2015/03/31

30代で課長にもなってないリーマンはもうダメです


最初に以下に該当する方。

  • 今のお仕事を楽しんで出来ている方
  • 順調に島耕作コースを進撃中の方

これ以降は無駄な話となります。どうぞここでブラウザをお閉じください。
そしてその素晴らしい調子を出来るだけ長く保てればいいですね。


2015/03/28

2015年3月の投資成績と注目銘柄


資産は微増。大型の利益確定があったもの米株の不調でかなり相殺される結果に。

■投資履歴



上記の投資高はUSD・HKD現金以外の全ての金融商品を含みます(JPY現金も含む)。
各通貨合計の現金率(JPY+USD+HKD)は66.70%です

■最新の注目銘柄 
 
気に入ってるだけで必ずしも買ってるとは限らないのでご注意ください。

その銘柄ヤバイよ!という情報ありましたら是非コメントくださいませ。 



■コメント
今月のトピックは何といっても日本株。この前の記事に書いたダメ株が急騰したため、ついにオサラバすることとなりました。

最終結果は約5年保有して+9%でした。同期間に日経は倍以上になっているので全く満足いかない結果ですが根性でプラスでのエンディングです。


次に米国株ですが、かなり調子悪いです。インデックスが買値から2%程度上がっているのに対し、わがポートフォリオは-5.71%です。

まだ始めて半年しか経っていないルーキーなのでなかなか勝たせてはくれないですね。諦めるには早すぎますが、このまま数年経ってインデックス投資に切り換える事にならないように頑張りたいと思います。


最後に中国株ですが、これといって変化なし。期中にTVBが謎の急落をしましたが、現段階では戻しています。理由のニュースが出ないので多分どこかの誰かが売っただけでしょうが、中国株ならではのヤレヤレ感がします。
その他は売るものも買うものもないので、余っているHKDは早く金利が上がって定期預金でもしたいです。



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2015/03/24

不動産投資でバランスシート1億円

同僚が話をしたいというので、仕事帰りに焼き鳥店へ行くことに。

話を聞けばその同僚、かなり賃貸経営に入れ込んでいて既にタワーマンション1戸とワンルーム5戸を賃貸しているらしい。

そこまで手広くやっているとは思っていなかったので正直驚いて私は言いました
「えーすごい!それじゃバランスシートは1億は超えてるんじゃない?」
すると、ちょっと含みのありそうな顔をしながら同僚は頷きました。
続けて私は興味津々に聞きました。
「で、表面利回りはどの位なんですか?」
「4%くらいだよ」
「えっ、それじゃあほとんど手元に残らないじゃないですか?」私が不思議そうに言うと
「実質利回りは1%だけど、減価償却でサラリーマン収入の節税効果が35万あるのでいいんだよ」と落ち着いた様子で同僚は言いました。

これを聞いて、なるほどね~と思いました。賃貸経営の人は不動産を「準現金」のように捉えていて、買って人に貸して、その賃借人にローンの肩代わりをしてもらって、何年か後に手元に不動産が残ればそれでいい…という考え方なのです。

そして不動産ならではのメリット「借入」でレバレッジを目一杯かけ、出来るだけ早く物件を増やして行く・・・とロバートキヨサキの金持ち父さんにも書いてありましたね。

私は株の人だから、どうしても最低7%の利回りは求めてしまうクセがありますが、不動産は株のように1日で3割暴落して追証発生!のような事態はまず無いので、そもそもの考え方が違うのですね。

実際、売っている投資用不動産の表面利回りを見ても、いいとこ5、6%ですので、そのくらいで買う人が十分見つかるということでしょう。

しかし賃貸経営を実践しているなら、これだけは質問したかったので思い切って訊きました
「人口減で家余りは怖くないの」
「メインで取引してる不動産屋さんの話では、世帯数は増えているらしいよ」と同僚はまたしても落ち着いた口調で言いました。

人口減なのに世帯数は増えている?ということは、老人の独居世帯が増えているんだろうか・・・?

