投資家に「株とパチンコはギャンブル」と言うと気分を悪くするでしょうから、ここでは株は投資ということにしておきましょう。
では意外な視点かもしれませんが、パチンコは投資と言えるのでしょうか?
私は「個人レベルで儲かるかどうか」という点のみに着目すれば、投資と言えなくもないと考えます。
私も20年くらい前はずいぶんパチンコやパチスロをしてましたけど、パチンコでもボーダーを超える台しか打たなければ、期待値はプラスとなって安定して儲けが出るんです。
儲かるのになぜ辞めたかと言えば、パチンコはスケールできないからです。毎日12時間打っても、ならすと月20万くらいにしかなりませんでした。働いた方がマシです。
かといって人を雇って規模を拡大出来るような類のものでもありません。
逆に言えばスケール出来るならまだやっていたかもしれませんが、それが可能なら年金や銀行、保険会社もやってるかもしれません。
儲けるという点のみに着目すれば両者のキモには共通点があります。
パチンコなら大当たりの快感を求めて、ボーダーを下回る台を打ってしまうことを我慢する自制心。株なら上がってる株を見て焦燥感にかられ、高値掴みしてしまうことを我慢することの自制心。
結局は大事なのは自制心であって、すぐ熱くなるタイプの人は個別株投資でもインデックス投資でもパチンコも、どれをやっても同じレベルのギャンブルにしかならないんじゃないですか。
株をやっている人のほとんどは、儲かればなんでもいいんでしょう?株は投資といいながら、やっていることはギャンブルにならないようにしたいものです。
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