2017/04/30

2017年4月の投資成績と注目銘柄

4/30現在の投資基準価額は前月比-0.18%、バークシャー株は-2.72%でした。インデックスは日経が-0.34%、NYダウが+1.67%、ハンセン指数が+1.05%でした。

■投資履歴




【注】上記の「基準価額(USD建)」は配当再投資です。インデックスは配当を再投資しないため単純比較はできません。配当込のインデックスのパフォーマンスを知りたい方は非上場型のインデックスファンド等を参考にしてください。

【注】上記の投資高はUSD・HKD現金以外の全ての金融商品を含みます(JPY現金も含む)。

■最新のポートフォリオ


■最新の注目銘柄
気に入ってるだけで必ずしも買ってるとは限らないのでご注意ください。その銘柄ヤバイよ!という情報ありましたら是非コメントくださいませ。


HSBC Hldgs. plc (Hong... 0005

Hang Seng Bank 0011

Jiangsu Expressway Co... 177

Tingyi (Cayman Islands)... 0322

Television Broadcasts... 0511

Zhejiang Expressway... 0576

Tencent Holdings Ltd 0700

Huaneng Power Intl. Inc 902

China Mobile Ltd. 941

Calbee Inc 2229

X DBMSCIUSA 3020

Unicharm Corp 8113

SoftBank Group Corp 9984

Apple Inc. AAPL

iShares Barclays... AGG

American Express Company AXP

Alibaba Group Holding... BABA

Berkshire Hathaway Inc. BRK.A

General Electric Company GE

Gilead Sciences, Inc. GILD

Alphabet Inc GOOGL

Intl. Business Machines... IBM

Intel Corporation INTC

Johnson & Johnson JNJ

The Coca-Cola Co KO

Lockheed Martin... LMT

iShares IBoxx $ Invest... LQD

3M Co MMM

Microsoft Corporation MSFT

NextEra Energy Inc NEE

Northrop Grumman... NOC

Procter & Gamble Co PG

Southern Co SO

AT&T Inc. T

Taiwan Semicond. Mfg... TSM

Vanguard Long Term... VCLT

Verizon Communications... VZ

Exxon Mobil Corporation XOM

Mastercard Inc MA

Wells Fargo & Co WFC

salesforce.com, inc. CRM

SPDR S&P 500 ETF Trust SPY

iShares S&P US Pref... PFF

iShares Select Dividend... DVY

iShares Trust HDV

Nippon Telegraph And... 9432

East Japan Railway... 9020

Nissan Motor Co Ltd 7201

Nestle SA NESN

 
■コメント

今月の成績はほぼ横ばいでした。
北朝鮮とアメリカの緊張などがありましたが、蓋を開けてみれば先月の集計時の円レート1USD=111.34JPYから現時点で111.52とほとんど変化無しです。世間が大騒ぎしてもこんなもんです。

今月の投資行動は米ドルMMFの再投資のみで、積極的な売買はありませんでした。

ところでポートフォリオの円グラフを見ていて株の割合が減ってきたような気がします。おそらく配当などを放置していることや、最近の下がってきたIBMやベライゾンなどの影響でキャッシュ比率が上がっているのかも知れません。
下がった割合分だけでも何かに再投資していくのも悪くないかと思います。

そう言えばかなり前にアリババを買うためにPGを少し売ったのですが、こんなことでキャッシュ比率が上がって再投資するハメになるなら売るんじゃなかったと後悔しています。

2017/04/23

相場で大損して死にたくなったら

誰でもお金を損すると落ち込みますが、株の場合は額が半端ないこともあり、中には死ぬ人もいます。

私調べで恐縮ですが1000万くらい損すると首をつる人が出始め、5000万~1億くらいがピークになり、3億円以上になると逆に痛くも痒くもなくなるそうです。

3億円でユートピアになるのは「もう働いても絶対ムリだもん!返せないモン!」と開き直れるからだそうです。

まあ普通に考えたら死ぬくらいならバックレればいいんですけど、日本人はとにかく周りに迷惑をかける事にこの上ない心痛を感じるらしく、自分が死ぬ方を選ぶ人もいます。外国だと「借金=踏み倒すもの」というのがコモンセンスの国もあるようですが。

