」

「小型安定株」は時価総額が2~3百億円以下で流動性が小さく、あまり知名度もなく話題に上がらないのが特徴です。
また、プロが入ってこないので割安放置されていることが多いです。

スクリーニングをしていて、どう考えても安い、という銘柄をみつけると、たいてい「小型安定株」だったりします(もしくは時価総額が1000億円以上あり十分に大きいが、海運、鉄鋼など景気循環企業であることが明白であり、景気と業績が連動している業界です)。

なのでバリュー投資を始めたばかりの時期は必ず一度はこの子たちにハマってしまい、何年持っててもうだつが上がらなかった~という経験をすることになります・・・。(←でも損もあまりないですけどね。配当分だけ儲かる感じ)

こういう企業は本来、もう成長しないんだったら配当性向を50%以上に増やすべきなのです。そういう意味では最近のブルドックソースの件のように、こういう企業にカツを入れてくれるアクティビストの存在は私はある意味歓迎しています。

というわけで、成熟段階に入っているにもかかわらず 配当性向が低い企業にはもっと配当しろ!と言いたいです。


2007/07/14

読んでよかった本 【2冊目】

生き残りのディーリング決定版―相場読本シリーズ<10>矢口 新 


ファンダメンタルを見て投資家が買うのはその企業の将来のキャッシュフロー。
それに対してテクニカル投機家が買うのは何だと思いますか?

答えは・・・「人の心」です。

この本は為替ディーラーとして現場で実践を積んだ著者によって書かれた、ディーラーによるディーラーのためのテクニカル本です。
現役ディーラーの座右の書として、プロのディーリングルームには必ず置かれているそうです。

相場外の安全な所でのうのうとして、偉そうに当たらないことばかり言っている「学者」ではなく、全て経験と実践から会得した内容は迫力があります。
また、よくあるテクニカルの書籍では、あるチャートを持ち出してきて型にはめ、この形はどうのこうのと解説が付いてるのですが、この著者の素晴らしいのはそのチャートが形成される過程で

「市場にどんなプレイヤーがいて、どんな戦略を取り、そしてそこにいたプレイヤーはどんな心理だったのか?」

という一連の流れを関連付け、解説してある点です。

ここ数年、「行動ファイナンス」という、投資家心理に基づいたファイナンス理論が出現して結構注目されていますが、この書籍の初版が出版されたのはもう10年以上前であるにも関わらず、「行動ファイナンス」のエッセンスに通じるものがあります。

理論として成り立つはるか前から、この著者は経験と実践からそれを会得していたのでしょうか。

構成も1テーマ2、3ページで100程度のテーマに分けて書かれていて、どこから読んでも良いので読みやすいです。

基本的に為替の本ですけど、テクニカル的戦略は流動性が大きい投資対象ほど当たる確率が高いので、株でも流動性と投機性が高い銘柄、例えば「柔らか銀行(笑)」などを扱うときは役に立つでしょう。



2007/07/08

読みそうな予感


小林 由美
超・格差社会アメリカの真実

T&Cトランスリンク
中国株二季報2007年夏秋号
邱 永漢
株の原則

邱 永漢
邱永漢のシルバーグレーの金銭学―賢く財産を育てる研究

國貞 克則
財務3表一体理解法―決算書がスラスラわかる





アフィリエイトで自分買い用にφ(・_・") メモメモ。


2007/07/07

株は一歩先を読むもの

バフェットが鉄道株を買いました(5月くらいに流れていたニュースなのでいまさら感はありますが・・・)
鉄道と言えば19世紀の産業で、もはや成長は見込めないのになぜ鉄道?と興味を持ち、少し調べてみました。

バフェットが買ったのは主にバーリントン・ノーザン・サンタフェ[NYSE:BNI]という北米28州とカナダの2州に及ぶ約32,500路線マイルの鉄道網を運営している会社です。(他にも数社に投資したようです)
業績を見てみると

バーリントン・ノーザン・サンタフェ[NYSE:BNI]
Burlington Northern Santa Fe Corporation
株価: $ 86.70 0.46 (2007-07-06)
損益計算書(百万ドル)
                 2006 2005 2004 2003 2002
売上高 14,985 12,987 10,946 9,413 8,979
営業利益 3,517 2,922 1,686 1,665 1,656
当期純利益 1,887 1,531 791 816 760