ふと脳裏に「証券マンに株のことを聞くなんて、散髪屋に行って、髪を切った方がいいかな?と聞くようなものです」というバフェットの名言が頭に浮かんだものの、そんなもんなのかなぁ…とも思いました。もののは言いようというか…。

その同僚は現在もタワマンを1戸、追加購入しようと検討中とのこと。

というわけで、私が二の足を踏んで実際に行動できなかった賃貸経営への道を、こんな近くにリアルに実現している人がいることを知って、なかなか新鮮な気分になりました。

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2015/03/21

年200万円

だいぶ前に不動産登記の用があり、近所の司法書士事務所に行ったときのことです。

中に通されてソファに座って待っていると、額入りの証書が2つ、デーンと壁に掛かっているのが目に入りました。見ると京都大学の卒業証書と司法書士試験の合格証です。「へー、この先生頭いいんだなぁ」と思いながら、眺めていました。

そして登記の話は無事終わり、家に戻ってから暇だったのでPCでネットサーフィンなどをしていました。そこでなぜか、先ほどの額縁がふと頭に浮かび、なにげなく司法書士の平均年収を検索してみたのです(←イヤらしい奴)。

すると、独立した司法書士の年収はかなり幅が広いものの、平均的には年収600万円くらいだそうです。

うーん、微妙な額ですね。今のサラリーマンの平均年収は400万くらいですから、その差200万円。
確かに高いと言えば高いですが、このセンセイがこれまでしてきた努力に思いをはせると、もう少し稼げてもいいような気がします。

なんせ、京都大学ですよ。平均的なコースでは遊びたい盛りの小学校4年生には塾に行きはじめ、卒業まで勉強勉強。うまいこと中学受験に成功してもまだまだ先があります。公立でやるレベルの内容は1~2年は早めに終わらせ、高3の年は完全に受験勉強だったことでしょう。

以前も書きましたが、東京大学や京都大学に入学するには高校入学後に平均4500時間の勉強が必要です。さらに司法書士の勉強も3000時間くらいが必要ですから、合計すると7500時間。
1日4時間休まず勉強しても5年以上もかかります。

そこまで頑張ったんだから、もう少し貰ってもいいんじゃないかと。
でも仮に独立せずにサラリーマンになって、まぁ世間的に良い言われている会社に就職したとしても、給料はやっぱり600万くらいだろうから、そんなもんと言えばそんなもんなのかもしれません。


一方私はというと、子供のころから勉強が大嫌いで、当然大学もFラン同然のところしか引っかかりませんでした。おかげで今になって英語で酷く苦労するハメになって後悔しているのですが、その大事な時間を何に使ったかと言うと株の勉強です。

といっても、好きで投資関係の本を読んだりネットで記事を読んだりしていたら、多分そのくらいは経ってしまったという感じであって、いわゆる机に向かってガッツリやるような勉強とは違います。それでも私はそれに1万時間はつぎ込んでしまったと思います。

しかしながら、今現在投資から上がってくる収益を考えると、多分かけた時間分の元くらいは取れたように思います。

みんながやる勉強ではなく資本主義の勉強をすることは、一般的ではなかったかもしれません。
が、だからこそブルーオーシャンだったのかな、と街を歩いていて司法書士事務所の看板をみつけると、ふと思うことがあります。


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2015/03/18

72の法則

「72の法則」というのを存知ですか?

複利で運用すると何年で資産が2倍になるかをザックリ計算する方法です。

方法は72を利回りで割るだけです。
例えば年2%の複利で運用すると、72÷2=36年で資産が2倍になります(大体ですよ)。

年6%だったら72÷6=12年で2倍になる計算です。

フェルミ推定と同様に正確に計算するよりも大体のスケール感のアタリを付けるほうが意味のある場合に向いています。

株では結構こういう場面は多いです。例えばニュースの1記事・四季報・ネット証券の銘柄基本情報のページだけをボーっと見ていても、常にこういう概算をするクセがついていると、良い銘柄を見た時に必ずピーンときます。

私はいつもぼーっとしているように見られているのですが、頭の中ではちゃっかりこんな計算をしています。

もっとも、その後エクセルで計算したり財務3表をじっくり見て、ああやっぱダメだ、となることが大概なのですが、とにかく全銘柄に対してこんなことはやってられないので、効率よく調査対象を減らす努力は必要なのです。

