FIREを達成した管理人による思考の備忘録。著書『投資で「3億円FIRE」したぼくがすすめるたった2つのこと』
2015/09/14
投資のプレッシャー
投資を始めるにあたって、バーチャル取引で練習してもあまり意味がないと思います。
バーチャルで上手く出来たとしても所詮お遊びであって、実際にお金がかかった勝負とはプレッシャーが全く違うからです。
例えて言うならバーチャルは「地上1mでやる綱渡り」のようなもので、それで上手に出来たからと言って、ハイ、じゃあ次は地上100m行ってみよう!と言ったって出来っこないからです。
安全が保障された状態で出来るのと、落ちたら実際に死ぬというプレッシャー付きで出来るのでは大違いです。
プレッシャー付きで出来るようになるには、少額から始めて徐々にポジションを大きくしていくしかありません。
私の感覚だと高度1m=100万円くらいかなぁと思います。市場に1,000万円突っ込むときのプレッシャーは地上10mの綱渡り相当という感じです。
地上10mでも落ちたらタダでは済みませんが、これくらいなら初心者でもやってやれないことも無いでしょう。
しかしこれが1億円だと事情は大違いです。地上100mではもはや落ちる=死亡です。このプレッシャー付きで出来るようになるには相当な時間が必要です。
その前に、ここまで来るまでに実際に落ちて死ぬ人も多そうです。
そう考えると、投資だけで生活できる規模で株なりをやるには ひょっとしたら30歳くらいまでにやり始めないと間に合わないかもしれず、年齢制限は意外にキツいですね。
なので、よくTVで投資セミナーに来てるお爺さんお婆さんを見ますけど、やめておいた方がいいんじゃないかなぁ、と余計なお世話ながら思います。
だって60過ぎて100万円規模から徐々にやる時間はありませんし、かと言っていきなり1,000万規模でやって、もしヘマしたら命取りでしょう。
また、うっかりインデックスなんて買ったら下手したら増える前に死んでしまうし。
どう転んでもいいこと一つもないですもん。
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