予想に反して売上・利益ともキレイに上昇傾向にある。ほ~。
調べると理由は昨今の原油高騰で燃料費が上がり、トラック輸送費が上昇したせいで、輸送費全体が上昇しているらしい。

トラックは燃料費が上がるとダイレクトに経費が増えるのに対し、鉄道は設備に巨額の投資がかかるものの、一旦投資してしまえば輸送に必要なエネルギーが極めて小さく効率も良い。そのためトラック輸送に対して競争力が増して来ているわけですね。
そしてその傾向は原油価格動向からみて長期に渡って続くことが予想されます。

つまり鉄道は次世代のテーマ=エコ企業というわけです。エコというと風力発電とか林業とかを考えがちだけど、鉄道という発想はなかった!さすがバフェット。バフェットは鉄道株はこれから100年ぶりに2回目の成長期に入ると見ているんでしょう。

Qさんも言ってたけど、株は「一歩先」を読むことが大事。2歩先を読むと3歩先を読みたくなって、しまいには人間いつか死ぬんだから何もしなくていいじゃん!となってしまいます(笑)。
「次は何に陽が当たるのか?」を毎日毎日考え続けて、死ぬまでの過程を楽しむことが投資家の仕事なんですね。


2007/06/24

今月の残高は・・・

先月と比べると結構増えたえっけどなんで?と、思って調べてみると分りました。

少し前に中国株をだいぶ利確した時、386シノペックと883CNOOCはあまり騰がってなくてまだ割安だったので「まあこれはいっか」と放っておいたら、これが大噴火。さらに円安も進んで値上がり×円安で結構な評価益に・・・。


それでもまだPERで12倍くらいで騒ぐほど高くもないし、また放っておきます。
ところで利確した576ジャージャン、あれからまた騰がってます・・・゚・(ノД`)・゚・。普通に持続してたら+100万の大もうけやん。株券返してー!!!



それにしても中国H株は1年前は成長率20%、PER12倍、配当も4%くらいのヨダレ銘柄がゴロゴロあったのに、そんな銘柄もすっかりPERも25倍くらいになっちゃって、普通の値段になってしまいました・・・。寂しい。


上海の方はジム・ロジャースとかグリーンスパン爺さんも言ってたけどこれバブルだろ~。指数の予想PER
36て1989年の日経がそのくらいじゃなかったっけ?


そもそも、PER36ってことはファイナンス的には、中国のGDPの成長率が10%で続くとして、今後約10年分の成長を織り込み済みってことになる。まるで市場全体がmixi化(笑)


そういえば中国では株をやる人民が多すぎて仕事に集中できなくなるので、仕事中に株をやる「株休み時間」があるらしい。。


そんな博打感覚の人達が参加してるとなると、行くとこまで行くだろうから、今から買っても降りどころさえ間違えなければ結構もうかりそうだけど・・・その勇気無いですガクリ


確実にいえるのは、予想PERで15倍程度の水準まで落ち着く日はいつか来るだろうということ・・・。日本の新興市場のように・・・。


中国政府としては、暴落させずに、4,5年かけてその水準まで落ち着かせることが出来たら満点でしょうね。(無理だと思うけど)



日本株は4310ドリームインキュベータを200万くらい購入。これは日本の新興とベトナムを買いたいけど、自分で銘柄選ぶの面倒だし・・・と思ってたところで、堀会長が今年はベトナムやります!と言ってたのでじゃあ任した!という感じ。


さらに先日、自社株買い発表もあったので割安性も問題なし(DIはそもそも企業価値評価集団ですから割高で自社株買うわけがないので)DIの企業価値はPERとかだけ見てても分らないからね。ということで投信的に保有。今後に期待。



あとヘッジ目的で5万ほどロングしてるドル・・・株は分らないけど、為替はもっと分りません・・・。
まあFXなので逃げるのは素早くできますので、びくびくしながら毎日スワップもらってます・・・。


うーむ、来月の資産増大に繋がる種を撒きたいけど、買うもんが無い。

今の気持ちを表現するぴったりの言葉がありました。


セックスしたくてウズウズしているのに無人島にいる、
まさにそんな気分です。
買うべきものが一つも見つからないということです。
��ウォーレン・バフェット)



はぁ。


2007/06/23

新歓の季節

新年度になってはや3ヶ月・・・私の職場ではそろそろ新人さんが研修終了して配属になります。
私の部署にも4人くるみたいで、どんな人が来るのかちょっと楽しみだったりします。。。

さて、配属になったら歓迎会があるわけですが、なぜか私の職場の伝統として、歓迎会と忘年会はゴージャス。会費はなんと10000。高けぇ~!