そこで今日は自分が万一そんな目に遭った場合に備え、バックレの心構えを記しておこうと思います。
もうすぐ5月で鬱になりやすい時期ですし、ブラック企業で仕事が嫌で死にたくなってる人も参考にして頂けたら幸いです。



まず知識としてぜひ頭に入れておいて頂きたいことがあります。それは人は「死んだら負け」ということです。

例えば交通事故であなたが死んだとしますと、普通たった3000万程度の賠償金で手打ちになってしまいます。

以前に「交通事故で人をひき殺すくらいなら、自分がひかれて死んだ方がいい」と言う人がいました。自分の命の価値がたったの3000万で清算なんて私だったら到底納得いかないし、どう考えても死んだ方が損だと思いますが、現実はそれで手打ちです。



また、例えば、仕事が嫌で首を吊ったとしましょう。はっきり言って、あなたが死んでも何事も無かったかの如く社会は動いていくでしょう。一般人の価値なんてそんなもんです。

これは裏返して言えば、仮にあなたが何も社会に貢献せずに生きて、社会のお荷物になったとしても、社会に与える迷惑もたかが知れているということです。

なので死ぬくらいなら気兼ねなく社会にお世話になりましょう!



あ、そう言えばブラック企業とかで自殺するような人に向かって「そんなにイヤなら辞めればいいじゃん」と軽く言う人がいますが、それは違います。追い込まれた人は判断力がなくなってしまって「ハイ」としか言えなくなったまま、死を選んでいるんです。
そういう時の心境は東洋経済のこのマンガが上手く表現してると思います。

そしてこれが大事な点なのですが、そういう極限状態で本当に恐いのは実は「何も怖くなくなること」にあります。この状態ではまるで近所のコンビニに行くくらいのノリで「ちょっと電車に飛び込んでみようか?」ということが出来てしまうんです。

だから、事前に「死んだら負け」という知識をインプットしておいて理性でブレーキをかけないと、ふっとした弾みで死んでしまいます。

この感覚をうまく表現するのは難しいですが、例えば車を運転していて、スピード感が無くなることはありませんか?
そんなに飛ばしているつもりはないのに、速度計を見ると120kmも出ていたとか。そしてそのスピードに対する恐怖心も無い時。

しかしその時、確かに車は物凄いスピードが出ているし、ちょっと壁にぶつかればそのままお陀仏なんです。

なのでそういう時は感性でなく、計器を信じて理性で行動を制しないといけません。


それに、とにかく日本人はみんなと同じことをするのが安心で、逆に誰もやったことが無いことをするこを極端に恐れますが、バックレなんてやった奴は沢山います。
こういう事を予め知っておけば、いざと言うときにやりやすいでしょう。

実際の実行時の注意点などは諸先輩方の経験談などを参考にしましょう。



そして辛くなった時、すべてから逃げ出して気楽に過ごす日々を想像してみましょう。雨上がりの日の花と草の匂いとか、子供のころから何も変わっていないのに気づきます。

そして社畜どもが退散したあとのガラガラの定食屋に入って頂くランチのうまいことw。

どうですか、一丁あなたも体験しませんか?

2017/04/14

四季報の情報

日本人の個人投資家にとって言わずと知れたバイブル、四季報。
四季報には無駄な情報は一切載っていません。

私も日本株がメインだった頃は必読の書でしたが、株を初めて最初のころは四季報のすごさが分かっていませんでした。
しばらくしたのち、これがいかに究極に情報を濃縮したすごい秘伝の書かということが分かりました。

たったの半ページに芸術的なまでに厳選した掲載項目、単位面積当たりの情報粒度バランス、絶対必要な定性・定量情報、テクニカル&ファンダの必要かつ十分な指標と、まさに磨きまくった情報で埋め尽くされています。

それなのに当時の私は、見るところと言えば業績の履歴とコメントの部分ばかり。資本移動や株主構成、資産系の指標などは読み飛ばして株を買うこともありました。

しかし繰り返し断言します。四季報には無駄な情報は一切載ってません!