エクセルいらずで簡便に複利計算ができるので覚えておくと便利ですよ。



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2015/03/15

公益企業化する金融機関

金融機関は電気・ガスのような公共企業になるかもしれません。

2008年に起きたリーマンショックの反省から、世界は銀行に厳しい規制をかける方向に動いています。主な規制はバーゼルⅢとボルカールールです。

バーゼルⅢは金融機関に対して自己資本比率を7%以上に保つよう規制をするものです。これは市場に何か大事が起きても耐え抜けるように一定の体力を持つ者だけを銀行として認めよう、というものです。
これは2013年から19年にかけて段階的に導入されます。

一方、ボルカー・ルールは銀行が自己勘定でリスクテイクするのを禁止するルールです。
リーマンショックは銀行自らが自己資本で博打を打つことで過度に膨張した信用が、一気に萎んだことが原因のひとつでした。
こちらは2015年から運用される予定で、今後、銀行は伝統的な貸出業務以外は出来なくなります。
銀行の儲けのうち、証券取引などの自己勘定取引による部分は大きかったので、収益面ではかなりの痛手となります。

他にもあります。

現在はリスクフリーと見なされている国債についても、金利上昇時の損失を予想し、それに見合う引当の増加を求める案も上がっています。

実はこれをやられると一番困るのが日本の銀行で、一行あたり数兆円の資金調達が必要になってしまいます。邦銀は資産のうち国債の占める割合が大きいからです。こんな案が通ったら邦銀の増資は避けられないかもしれません。


ところでリーマンショックのような大惨事を二度と起こさないようにするには、実は二つのアプローチがあります。ひとつは金融機関を十分に小さく分割し、潰れても税金を使わなくてもいいレベルの規模に抑える規制をする方法。

もうひとつは、大きすぎてづぶせないなら、潰れそうになったら救済するかわりにガチガチに規制しよう、という方法です。

後者は社会主義そのものですが、バーゼルⅢもボルカールールもモロにこちら側の発想となっています。世界はこの社会主義的な方向を選択したようです。

これが何を意味するかというと、これからの金融機関は電力・ガス・通信のように公益企業化するということです。潰れないけどあまり儲かりませんよ、というわけです。

これは私のような配当重視の投資家にとってはむしろ朗報です。金融株は配当も高いので、配当投資としてはうってつけになるんじゃないでしょうか?

一方、利益率の高さを第一に見るバフェットなどからすると、外していきたいセクターでしょうね。

現段階では、まだ多くの人の中にリーマンショックの記憶が生きていて「金融機関みたいな胡散臭い銘柄を電力会社と同列に固い配当銘柄として見るなんて出来ない!」という感じだと思いますが、たぶん、私はそんな意識も今後十数年で変わってくると踏んでいます。

具体的な銀行名はG-SIFIs"Global Systemically Important Financial Institutions"というワードでググれば出てくる金融機関で、これらの銀行は政府保証がついたも同然です。



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2015/03/12

中国株はNY上場銘柄から選べ!


成長はしているけど、どうも信用のおけない国、中国。
この中国株に投資するには、NYで直接もしくはADRを上場している銘柄から選ぶのをお薦めします。

ADRとは「American Depositary Receipt」の略称で、日本語では「米国預託証券」と訳されています。

NYでADRを上場するには、”年次報告書(Form20-F)を含む米国証券取引法に基づく開示義務”があり、海外の株主及び投資家に対する適切な情報提供を求められます。

つまり、怪しい企業はそこで排除してくれるので、中国株の中でもこれらの銘柄はやや安心して投資できます。

NYに上場している代表的な中国銘柄は以下です

BABA    アリババ・グループ
CTRP    シートリップ・ドット・コム・インターナショナル
BIDU    バイドゥ
JD       JDドットコム
EDU     ニューオリエンタルエデュケーションアンドテクノロジーグループ 
HMIN    ホーム・イン・アンド・ホテルズ・マネジメント
VIPS    ビップショップ
CHL     チャイナ・モバイル
PTR     ペトロ・チャイナ
QIHU    チーフー・360・テクノロジー(奇虎360)
XRS     TAL・コミュニケーション・グループ

これらの中国株なら相当疑り深い人でも投資を検討してもいい銘柄でしょう。



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2015/03/09

カウンターパーティ・リスク

投資にはいろいろとリスクがありますが、普段あまり意識しないリスクとして「カウンターパーティ・リスク」があります。

これは取引していた証券会社が潰れて資産の一部が返ってこなくなるなどのリスクです。
最近スイスフランの上限撤廃でFX会社が潰れたりしましたね。この場合、顧客に有利なポジションが守られない可能性があり、こういうのもカウンターパーティ・リスクです。