ここでふと思った。仮にそれを運用したらいったいどうなるか・・・?
試しに、10000円をウォーレン・バフェットと同じCAGR(年平均成長率)32%で50年間運用したらどうなるか?やってみました。

使う式は「PV*(1+r)^n」ですね。(PVは「今あるお金」、rは年率、^は「べき乗」、nは投資期間ね)
計算すると、10000(1+0.32)^50 = 10683081960。

ええと、・・・106億8千万円。。。

何度計算してもこうなる・・・。

複利ってすごいよ!!(;゚ Д゚)

さすがアインシュタインが「人類で最も偉大な発明は複利である」と言っただけある。
それを実践したバフェット恐るべし。

新歓なんか行くのヤメヤメ!運用だ!
・・・と思ったけど、だれも来なかったら新人は悲しいよなぁ(´・ω・`)
そうだ、出席率が8割以下だったら行くことにしよ(゚∀゚)

それにしてもこんなこと考えてるの俺だけだろーなーウキャー!


P.S.
ちなみにn年後のキャッシュフローが今いったいいくらの価値があるのかは次の式でわかります。
今の価値 = CF/(1+r)^n (r=年利率,n=経過年数)例えば満期まであと1年で年率2%の国債の妥当な価値は102/(1+0.02)^1=100。
100万円以上で買ったらカモにされるということが分ります。
不動産とか保険とか株の計算にも使えるので、人生のあらゆる場面でボッタクリに遭わないために覚えておくととってもおトクニコニコ


2007/06/20

何でみんな株買わないの?

会社に行ってていつも感心すること。それは・・・

「みんなよく自社株持たずにそんなに一生懸命仕事できるなあ(?_?)」

ていうこと・・・。

どういうことか?順を追って説明します・・・

私の会社は上場企業なので財務諸表が簡単に見られますがそれを見ると営業利益が約2000億円です。

その配分を調べると約800億が税金、600億円が配当、内部留保が600億となっています。一方200億円弱が販管費=人件費として計上されてます。

取り分を割合に直すと国が40%、株主が50%(配当+内部留保。内部留保は株主のものですからね)、従業員は10%!となります。

従業員が一生懸命創造した価値なのに還元されてるのがたったの10%って・・・全部くれとは言わないけどちょっと少なすぎでは・・・?しかもその10%からもさらに税金を取られるし(ヒドイ)・・・

会社という組織ではいかに従業員は搾取される立場にあるかがちょっと調べただけでもよーく分りますね。


でもここで、自社株を持ってたらどうでしょう。この場合は自分が提供した価値に対して、受け取れる割合は50%+10%=60%となります(持ち株数にもよりますが)。これなら満足(´ⅴ`)。

つまり自社株を持たずに働くのって、まるで株主と国の奴隷みたいじゃないですか!!なんでこんな簡単なことにみんな気付かないのか・・・?

いや、気付いているけど、それでもみんなモチベーションが保ててるのかぁ?だとしたら、みんなの社会に対するサービス精神はすごい。素直に尊敬します。(この話を同僚にしたら笑われました・・・笑うところじゃないぞ・・・ぼーぜん

もちろん自社株でなくて他社株を持っても同じです。自分が提供した価値を自分でもらうのか、自分が提供した価値を他人にあげて、自分は他人が提供した価値を頂くのかの違いだけです。