もしあなたが四季報に載っているすべての情報項目に同じだけの価値を感じていないなら、そのスルーしてる項目が株価に与える意味を重点的にググって調べる事をお勧めします。
そこが自分の株知識の弱い所だと言って差し支えないと思います。

そこをクリアーしたら、あとは四季報をパラパラ見ているだけで、調べる価値のある会社とそうでない会社が仕訳できると思います。

男女が交際する時は、お互い1時間くらいで相手の顔とスタイルと言っていることで、付き合う価値があるかどうかをバーっと判断すると思います。株で言えばここまでが四季報の役目です。

そうして興味を持った会社に対して、あとは有報を読んだりエクセルでガリガリDCFするなりして深くお付き合いして、それで納得いったら一応最新ニュースをチェックして、チャート的な大安吉日にめでたくご成婚(株購入)となる運びです。

四季報は詳しく調べる会社を見つけるのに最も効率の良い本だと思います。

2017/04/12

中学生でも株で1億円!?テンバガー株

最近の記事で株価が10倍になるテンバガー株に触れたので、ここで一度テンバガーについて考えをまとめておこうと思います。今回は短期間(1~2年)で10倍になる株の話です。

テンバガーの王道は、まず最初はダメ株クソ株と過小評価されていた株にある日突如として目が覚めるような業績向上期待が集まり、バリュエーション調整が起きることから始まります。

うだつの上がらない株が成長株として認識されてバリュエーションが調整されると、適正PERが変化します。

すなわち普通の株はPERは15倍がいいとこですが、成長株なら30倍でも普通なので、業績は何も変わらなくても、期待だけで株価はまず倍になります。

そしてその後実際に業績が倍になると、2x2で株価は当初の4倍になります。

ここまでくると人気株になりますから、上がるから買う、買うから上がる、と必要以上に買われてさらに2倍~3倍、つまりテンバガー達成です。



これを掘り当てる私のアイデアは、自分の得意分野と株の知識の両方使って、初めて捕まえられるというものです。
ポアンカレ予想を解いた人のように、奇跡とは2つの分野が偶然にまじりあって起こるのです。

基本的に市場が気づく前に買わないといけないので、株オタクが毎日見てるような所に情報は落ちてません。

このブログを見に来るような株オタクな読者でも、株以外のオタクな分野というのがあると思いますので、そうしたジャンルでは一般の市場関係者よりも自分のほうがはるかに情報が早いはずです。

その中でこれはすごいと思うものを見つけたらチャンスです。初心者向け株本で、自分が好きな商品を作っている会社を買いなさい、とかいう話が載っていますが、それです。

しかしこれだけでは大儲けは出来ません。仮にそう思って先回りして株を買い付けたとしても途中で利確してしまい、ピークまでは持ちきれません。



ここからは少し株の知識が必要です。

その画期的な商品で、会社の利益がどの程度まで上がるのかを予想します。そしてこのくらいの営業利益だろう、というアタリを付けたら大体その十倍くらいの時価総額がターゲットになります。

あとはその時価総額を株数で割れば目標株価になりますので、最低限ここまでは我慢して持ち続けたいものです。実際には株価はオーバーシュートするのでそれ以上になると思います。

結構乱暴な目標株価の設定ですが、そもそもスタートが妄想の営業利益ですから誤差の範囲と言うものです。気にする必要はありません。

#ただ、ひとつだけ気を付けたいのは、ホールド中にちょっとでも前期比で成長率が鈍ったニュースリリースが出たら、それで一瞬で20%くらい株が下がったとしてもソッコーでブン投げて二度と近づかないことです。犯罪者みたいにノコノコ現場に戻ってくると捕まりますよw