ところで、このリスクを史上最大に取って大儲けした投資家といえば、何といってもジョン・ポールソンを置いて他にはいないでしょう。

ポールソンはリーマン・ショックのあった2007~2008年に、サブプライム担保証券のCDSを使って1年で2兆円近く儲けました。

CDS(クレジット・デフォルト・スワップ)は対象資産がデフォルトした時に、その損失分を補てんするためのデリバティブです。
ポールソンはサブプライム担保証券がデフォルトする方に全力で張って、勝ったのです。

ここでポールソンが凄いのは、究極のカウンターパーティ・リスクを取ったことでした。

CDSの売り手はAIGなどの保険会社でしたが、それが潰れて「ごめーん、保障する約束は無かったことにして~」となったらポールソンは大損する可能性もありました(これをポール損と揶揄されます)。

2007年当時、その確率は歴史上から見れば半々だったでしょう。
1929年に始まった世界恐慌では実際に金融機関が潰れました。一方、ソロモンブラザーズが倒産の危機にあった時はバフェットが救い、金融危機は免れました。

結果としてリーマンショックのときはAIGはFRBに救われて不履行は避けられました。そこまでリスクを取って稼いだ2兆円ですから、これは投機といっても尊敬に値するんじゃないですかね。

いざというときに一発で根こそぎ足をすくわれるのがカウンターパーティ・リスクの最も恐ろしいところです。
特に積立てで大量に保有することになりやすいインデックスのETFなどは、信託報酬の安さばかりに注目することなく、複数のファンドハウスの同種のETFに分散するべきでしょうね。


もちろん分別管理などの法規制はあるわけですが、いかんせん潰れそうな会社なんて何しだすかわかりません。経済事件の数だけコンプライアンスを守ってない会社があった、ということですからね。

具体的には、ブラックロック > SSGA > Vangard の順で分散保有すればいいんじゃないでしょうか。

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2015/03/06

ブランドこそ利益の源泉



以前、ユニチャームについてマミーポコが他のオムツより消費者に選ばれる理由がハッキリしなかったので投資を見送ったら、その判断が大失敗になった、という話を書きました。

これについて最近なにげなく読んだ本の中に、なぜマミーポコが選ばれるのか、その答えがありました。

マミーポコが強い理由、それは「ブランド」でした。

考えてみれば世間には業界2位、3位の商品と品質はほとんど同じなのに、なぜかその商品だけは高くても消費者に許されている商品があります

分かりやすい例では栄養ドリンクのリポビタンD。ファッションならルイ・ヴィトンやグッチ。ソフトウェアならAdobe・・・といった具合です。

消費者はこれらのブランドは高くても仕方ない、とプレミアム価格を特別に許容しています。

ブランドは各企業の継続的な努力の賜物で、投下したマーケティング費用、徹底したユーザーサポートによる評判、地道な営業活動など、一朝一夕には成しえないものです。

これによりブランド保有企業は適正な利益を享受できます。


また、ブランド価値は想像以上に株価に影響していることを私は今頃になって痛感していて、もっと早く気づけよ、と自分の無能さに辟易している所です。

逆に企業の不祥事でブランドが毀損すると、株価にはボディブローのように長期的に効いてくることを肝に銘じておくべきでしょう。最近ではマクドナルドがやってしまいました。

このようにブランドは大事です。少なくとも株価のバリュエーションやチャート分析より大事でしょう。なぜならブランドは利益率を押し上げるので、バランスシートもチャートも結果として美しくなるに決まっているからです。

ごちゃごちゃ金融工学の講釈を垂れる株オタクよりも、Appleやスタバが好きで単純にそういう銘柄でポートフォリオを組む素人のほうが株成績はいいかもしれませんね。

銘柄のスクリーニングをする時は、まずは世界ブランドランキングから入るという戦略も有りでしょう。


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2015/03/03

わが投資生活の最大の黒歴史:3053ペッパー





今日は私の株人生において最も忌まわしい思い出のトップに君臨し続ける3053ペッパーに登場して頂きたいと思います。

ペッパーで思い知ったのは次のふたつの事でした。

  1. 試し買いの株数は、その後2回ナンピン出来る程度に抑える
  2. 新興株・小型株には手を出さないか、通常より多く分散投資する

3053ペッパーは、低価格のステーキチェーン「ペッパーランチ」を展開する企業です。

私がペッパーに興味を持ったのはもう10年近く前の話です。
当時私は浅草橋の会社で残業漬けの生活を送っていました。そのため夜はいつも会社の近所で食べることになり、その中の一つがペッパーランチだったのです。