なので私はどう考えても何かしらの株を買うのが合理的だと思うけど・・・。

第一、悔しいのが、このままでは日本人が提供した価値がどんどん海外へ吸い出されてしまうことです。日本の株式市場のシェアは半数弱が外国人なのです。

せめてアメリカのように庶民が半分くらいの資産を投資信託で持つような社会になって欲しいものです。

何でみんな株買わないのかなあ?(おまえの社会に対するサービス精神が足らないだけだろって?そうかも・・・ガクリ)。



2007/06/17

FXの悲惨な想い出

久々にFXでポジションを取って、しかもエントリーした途端にフェイバー 。調子いい~星

為替差益もありがたいけど、嬉しいのがやっぱりスワップ収益。日に日に積みあがって行くスワップ収益は本当にホッとします。

こんなにラクに資産が増えるならもうちょっとロングしようかな・・・と、ここでハッと思い出す苦い記憶。


2006年春。

私は300万の保証金でドル円を30万ドルロングしてました。スワップで1日数千円の収益になり、これに大変満足してました。

その日の朝、眠気まなこに差し込むきつい日差しに目を細めながら駅まで行き、ホームに滑り込んだ電車に乗り込んだのでした。

運良く座れたのでなんとなく携帯を取り出しレートをチェックすると・・・

[米ドル円]115.30-34(Change -2.80)

(;゚д゚) ・・・

(つд⊂)ゴシゴシゴシ   

[米ドル円]115.30-34(Change -2.80)

ポーン(  Д )⌒Y⌒Y⌒Y⌒...。....。コロコロ

ちぇんじまいなすにえんはちじゅっせーん??

まじ?

この前日、G7で中国へ人民元改革を求める声明が出されたため、ドルが急落したのです。
それにしても、1日の取引高1兆ドル以上の流動性を持つ為替市場でこんなギャップダウンがありうるなんて・・・。

私のポジションはストップロスにヒットしてクローズされ、約80万円の損失が確定されてました・・・ガクリ


このトレードを通じて、学んだこと。
スワップで貰ってた数千円。これはコンビニで1日働いてやっともらえる金額です。
そんな金額を簡単に得ようなんてそもそも甘い。

過去には1日で20円も円高になることも実際起きています。

スワップで頂く収益は資産を相当のリスクにさらした結果受け取れる成果。
ポジションを膨らませることは、相当のリスクを受ける覚悟が必要。
その覚悟がないならするべきではない、ということでした。

やはり相場には真摯に向き合わなければだめですね。



2007/06/10

高齢化社会

きのうのニュースから・・


 政府は8日午前の閣議で、2007年版「高齢社会白書」を決定した。


 「団塊の世代」が65歳になる12年には高齢者人口が3000万人を超えると予測。55年には高齢化率が40・5%に達し、国民の2・5人に1人が高齢者という「前例のない高齢社会」が到来すると予想している。


 白書では、55年には高齢者1人を現役世代1・3人で支えることになると見込んでいる。一方で、平均寿命が延びていることから、「第2の人生」が長くなっている点を強調。「高齢者は高齢社会を支えることが可能な貴重なマンパワー。意欲と能力を職場で活用することが必要」だとしている。


 この裏づけとして、厚生労働省の調査で、65~69歳の高齢者のうち就業者は男性49・5%、女性28・5%に上り、未就業者も男性21%、女性18・3%が就業を希望していたという事例を紹介。60歳を過ぎても働く傾向が強まっていると指摘した。



「高齢者は高齢社会を支えることが可能な貴重なマンパワー」って・・・。これからの世の中は現役引退後も働けってことですか?カンベンしてーショック!


そして現役世代の報酬にしてもこのグラフ を見ると、国力の観点からこれまでのような右肩上がりの報酬を期待すること自体が無理のあることがわかります。


やはりこれからの日本はファイナンシャルリテラシー能力なしで生き抜いて行くのは難しい。


10年後には子どもにファイナンスを教える塾とかが流行ったりして。



2007/05/27

成績履歴更新

今月はなんと言っても3053ペッパー。4半期決算が出たので見てみると、営業利益31百万円・・・?確か今期会社予想570百万円だったのでは?達成できんのかこれ?