最近だとミクシィとかガンホーとかの暴騰はスマホ中毒の中高生の方がプロの市場関係者を出し抜けた例かもしれません。

<参考:ミクシィのチャート>

<参考:ガンホーのチャート>

テンバガーは破壊力が半端なく、3回当てれば10万円が1億円になります。
株に年齢制限はなく中学生でも勉強して市場参加することは何も禁止されてませんので、さっさと1億円くらい儲けて有意義な20代を過ごしてください。

元中学生だったオッサンオバサンも次の暴落までテンバガーでも探しつつ、まったり過ごしましょう。ぼーっとしてなければ、他にもいろんな所にお金は落ちてるのに気づくものですよ。

関連記事:思い出の懺悔銘柄:2229カルビー
関連記事:思い出の懺悔銘柄:プロトコーポレーション

2017/04/11

配当株と無配株と税金

株には配当が出る株と出ない株があります。

しかし企業のフリーキャッシュフローは投資家に帰属するので、その会社が配当するしないに関係なく、投資家が得る価値は同じになります。

これを私の株の師匠が「配当とは自分の銀行口座から現金を引き出す行為」と表現してましたが、なるほど、まったくその通りです。

ただ、税のことも考慮すると配当はやや不利になります。

配当は税を強制的・定期的に払わされますが、無配の株は売るまでは支払いを引き延ばせます。
しっかり利益を出し続けている会社が無配ならば、株価は配当分をカバーする以上の速度で上昇していきます。

すると株をやっている限り損することはありますので、そういう時にたっぷり上がった無配株の一部を売って利益を相殺するような税の先送りが可能です。

その売る時に不景気や暴落で株価が下がってたらどうする!?という話もあるのですが、好業績の無配株は仮に途中で暴落とかがあっても、買値からすればまだ十分に高いことが多いんです。それに全部売る訳でもありません。

私は以前は高配当株は値下がりしにくいので、こちらの方がヤラレは少ないと思っていた時もありました。

しかし今は投資で生活する場合でも、ポートフォリオには高配当株にこだわらずBRKのような良い会社なら無配株も保有して、上がった株の一部を必要に応じて売却して現金化してもいいと思っています。

ただ資金量が少ない場合は一部売りできないし手数料の割合がバカにならないのでこの方法は使えません。

2017/04/10

思い出の懺悔銘柄:プロトコーポレーション

株の失敗を振り返るこのテーマ。
失敗には損する場合と儲け損なう場合があるのですが、今回は儲けそこなった話で4298プロトコーポレーションを取り上げたいと思います。

プロトは「カーと言えばグー」の中古車情報を取り扱う会社で、新幹線に乗っていると名古屋駅を出たすぐの所にでっかい看板があったので知っている方も多いんじゃないでしょうか。

私がプロトに興味を持ったのは十年くらい前だったと記憶しています。きっかけはスクリーニングでした。割と低PERでそこそこ安定して利益を出している会社を探していて見つけたのです。

当時の私はグレアムの本を読んで割安・安全域という点に結構こだわりがありました。プロトはそこまで割安ではなかったのですが、小粒ながらまぁいいセン行ってました。

プロトの仕事は当時コンビニなどに置いてあった分厚い中古車情報誌を発行することでした。雑誌は低価格で販売し、中古車店からの広告料を取るというビジネスモデルです。
その昔フロムAというリクルートのアルバイト雑誌がありましたが、それと同じビジネスモデルと理解しました。


というわけで早速株を購入したのですが、結局1年ほど保有して売ってしまいました。


理由は私が成長株と中国株へと興味が移ったことと、配当は出るものの当時の持ち株数では絶対額もたかが知れた額だったことですが、ぶっちゃけ言うととにかく退屈なつまんない株だったからです(笑)

ところが私が売った後、プロトは優良銘柄として投資雑誌などで度々取り上げられ、なんと株価は数倍~10倍近くになったのです!テンバガーですよテンバガー。まるで別れた元カノが芸能人になっちゃった時のような悲しみw。

<参考:プロトのチャート>

なによりイタかったのが、このプロトを投資雑誌で紹介してたのが、私も株の勉強に読んだ本「なぜか日本人が知らなかった新しい株の本」の著者の山口陽平氏だったことです。



著者の本を見て著者より先に見つけて買ったのに儲けそこなう事案の発生( ;∀;)

