日本人の個人投資家にとって言わずと知れたバイブル、四季報。
四季報には無駄な情報は一切載っていません。
私も日本株がメインだった頃は必読の書でしたが、株を初めて最初のころは四季報のすごさが分かっていませんでした。
しばらくしたのち、これがいかに究極に情報を濃縮したすごい秘伝の書かということが分かりました。
たったの半ページに芸術的なまでに厳選した掲載項目、単位面積当たりの情報粒度バランス、絶対必要な定性・定量情報、テクニカル&ファンダの必要かつ十分な指標と、まさに磨きまくった情報で埋め尽くされています。
それなのに当時の私は、見るところと言えば業績の履歴とコメントの部分ばかり。資本移動や株主構成、資産系の指標などは読み飛ばして株を買うこともありました。
しかし繰り返し断言します。四季報には無駄な情報は一切載ってません!
もしあなたが四季報に載っているすべての情報項目に同じだけの価値を感じていないなら、そのスルーしてる項目が株価に与える意味を重点的にググって調べる事をお勧めします。
そこが自分の株知識の弱い所だと言って差し支えないと思います。
そこをクリアーしたら、あとは四季報をパラパラ見ているだけで、調べる価値のある会社とそうでない会社が仕訳できると思います。
男女が交際する時は、お互い1時間くらいで相手の顔とスタイルと言っていることで、付き合う価値があるかどうかをバーっと判断すると思います。株で言えばここまでが四季報の役目です。
そうして興味を持った会社に対して、あとは有報を読んだりエクセルでガリガリDCFするなりして深くお付き合いして、それで納得いったら一応最新ニュースをチェックして、チャート的な大安吉日にめでたくご成婚(株購入)となる運びです。
四季報は詳しく調べる会社を見つけるのに最も効率の良い本だと思います。
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