しかもその不調な理由が株主総会の費用とか書いてあるし・・・。あのー、株主総会に金使って業績悪くなってどうすんの...orz、というわけでモニタの前であごがはずれるような顔になった次の日に例の店内レイプ事件。。。一時S安の111000まであったものの、120000まで戻したところでとりあえず撤退。

超長期的にはまだいいと思うので、次の中間決算で下方修正されて下がったらまた少し入りますか・・・。先月のインパク21ボーナスをきれいに吹き飛ばしてくれました。
その他は4680ラウンドワンを少々購入。


中国株は、相変わらず暴落待ち。なんかニュース見てたら上海の一般庶民が競って証券口座の開設とか。いよいよ終盤?ただ、それでもいつ破裂するかは分らないし、それまでかなり大きいキャッシュを寝かしておくのはちょっと気分が悪いので、手数料が痛いが1度円にもどしてFXでドルでも買おうか検討中。


とりあえず買うもんがまったく無い状態。アメリカ人だったら、素直に債券とか買ってればいいけど、日本国債の利率では買う気まったく起きないし・・・。まあこんなときはプロのようないつでも利益を出し続けなくてはいけない義務はないので、個人投資家の最大のアドバンテージである「様子見」に徹するのもいいかもしれませんね。


2007/05/13

五月の休日に仕事についてふと思う

株の話とは関係ないですが・・・人生にとって最も貴重な資源は間違いなく時間です。

人生における時間の使い方は大雑把に1/3が寝る時間、1/3が遊ぶ時間、そして1/3は仕事をする時間です。このうち寝る時間と遊ぶ時間は楽しいので、人生を幸せにするカギは残りの働く時間をどう楽しくするかにかかっています。

逆に寝る間を削ってつまらない仕事をする・・・のは人生を最悪にする方法だということが分ります。(でもこんなサラリーマンって結構いそうですが。)

ところで、じゃあ仕事をしなくてもいいくらい資産があったらどうでしょうか。資産があれば「働く時間」も自由な時間になるから、全部楽しい時間じゃん!という結論になりますが、それはちょっと違います。

なぜか・・・

人の幸せとか満足感、感動は何か困難があってそれを乗り越えた時に感じるものだからです。楽してばかりの人生は確かに「快適」ではあるけれど「満足」にはなり得ません。おそらく死ぬ時にものすごい虚無感と恐怖を感じるでしょう。果たしてそれで幸せな人生でしょうか。

そんな哲学的にならなくても、自分が実際に例えば2億手に入れたと思ってください。2億あったら米国債への投資でほぼノーリスクで(売るつもりがないなら為替差損も気にする必要もないし)年収1000万円近くになります。これだけあれば働かなくても十分食べていけます。

私も最初の1年くらいは確かにゆっくり休むかもしれません。しかしそれ以降、多分何のために生きているのか分らなくなって、次に面白いと思うことが全く無くなってくる気がします。そして、きっと何でもいいからまた仕事をしたくなると思います。つまり仕事とは壮大な「人生における時間つぶし」であることが分ります。

結局何が言いたいのかといいますと、少しくらい給料が安くても「仕事が娯楽」といえる仕事に就くことを目標にしたいものだな・・と思うのです。例えその仕事では食べるのに精一杯の生活でも、それはまずまずの人生なはず。どうせ資産が出来ても働くに違いないのだから・・・。


2007/04/28

成績履歴更新

昨年の冬にやや多めに買っておいた9944インパクがなんとTOB!。買値は2000円に対してTOB価格は2600円。これ1発で+90万くらい来ました。騰がるにはもっと時間がかかると想像してたのでこれは嬉しい。


が、実は手放しでは喜べないのも事実・・・。私は今期の業績を営業利益で会社発表の45億円くらいで来年から緩やかに回復してくだろうと思っていたのに、発表された今期業績は最悪。もしTOBが無かったらと考えると・・・かなり大損していたはず。やはり株は怖い。。。



その他は相変わらずパッとしない3053ペッパーはマザーズの崩壊っぷりをみればまあ仕方なし、むしろ踏ん張ってるほうか?マザーズの下げ止まりを長ーい目で待つのみ。新興には他にも良いものが埋もれてるかもしれないので、少し探してみます。



一方、中国株は576ジャージャンに決算延期ニュース。やや不穏な空気を感じたのと、あまりにも上海が過熱してるので一旦外したけど、結局先日何事も無く決算発表されました。ただ再び入るかは悩みどころ。急ぐ必要もないか・・・?