もっとも、プロトが上がったのは私が注目した割安さが見直されたのではなく、紙媒体だった中古車情報誌をネットでポータルサイト化していく戦略が評価されたからのようです。

IT化が成功すればコストが下がりますし、集客したアクセスで別のビジネスにもつながる期待もあったのではないでしょうか。



というわけで私が悔しがるのは筋違いなんですが、この時一つ思いついたのは、狙ってテンバガーを目指す場合の買い方のアイデアです。

テンバガー株とは目が覚めるような業績向上が必須条件ですが、一般に赤字の小型株などはとてもおっかなくて買えません。

割安株の株価は何もなければ下方硬直性があり、そこに成長性が加わると大きなアップサイドリスク(株の世界のリスクとは不確実性のことです)がつきます

ということは、割安な株の中で自分がオリジナルな成長ストーリーを持てるような株を見つけたら、損する可能性は限定しつつ、利益は無限大のオプションが目の前にあるようなものです。
こういう株なら買ってしばらく辛抱強く持っててもいいんじゃないでしょうか。

株で大儲けするには暴落時にガッサリさらう以外にも、通常時にテンバガーを掘り当ててもいいのです。次の暴落まで長そうだし読者の方もヒマつぶしにテンバガー探しなどはいかがでしょうか。

P.S.同じような経緯で、3302帝国繊維も私の懺悔銘柄です。。。

<参考:帝国繊維のチャート> 

#このテーマに関連する記事は思い出の懺悔銘柄 で検索してください。

2017/04/09

特定口座の源泉徴収あり・なし

今年も確定申告して還付されるお金が振り込まれる時期になりました。

私は昔は特定口座の源泉徴収は「無し」にしていて、最近は「有り」にしていますが、来年はまた「無し」に変えようかと思っています。

以前に無しにしていたのは、複数の証券会社を均等に使っており証券会社間での損益調整はされないためでした。

それをある時期に一つの証券会社にほとんどのポジションを移したので有りに変えました。

どちらにしても毎年確定申告はしていたので無意味と言えば無意味なんですけど、無しだとどうも税務署様は入念にチェックされるようで(私調べ)、それが鬱陶しくて有りにして放置してました。

しかしながらFFレートがここまで上がってくると、源泉で一時的にとられている税の運用機会損失が無視できない額になってきたので、また無しに変えようと思います。

ロックされている金額の金利分も還付されるという話も聞いたことがあるのですが、それは法人の話かもしれないし、どうせ日本の金利ベースでの計算に決まってるので、外国株メインの私にとっては困るのです。

外国株でもらった配当はドルで振り込まれますが、源泉で取られるはずだった税を納税時期までMMF等にいれておけば金利が付きます。

それが結構バカにならない額になりそうなので、年末までに忘れずに変更届けを出しておこうと思います。

これでお食事一回くらいは実質無料で頂けるかもしれません。リッツのイタリアンのマルゲリータが美味しかったので、このお金でまた食べたいです。自費で払うのは嫌ですから(笑)

2017/04/08

【書評】損する結婚 儲かる離婚

今日の記事は株には関係ありません。
長いし興味ない方ここでさようなら。




本日は株ブログでは老舗の金融日記の管理人による「損する結婚 儲かる離婚」を読みましたのでその感想です。



そういうのはアマゾンのレビューにでも書けば?と思うかもしれませんが、あそこは自由に書けない所ですしここで記事にしました。



さて総評ですが面白いエンタメ系の本でした。たった800円くらいですから価値は十分だと思います。

本書は主に2つのテーマで構成されており、日本の結婚制度においてお金がどのように流れるかを解説した前半と、生物学的な視点や日本と諸外国の現状を比較して日本の結婚制度の欠陥を説く後半部分からなります。

そして最終的に日本の少子化問題の根源はこの結婚制度の欠陥にあるとして、日本女性の「結婚して子供を産む」か「一生独身を通すか」の2択しかない現状に「事実婚」という第3の選択を著者は提唱します。



