米国は日本と違い、国民の間で株が資産形成の手段として定着しているので株が下がると国民は直接怒るし、国民を怒らせないように国も株が安定して上がって行くような政策を打ち出す。
そのため米株は上がる宿命ともいえるシステムが既に出来上がっていると言える。これは米株の魅力の一つだろう。
※ちなみに日本においても年金がさんざん株を買ってる以上ルックスルーすれば株で国民が資産形成しているのと同じだ。しかしほとんどの人はあまり意識してないのではないか。そのため株価とは自分の人生とは無関係なものという意識なんじゃないだろうか。
さて、すると米株のアキレス腱は何かというと高齢化だ。日本よりはマシなものの米国の高齢化も大概で、著者は高齢化によって米国人ベビーブーマーが老後資金を取り崩す(=株を売る)と買い手がいなくなり、形成したはずの資産も絵に描いた餅に終わる可能性を警鐘している。
この解決策として著者は中国やインドの発展により、それらの国の投資家が新たな買い手になると述べている。ようするに中国人やインド人が米ベビーブーマーのサイフだと。
とすると米株に傾倒気味の自分なども米ベビーブーマーのサイフなわけですねw
日本の30代~40代は日本の高齢者のサイフでもあるから、この世代の米株投資家はもれなく世界のサイフだと。大変だ。
さあここで嘆いてばかりではいけません。この状況を打ち破るのみならず、逆に自分にとってプラスのアクセルにする方法がないか、考えるのだ。
私も答えは持ってません。
NGG、WBK、
返信削除BTIは?