先月から気になっていたキャッシュポジションの少なさが9944インパクが出口に達したのと中国株の利確で、ほぼ落ち着きました。今後は少し様子を見ながら、中国の暴落待ちを基本的にして、買うにしても良いものを厳しく限定して行こうと思ってます。


あわてるとうんこ踏みそうなので、注意が必要です。



2007/04/24

個人投資家の合理的な戦略とは


藤沢 数希

なぜ投資のプロはサルに負けるのか?― あるいは、お金持ちになれるたったひとつのクールなやり方


を読みました。



読了後にふと思ったことを書いてみます。


「なぜ投資のプロがサルに負けるのか?」を要約すると、優秀な頭脳と莫大な資金を持つプロ達が市場にわずかに存在するミスプライスを日夜しのぎを削って見つけようと努力しているので、ほぼミスプライスは起こり得なく、そのため市場はほとんどの人が考えるよりずっと効率的であって、知識も資金も僅かしか持たない個人投資家がミスプライスを発見できるような可能性はほぼ無く、結局コストの安いインデックスを売買することが最も合理的な資産運用方法なのです、と書かれています。



ここでふと思ったのは、それなら小型株で流動性の極めて低いようなプロが入ってこない銘柄だったら、ミスプライスは起こりうるのでは?ということ。そしてそのミスプライスを他の個人投資家よりも早く見抜き、投資すれば運用成績は上がるのではないか・・・という考えです。



しかしここでひとつ問題があります。それはそもそもミスプライス銘柄の株主はそれがミスプライスと見抜けないために株価がミスプライスしているわけであって、結局分っている人たち(=プロ)が入ってこない以上、それは安値放置されるだけで、価値と価格が収斂することはないのでは?と言う問題です。つまり、いわゆる「万年バリュー株
」というやつです。



しかし私は思いました。では、バリュー株にプロが参加してくるきっかけは無いのだろうか?と。



そう考えたとき、ひとつのシナリオが思い浮かびます。
それは、最初は小型で流動性も低く割安に放置されていた銘柄が順調に成長していき、ある程度の時価総額を超えたあたりから一気にプロがなだれ込み、価値と価格が収斂し、暴騰する、というシナリオです。



つまり個人投資家は「小型で流動性も低く割安に放置されているが、成長性が期待できる株」を仕込み、プロより唯一アドバンテージのある「時間」を最大限行使して企業の成長を待ち、プロの資金流入が来たとき利益確定する、というのが個人投資家の最も合理的な投資スタンスなのではないでしょうか。



さらにこの投資スタンスのすばらしいのが、世の中のためになると自分が思う企業の成長を応援しつつ、儲けるという、非常に価値のある、「本質的な投資」であることです。



さて、じゃあ「小型で流動性も低く割安に放置されている株」がどこにあるかと言うと・・・昨今暴落している新興市場に今なら埋もれている可能性が高いです。

2007/03/31

成績履歴更新

収支は1割くらい減りました。



今月始まってすぐに上海発の世界大暴落がありました。私は中国株と日本株で半々でポジションを持っていたので、まずH株の暴落がクリーンヒット。そして暴落はDAX→NY→世界を1週してきて日経大暴落でこれまたクリーンヒット。


この時点で先月末から約1,000,000の含み益が飛びました。



下がってしまったのはしかたないので、安いところを576ジャージャンを5万ドルほど拾いました。幸運なことにその後は大分戻してます。


日本株は先月から気になっていた3053ペッパーを300万くらい購入。これは2年以上の長期で望みます。



今後の相場はアメリカの景気次第という感じなので、キャッシュポジションを増やしておいて次の不況まで待つのも一手だとは思うのですが・・・そこまで待てない性格。株の比率はこの辺でほどほどにしておいて貯金に励むのが正解なような気がしますが、いいのを見つけると買っちゃいそうです。



2007/02/25

成績履歴更新

先月に比べると少し増えました。今月の相場環境は下がりそうで下がらない感じでしたね。
日本株が予想以上に強含みなのが意外でしたが、9944インパクを結構がっつり持っていたので恩恵にあやかることができました。


あとSANKYOを急落で拾ってみたのですが、いまいちな動きをしています。これはまずったか?下方修正発表の2週間前に謎の急落とかしてたし・・・インサイダーですか?