前半の詳細は結婚後うまく行かなかった場合、収入が多い側が大きな経済的ダメージを受ける事を著者の友人が3800万円も失ったケースなどを例に解説していきます。法的な結婚の義務を知るたびに結婚が恐ろしくなること請け合いですが、ケース自体が「年収何千万というサラリー」をもらう人に限定されるものであり、普通の人には無縁の話ではあります。

また内容自体はネットでも取得可能な情報ですが、弁護士の監修は受けているようなので、真偽不明なネット情報を吟味する手間を著者が代行してくれていると考えれば800円なんて安いものです。



後半の内容は事前にレビュー等で、著者がゆるやかな一夫多妻制と日本の女性に事実婚という第3の選択を主張しているらしい、と知っていましたが、まーたそんな綺麗ごと言って、本当は単に著者が中出ししたいだけちゃうのwと思っていました。

というのも著者は賛否両論の「恋愛工学」の提唱者でもあるのでセックスには困ってなさそうですが、どうにもこうにも中出しはだけは拒否される→何でだ?→そうだ、結婚しないと子供をつくってはいけないという文化が悪い!→これは本で正さなければ!と、どうせそんなこったろう、と思っていましたが、すみません、もっと真面目な内容でした。

著者は生物学的なファクト、近代に一夫一妻制が人工的につくられた経緯および女性にはむしろデメリットの方が多いこと、また槍と盾で戦争する必要のない現代では母系社会の方が優れている点、などにより一夫多妻制が人間にとって自然であると言います。

話は理路整然としていて、読み進めるうちに著者の主張以外に正解は無いのでは?という気になってきます。

しかしながら、じゃあ著者の言うとおりにしてみよう、とはなぜか思わないのです。そう思わせない何かがあります。

ここから先は単に私の著者のプロファイルになるのですが、おそらく著者は子供も結婚の経験も無いのではないでしょうか。違ったらすいません。

というのもどうも問題の解決策への思考ベクトルがずれている感じがするからです。

人は自分の記憶が始まるのは3歳くらいからだと思います。つまり生まれてから3年間、人は自分に何があったのか、何も覚えていません。

仮に兄弟を世話した経験があっても、妊娠発覚してから生まれるまでの10か月も加え、その間に親が自分に対してどんなことを考え、どう思っていたのかは知る由もありません。

人は親になることでそれを嫌でも実体験し学ぶので、親になるとちょっと考え方が変わってきますが、そうするとこういうベクトルでは物を考えないような気がするのですが・・・。



また本書では繰り返し男女平等が強調されていますが、そうすると一夫多妻で子供がたくさんできたら男性側が全部育児する可能性もあるのですが、そうなったら著者は一体どうするのでしょうか。

とにかく、もし著者が未婚だとすると、結婚も離婚も経験が無いわけですから本書は結婚と離婚のごく一部の表面上の顔を取材で紹介したエンタメよりの本になります。

私の株の師匠がよく経営の経験がない大学の経営学のセンセイのことを「AVを1000本観た童貞」と表現していましたが、ちょっとそれに通じるかも。

この予想が大ハズレで、実はよくある「私の友人が~」という話は大抵お前の話だろ!と同じく、本書に出てくる大損した友人とは著者自身で、実は結婚してて何人も子供がいて婚費で死んでる、とかだったら大変親近感が湧いて面白いのですが。



話をもとにもどします



本書の実用ケースは配偶者が年収1000万以上のフロー所得者であり一般人には無関係ではありますが、読み物としては大変面白い雑学系のネタ書籍でした。

著者のブログにも全の記事はネタであると注記されていたし、著者は言った通りのことをする正直な方だと思いました。

一方、ネタとはいえ著者が提唱する社会は正しく理想的である部分も多いと思います。実際、諸外国ではそれに近い社会が問題なく稼働しており人口も増えてきています。結婚というツール自体も著者がいうようにデメリットもあります。