今だったら、あんな一見して成型肉だと分かるものは食べませんが、当時は若かったし、何よりアツアツの鉄板で焼いた肉をライス付きで1000円以内で食べられるということで、結構な頻度で通っていました。

その馴染みのあるペッパーが東証マザーズにIPOするとのことで、投資対象として見たのは自然なことでした。

そこで有価証券報告書を読んだところ、ペッパーはまだ小粒な会社なのに既に東南アジアに積極的に海外展開を進めていることが分かりました。それに鉄板を高速で加熱して提供する仕組みが特許になっており、堀も深そうに見えました。

さらに指標的にも割高では無かったので、私は「これは日本発のマクドナルドとまでは行かずとも、SUBWAYくらいにはなるかもしれない」と興奮し、当時700万円しかなかった投資資金のうち150万円も「大人買い」をしてしまったのです。

その後どうなったかと言いますと、株価はジリジリと下げ続けました。ところが下げれば下げるほどチャンスとばかりに私はナンピンを繰り返し、いつの間にかペッパーだけで350万円ものポジションを取ってしまいました。

小型新興株の一銘柄にこんな入れ込むなんて、もし有名インデックス投資家が聞いたら一発で心停止しそうな話ですが、当時の私は能天気にもペッパーが数年後に10倍くらい成長すると信じていたのでした。

しかしそれからも株価は鳴かず飛ばずで一向に上がる気配を見せません。含み損はついに精神的に耐えがたいレベルに達してきて、私の頭の中にはいつもペッパーがいる状態になっていました。

その時です!ペッパーがひとつのニュースをリリースしたのは。

なんと株主優待を新設したのです!
このニュース一発でペッパーは大暴騰しました。

私は当時、ガラケーで株価を見ていたのですが、表示をリロードするたびに5万円ずつ利益が増えていき、大興奮したのを覚えています。
そして結局その一日だけで、私のペッパー株は含み損から大幅な含み益へと大変貌したのでした。

私は有頂天になりました。そうかそうか、やっとみんな気付いたか!と感極まって泣きそうでした(というか、そもそも業績で株価が上がったわけじゃないので根本から間違っているのですが・・・)

それで、「ここは利確するところじゃ無いな!もっと長期的に利を伸ばそう!」などと信じられないような勘違いをし、鬼ホールドを決め込むことにしたのです。

しかしその直後のタイミングですよ、あれが起きたのは。あの有名な「ペッパーランチ レイプ事件」です。いや、もうこれには本当に頭に来ましたね。

このニュース一発で翌日のペッパー株は大暴落しました。
寄付きから売りが殺到し、やっと寄ったのは含み損で70万円以上の価格でした。私は泣く泣く「こんな気持ちの悪い会社の株とは一秒でも早くおさらばしたい」という思い一心でブン投げました。


こうして大損→大儲け→大損と、結局損して終わったのですが、今から思えばどこからツッコんでいいのか分からないほど色々とおかしい投資です。

とにかく新興株のように予想が難しい、というか、予測不可能な株でこんな大きな長期ポジを取ってはいけません。

そもそも、成長をする為にIPOしてまで資金を集めたのに、すぐにその資金を外部流出させる株主優待を新設する社長もおかしいし、それを好感して株価を買い上げる市場もおかしいし、それを見てアホールドを決めこむ私もかなりおかしい、という具合で登場人物にロクな奴がいないのです。

これを黒歴史と言わずして何と言うのでしょうか。

ただ、この失敗から全ての株投資に応用できそうな教訓を得たとするならば、試し買いは最終的に予想するポジションの1/4程度から入らなくてはならない、ということと、やっぱりスモールキャップは危ないので、通常より多く分散投資するという点ではないでしょうか。


P.S.
その後10年近くたった最近になって、同社は業績を大きく伸ばし、株価は上昇しているようです。
こんなこともあるのが株の面白いところですね。




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