2017/08/26

【タワマン】あんどん部屋


タワーマンションに実際に住んでみた感じをレポートするこのシリーズ。
書くのに全く時間がかからない割には結構読まれているので、また投稿します。

「あんどん部屋」とは窓が無い部屋のことをいいます。もともとは遊女屋などで、行灯や布団を収納していた薄暗い部屋のことだそうです。

最近のタワマンは内廊下であることが多いため、制約上どうしても あんどん部屋 を含む間取りが出てきてしまいます。

一戸建てが永らくメインだった日本人にとっては、窓無し部屋というのは風通しや部屋の明るさの面から敬遠されることが多いと思います。

私も昔はそう思っていたのですが、実際に住んでみるとタワマンと あんどん部屋 の相性は結構良い事に気づきました。

そもそも、タワマンは交通至便な立地に立つことが多いので周囲には騒音が多いです。
こんなとき家の中で静かなのは窓がない あんどん部屋 しかありません。

特に騒音が苦手な人は、夜ぐっすり眠るために あんどん部屋 はむしろ絶対必要でしょう。

また窓が無い部屋は集中するにも向いています。書斎にしたり、映画を見るAVルームとしてなかなか居心地がいいです。

というわけで、タワマンでは北向きが人気だったり、一般の住宅の選択基準とちがう流儀があるので、購入を検討している方は あんどん部屋のプランも選択肢から外さないほうがいいと思います。

2017/08/13

建値を忘れる一つの方法

「建値を忘れよ」とは昔の相場格言です。
自分が買った値段なんてミスター・マーケットは全く考慮せずに値段を付けてくるのですから、そんな事を気にしている暇があれば、さっさと売るか買うかでも考えた方がよっぽどマシということです。

この格言は現代のプロスペクト理論の主要な部分と同じだと思いますが、そんな理論を知る由もない昔の人が、とっくにそのキモをたった6文字でシンプルに表現し終わってるのは面白いと思いました。

しかしそれを聞いても、人間はそうそう実行できるものではありません。
これの対策としてQ先生が以前に何度も推奨していた、これまたシンプル極まりない方法が使えると思います。

それは「株が2倍になったら半分売って、残りはタダ株にして忘れしまいなさい」というものです。

そんなご無体な、と思いますが、確かに元をとってしまえば残りが仮に0になったとしても損はありませんので、保有する精神的コストは劇的に下がります。
ウォーレン・バフェットも株は1に損しないこと、2に1を守る事と言っていましたし、タダ株にすればこれも守れます。

ですが私のポートフォリオには簡単に2倍になるような銘柄はあまりなく、現実に2倍になったのはアリババくらいなので、さすがに今のポートフォリオを半分売って現金にするようなことは考えていません。

しかしながら、そもそも今のポジション量はリーマンショック以降に利確した範囲内レベルに抑えているので、ポートフォリオ全体がQ先生のいうタダ株と言えなくもない。


するとです、最近は本当に建て値を忘れてしまうんです。


つい先日買ったSOとNGGも、ガチでもう幾らで買ったのか今日思い出せませんでしたw
それで今日この記事を書いてみました。

タダ株にすると株を保有していることさえも忘れてしまえるというQ先生の教えは、どうやら本当のようです。

今は相場が好調ですから、たっぷり利の乗っている人はこの殿様モードに入れるチャンスともいえますので、いちどそんな視点でポートフォリオを整理してみるのもいいかもしれません。

2017/08/09

タワマンでペット戦争勃発

最近、私が住んでいるタワマンの管理組合議事録を見るのが楽しみです。

ことの始まりは、とある高層階の住人が2匹目のペットを飼い始めたらしいのです。

しかしマンションの管理規約でペットは1匹のみという規則がありますので、これが本当なら住人側の規約違反となります。

管理組合によると、この住人は2匹目を飼っていることが明白なため規約を守るよう再三にわたって警告したそうです。

一方、住人側はそんなものは居ない、の一点張り。

管理組合は防犯カメラなどを確認しているはずであり、まあ住人側が吹かしてるのだとは思うのですが、お互い金もスキルもある者同士なので、あっという間に弁護士や裁判所が登場する戦争状態にw

この試合経過が毎号の議事録でアップデートされており、あたかも連続テレビ小説のようで大変面白く読ませていただいています。

なまじ金もスキルもあると、無駄な意地とプライドで余計なエネルギーを使ってしまうものですね。