しかし私は常々思うのですが、社会の変化には連続して変化できるものと、不連続なものがあるのです。

不連続なものとは、例えば日本の左側通行の車を欧米のように右側に変えよう、というものです。

こういうのはある日を境に一気に変えないと出来ません。2~3年かけて徐々にやろうとしても出来ません。日本における結婚制度もこの類じゃないでしょうか。

私がいつも見てるTV番組のWBSでもコメンテーター達はよく「労働の流動性が大事」と言います。確かに正しく理想的なんですが、それ、不連続なんです。
なので、こういうのを聞くと私はいつも例の「AVを1000本観た童貞」説を思い出します。

とはいえ、著者は非常に頭脳明晰でツイッターではいつも新しい視点を楽しませてくれており、これからも活躍を切望します。

また、ぜひその頭脳を維新、敗戦に続く次の日本のメジャーアップデート時に向けて、実際に手を動かす船中八策を練るブレーンとして役立ててほしいと願っています。

投資生活ブログは金融日記を応援しています。


関連記事:保育園落ちた→日本、本当にありがとうございました
関連記事:結婚相手という銘柄選択

2017/04/04

PERの評価は難しい

PERは確か私が最初に覚えた指標でしたが、知れば知るほどこの数値の評価には手を焼いています。

まず詳しい根拠は割愛しますが、事実としてPERの標準は15倍くらいです。これは他に特筆することのない会社でしたら、これくらいなら正当という基準です。

しかし実際には全く特筆することのない会社というのは無いので、PERが40倍だから割高だとか、8倍だから割安だとか、そういう事は一概に言えないのです。

例えば40倍でも業績がどんどん上がっていればフェアバリューですし、逆なら8倍でも割高だったります。

ちなみにそういうのを補正するためにPERを成長率を割ったPEGレシオという指標もあり、例えばPER20倍で成長率20%なら1.0で普通だ、とかいうふうに使います。

でもこれでPGやKOを見るとは3.0以上もあります。じゃあ割高なの?というと、またまたそうとも言えません。

そういうキャッシュフローが安定している会社は株の中でも債券に近い(=リスクプレミアムが低い)ということでその程度は良しとされたりします。
例えばリスクプレミアムがゼロでリスクフリーレートが2%なら、PERは50倍でも標準的です。

結局、PERの妥当性を判断するには事業の定性分析に加えて周辺2~3年の定量分析も必要になり、それなら最初から有報でも読めば?という話になってしまいます。

唯一、市場全体のPERというのはそういった個別企業ごとのデコボコがインデックスのようにならされて、相場全体の割高割安の判断には使えそうです。

しかしそれでさえリーマンショックのような異常時には全企業の業績が悪化して非常に数値が高くなるので、そういう時はまた別の価値基準でみなくてはいけなかったりします。

このようにPERを判断するには考慮する点が多くあります。

よしんば考えられる点は全部考えて、やはりこれは本当にPERが低いのではないか?と思っても、最後にはまだ「それは市場のみんなが知っていて自分だけが知らない事があるんじゃないか?」という疑惑が残ります。

私がIBMを買った時もそうでした。
バフェットが買った後もずんずんと売り上げと株価は下がっていて、PERは10倍を切っていました。当のバフェットもIBMへの投資は失敗になる可能性がある、とか言い出してました。

しかし、EPSとDPSの差を見たらまだ増配余地は大きかったし、なによりIBMはこんなピンチは過去100年に何回も乗り越えて来たはずじゃないか、それに最悪あのバフェットよりも安い価格で仕入れるんだから、俺が損した時はあの爺さんも大損だし!買うか!と何の根拠もなく購入しました。

このようにどんなに安くても売買判断とは最後は結局は何の根拠もない「思い込み」になるので、私はPERを手掛かりにバリュー投資をするのは今だにモヤモヤした部分が残るのです。

関連記事:PER30倍は割高ではありません。
関連記事:IBM から配当金
関連記事:30年後も通用する事業

 

2017/04/03

30年後も通用する事業

株式で長期運用する際に保有株の事業が継続するかどうかは重要なチェック項目です。
しかし未来のことは分かりませんので、私はヒントとして30年前のことを思い出して今と比較してみることがあります。

