株は基本的に政策に沿って売買します。例えば日銀が2%のインフレ目標掲げててなかなか思い通りになっていませんが、だからと言ってこのデフレ脱却が失敗する方に大きくかけた取引はやめたほうが良いという事です。
これは以前Q先生のblogで見た話ですけど、Q先生が株で大儲けして雑誌で有名になった頃、税務署からいわれのないお尋ねが来たそうです。
Q先生としてはどこをどう考えてもルール通りにやってるのにイチャモンをつけるのはおかしいと秘書を通じて税務署に言ったら、税務署がじゃあ話を聞こうと言うので、どこで聴くんですかと聞き返したら、税務署でと言うんです。
それでそんな敵陣のど真ん中で何を話をしたって負けるに決まってるじゃないですか、とQ先生はその時点で諦めて税務署が言うがままに全額払ったそうです。
つまりルールを作る側(役人側)を敵に回してもいいことないと言う事ですね。
政策に売り無しも同じようなもんです。基本は長いものには巻かれろ。ホリエモンが1番残念だったところです。
世界レベルで言えばアメリカには逆らうなと言うところでしょう。
あの国が強いのはルールメーカーであることだと自分は思っています。負けそうになると自分に有利にルールを変えるんだもの。それじゃ負けっこない。
それがあの右肩上がりのチャートの秘密じゃないでしょうか。
この現状を打破するにはもう一回戦争やって勝つしかないんじゃないですかね。自分は死にたくないのでそれだけはやめてほしいですけどね。
日本の話戻って、そんな風に思ってるので今の状況なら自分は株や不動産はどちらかと言えばまだ上がる方向にかけますね。
不動産なんかこれだけ上がってまだ上がるんだろうかと自分でも思いますけど、そう思ってると1億のものが2億なってぶったまげると言うことが起こるんです。
その他にも、自分の持ってる株や事業に政府が嫌がらせをしてきたと感じたら、早めに撤退する勇気を持つことも大事ですね。
さて、こういう方針で今の株を考えると通信業界はちょっときついです。かなり政府が口出してきてますもんね。
私の持ってる株の中ではソフトバンクが当たりますけど、この株はサウジ問題も巻き込まれてて株価はひどいことになっています。
まぁ孫さんの事ですからソフトバンクKKはサクっと上場させて利益確定するだろうし、サウジのほうはアップル(アップルはビジョンファンドに出資済み)の追加出資とか、もしくはアップルつながりでバフェットに出資を取り付けた、みたいなサプライズ的な何かをするんでないの?などと勝手に楽観的に思ってますけどね。
大事なのは経営者自体が政策に逆らった経営をしていないかどうか。
その1点に疑問があればその株のホールドはためらいますけど、基本的に流れに沿った方向でやってれば今回のような感じで株価が下がっているときはむしろ買い時になるかもしれません。
会社が逆境に陥ったらまともな経営者なら何か考えて対策することでしょう。その方向が合ってればいいんです。
孫さんは球団買収の時も後から来て華麗にさらってきましたし、割とそういうのには長けているんじゃないでしょうか。