そして新興銘柄で購入検討中の会社があります。時価総額が小さいので危険なのですが、私の好きな「成長株を普通の値段で買う」というのに合致してるのでもう少し調べて良さそうだと思ったら買ってみます。



では今月はこの辺で。



2007/01/28

成績履歴更新

今月の資産は微増しました。


先月、中国株は相場の終焉かも・・・と書きましたが見事にその通りになりました。最後に大きく値を飛ばして、その分はすっかり消えてしまいました。


ただ、その後暴落したわけではないので次の波がくるまでジッとホールドでいいんじゃないでしょうか。基本的に中国株は下がったら買いでいいかと思います。


個別株では203デンウェイを3.5HKDで売りました。これはあまり長く持つことに魅力を感じなくなったので。



為替は、119円で少し調整があると思っていたのですが、そのまま上に行きましたね。特にドル買いはしていなかったのですが、HKDで持っている資産があるので含み差益がでました。



日本株は3302帝国繊維が急落したので試しに521円で買い、2週間くらいしたら547円になったので売りました。これはお遊び取引でした。その他は売買なし。



中国がひと段落してしまったので、来月の損益を大幅に伸ばすのは難しそうです。評価損の発生も視野にいれつつ慌てずじっくりやって行きます。



2007/01/14

9944インパクト21買ってみた

半分しか買っていなかったのですが、上に逃げられてしまいました。


この会社はポロ・ラルフローレンの販売をライセンスを受け日本で行っている会社です。


目立って成長性や収益性があるわけではないですが、時価総額が400億そこらで現金を250億程度持っており、事業もわりと景気の影響を受けずに安定しています。これは扱っているのがブランドであることと、既に築いた営業基盤によるものと思われます。

最近は米国からの要求に沿った営業戦略がいまいちだったようでここ1年くらい売られてたみたいですが、これも見直しが進んでいるようですし、ここらが底かと思います。うまくいけば3割くらいの営業利益の増加は期待できそうです。


配当利回りが3%程度あり、成長はしないのですがその分きちんと配当をしています。
成長しないなら配当しろ!というファイナンス的にもっともなオペレーションも納得できます。外国株主が多いからですかね。


ということを総合して今は割安と判断して、3000円目標で6ヶ月-2年くらいのスパンで持ってみることにしました。


こういう株がいつもあるといいなー。



2007/01/04

4つの層

人が社会に価値を提供しようとする時とりうる立場は4つあり、それぞれが層をなしています。


一つ目は体を使って労働力を提供する層。パートやアルバイトの層です。
二つ目は頭を使って稼ぐ層。オフィスワークなどを中心にした正社員層です。
三つ目は人を使って稼ぐ層。正社員達を使って稼ぐ人達で企業の経営者などです。
そして四つ目がお金を使って稼ぐ層で投資家などです。経営者を見抜き、これぞと言う人にお金を託し、稼いでもらい、リターンを得る人達です。


社会が成り立つためにはこれらの全ての層が必要です。どれかが欠けたことを想像してみてください。どれひとつ欠けても社会は回らないのが分ると思います。ですので全ての層に価値があります。
そして自分がどの層で社会に価値を提供するかは、自分が決める問題です。


ところで複数の層を経験した人ならなんとなく分ると思いますが「見える景色が違う」と言い表されるように各層ごとに価値観が大きく違います。


あなたは今どの層に属していますか?今の仕事や生活に満足しているならばそれはたぶん自分の資質としての層と、実際に自分が現在置かれている層が一致してるんだと思います。それは幸せなことですから大事にしてください。


逆に自分は周りとなんか価値観の違う、と苦しさを感じている人がいればそれは自分の資質と現在置かれている層が合っていないのではないでしょうか。自分に合わない層にいると大きな違和感があり苦しいものです。


その場合は自分に合う層に移動するために努力するしかないですね。
ですが、私は時間が経つにつれ人は自分の資質に合う層に自然に収まっていくものだと思っています。
その層にふさわしい資質があれば、その層に移動できる可能性も高いからです。