今から30年前の1987年はどんな世の中だったでしょうか。

時代はバブル絶頂の2年前で、街ではコギャル(死語)がポケベル(死語)のメッセージをキツツキみたいに電話ボックス(死語)で連打してました。達人にもなるとすごい早さでビビりまくりでした。

そういえば町じゅうの公衆電話(死語)には電話帳(死語)と言われた分厚い雑誌が置いてあり、数万人分の個人名と住所、電話番号が載っていました。
もちろん女性のデータもばっちり載っており、今のフェミニストが見たら発狂するかもしれません。

翻って今はどうでしょうか。コギャルはJKとなって健在ですが、ポケベルも電話ボックスも電話帳もスマホの中に入って全部無くなってしまいました。

一方、まったく変わらない景色もあります。例えばマクドナルドでハンバーガーとポテトを食べながらコーラを飲む姿は変化ありませんし、ディズニーランドも盛況で変わりません。

他にも思い出すといろいろ懐かしいですが、当時を知らない人の場合はどうするかといいますと、その時代の映画などを見てみてはどうでしょうか。

バック・トゥ・ザ・フューチャーなどちょうどその時代に当たりますので、鑑賞して過去にタイムトラベルしてみると面白い。

そして映画の中にあるものを今と見比べるのです。するとペプシなど、ローテクなものはあまり変化ありませんが、テクノロジー関係は大きく事情が違うことが分かります。
現実が映画を追い越しているものもあれば、いまだ実現していないものもあります。

このようにハイテク関係の事業というのは非常に将来予測が難しく、衣食住に関するベーシックな製品はあまり変化ありません。

という訳で、株を買うなら消費やエネルギー、公共セクターなどが安心と言えるのですが・・・ここで終わらず、もう少し思考を続けます。

例えば、そんな強烈に変化する事業環境の中にあるハイテク企業において、数十年もサバイブして利益を出し続けているIBMのような会社もあるのです。ある意味こちらの方がすごいとも言えます。

そういう会社は時代に対応するDNAを持っている可能性が高く、しかもローテクよりも利益率が高いので、見つけ次第しっかり拾ってウォッチリストに入れるようにしています。


P.S.歌詞に「ポケベルが鳴らなくて」とか「ダイヤル回して」とか入ってる歌を今聞くと失笑ものですね。

2017/04/02

タワマンの近所付き合い

タワマンの住み心地をレポートするこのシリーズ。永らく中断してましたが、結構見られているようなので継続します。

さてタワマンの近所付き合いですが、ほんと、無いです。
引越し前は入居後に上下左右くらいは挨拶に行こうかと思っていましたが、なんていうか、そういう雰囲気じゃないんです。偶然会ったときは挨拶くらいはしますが・・・。

ホテルに泊まった時、わざわざ隣上下の部屋に挨拶に行かないですよね?そんな感じです。

そんな希薄なコミュニティをサポートするためか、居住者専用のネット掲示板があるらしいのですが、ああいうのはどうせ炎上するでしょうし、どうでしょうね。

どうせ釣るオッサンと釣られたオバサンの罵り合いになってそう・・・と思いつつ、今回の記事を書くために試しに覗いてみたところ、なんと全く書き込みがありませんでした。住民完全スルー(笑)

という訳で、タワマンでは本当に近所付き合いは希薄です。

これでは災害時などには困るでしょう。避難訓練もないですし。
というか、本当は法令で避難訓練が義務付けられているようで、一度↓のお知らせが入っていました。

当マンションには非常に多くの居住者がおり、一斉に訓練されますと混乱が予想されるため本通知を持って各自で訓練されることで避難訓練と代えさせて頂きます

訓練とは災害時にその「住民が一度に避難して大混乱」に備えるためにするものだと思うのですが。。。

それともタワマンでの災害は各部屋ごとに順番に時間をずらして起きるのでしょうか(笑)

これでは実際の災害時には死人が出るやもしれませんので、私はせいぜい死なないように災害イメトレでもしておきたいと思います。