2017/04/10

思い出の懺悔銘柄:プロトコーポレーション

株の失敗を振り返るこのテーマ。
失敗には損する場合と儲け損なう場合があるのですが、今回は儲けそこなった話で4298プロトコーポレーションを取り上げたいと思います。

プロトは「カーと言えばグー」の中古車情報を取り扱う会社で、新幹線に乗っていると名古屋駅を出たすぐの所にでっかい看板があったので知っている方も多いんじゃないでしょうか。

私がプロトに興味を持ったのは十年くらい前だったと記憶しています。きっかけはスクリーニングでした。割と低PERでそこそこ安定して利益を出している会社を探していて見つけたのです。

当時の私はグレアムの本を読んで割安・安全域という点に結構こだわりがありました。プロトはそこまで割安ではなかったのですが、小粒ながらまぁいいセン行ってました。

プロトの仕事は当時コンビニなどに置いてあった分厚い中古車情報誌を発行することでした。雑誌は低価格で販売し、中古車店からの広告料を取るというビジネスモデルです。
その昔フロムAというリクルートのアルバイト雑誌がありましたが、それと同じビジネスモデルと理解しました。


というわけで早速株を購入したのですが、結局1年ほど保有して売ってしまいました。


理由は私が成長株と中国株へと興味が移ったことと、配当は出るものの当時の持ち株数では絶対額もたかが知れた額だったことですが、ぶっちゃけ言うととにかく退屈なつまんない株だったからです(笑)

ところが私が売った後、プロトは優良銘柄として投資雑誌などで度々取り上げられ、なんと株価は数倍~10倍近くになったのです!テンバガーですよテンバガー。まるで別れた元カノが芸能人になっちゃった時のような悲しみw。

<参考:プロトのチャート>

なによりイタかったのが、このプロトを投資雑誌で紹介してたのが、私も株の勉強に読んだ本「なぜか日本人が知らなかった新しい株の本」の著者の山口陽平氏だったことです。



著者の本を見て著者より先に見つけて買ったのに儲けそこなう事案の発生( ;∀;)

もっとも、プロトが上がったのは私が注目した割安さが見直されたのではなく、紙媒体だった中古車情報誌をネットでポータルサイト化していく戦略が評価されたからのようです。

IT化が成功すればコストが下がりますし、集客したアクセスで別のビジネスにもつながる期待もあったのではないでしょうか。



というわけで私が悔しがるのは筋違いなんですが、この時一つ思いついたのは、狙ってテンバガーを目指す場合の買い方のアイデアです。

テンバガー株とは目が覚めるような業績向上が必須条件ですが、一般に赤字の小型株などはとてもおっかなくて買えません。

割安株の株価は何もなければ下方硬直性があり、そこに成長性が加わると大きなアップサイドリスク(株の世界のリスクとは不確実性のことです)がつきます

ということは、割安な株の中で自分がオリジナルな成長ストーリーを持てるような株を見つけたら、損する可能性は限定しつつ、利益は無限大のオプションが目の前にあるようなものです。
こういう株なら買ってしばらく辛抱強く持っててもいいんじゃないでしょうか。

株で大儲けするには暴落時にガッサリさらう以外にも、通常時にテンバガーを掘り当ててもいいのです。次の暴落まで長そうだし読者の方もヒマつぶしにテンバガー探しなどはいかがでしょうか。

P.S.同じような経緯で、3302帝国繊維も私の懺悔銘柄です。。。

<参考:帝国繊維のチャート> 

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